生のいちごが無くても、手軽にいちごの風味や香り、色味を出すことができるストロベリーパウダー。
いちご味のお菓子を作るときにあると便利ですが、置いていないお宅も多いことでしょう。
使用頻度も高くないので、わざわざ買うのももったいないですよね。
そんなときに、ストロベリーパウダーに代用になるものを知っておくと助かります!
そこで今回は、困ったときに役立つ『ストロベリーパウダーの代用品』についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ストロベリー(いちご)パウダーの特徴や代用品を選ぶポイント
ストロベリーパウダーとは、お菓子やデザートにいちごの風味などを与えてくれるいちごがベースとなっている食用の粉末です。
いちごの風味を出すだけでなくピンクから赤の色味を出すこともできるため、見た目を華やかにしたいときなどに使われます。
そんなストロベリーパウダーの代用品を選ぶときは、まずは「ストロベリーパウダーにどのような役割を求めているか」を考えてみましょう。
求める役割によって代用品を選ぶポイントが変わってくるからです。
「いちごの風味や香り」が欲しいのであれば、いちごがベースになっているものや、苺のようなフルーティーさがあるものを代用品に選ぶ必要があります。
「いちごのような赤い色味が欲しい」というのであれば、いちごがベースになっているかどうかに拘らず、赤の食紅などでピンクや赤色を付けるといいでしょう。
また、工夫次第でお菓子の生地やクリームなどに馴染ませることができるものであれば、代用品は必ずしも粉末である必要もありません。
ストロベリー(いちご)パウダーの代用品はこの6つがおすすめ!
①いちごジャム
食パンやスコーンに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたりと使い道が多い苺ジャムは、ストロベリーパウダーの代わりに使うことができます。
イチゴマドレーヌ(*^^*)
いちごパウダー無くて、ジャムでやった!
色が普通だ………
もっとピンクになるかと思ってた。
つぎこそ、ピンクにする💪✨#お菓子作り #お菓子作り好きな人と繋がりたい #お菓子作り好きな人とつながりたい #マドレーヌ pic.twitter.com/Ciq69encem— お菓子作り大好き💓 (@okasizukuriiine) 2017年4月1日
いちごジャムはしっかりといちごの風味や香りが生きているので、いちご風味のお菓子を作るときには持ってこいです。
いちごジャムを代用するときは、お菓子の生地やクリームなどに適量入れるだけでOKです。
ただ、いちごジャム自体に甘みがあるので、お菓子全体に使う砂糖の量は調整する必要があります。
②いちごシロップ
ジュースやカクテル、かき氷のシロップなどで活躍するいちごシロップは、ストロベリーパウダーに代わりに使うことができます。
いちごのしかくいケーキ(*´﹃`*)
いちごシロップと、いちごミルクでたべるとぜったい美味しい!
けどしません!
チートDAYにしよう! pic.twitter.com/NZ2KyCLqJ1— そら (@nyannkonoyun) 2019年5月15日
ただし、ここで言う「いちごシロップ」は市販のかき氷用のシロップ(氷みつ)のことではなく、自家製のものやかき氷用以外の市販のいちごシロップのことです。
かき氷用のものは甘みや色味はありますが、いちごの風味ではないので注意しましょう(色味だけ欲しいのであれば代用可能です)。
いちごシロップを代用するときは、お菓子の生地やクリームなどに適量入れるだけでOKです。
③フリーズドライのいちご
長期保存ができる上に、お湯を注ぐだけであっという間の元のいちごに戻るフリーズドライのいちごも、工夫次第ではストロベリーパウダーの代わりに使うことができます。
あと、ハーブティー&ケーキ頼んだ時にも付いてた『フリーズドライのいちご入りの桜のメレンゲクッキー』🌸
発色も良くて形も可愛いし、その上苺味で美味しいとか、、、好き過ぎる💕 pic.twitter.com/FklianFkz5— 葵 (@AOI_0120gazette) 2019年5月7日
名前のとおりフリーズドライとは、凍結乾燥されている食品のことです。
このフリーズドライ状態を活かすことで、ストロベリーパウダーに代用品を作ることができます。
フリーズドライのいちごを代用するときは、すり下ろしてパウダー状にして使いましょう。
④ストロベリーリキュール
いちごのみずみずしい香りと甘さが特徴的なストロベリーリキュールも、工夫次第でストロベリーパウダーに代わりに使うことができます。
ケーキ作りやっと終わった...
今年のバレンタインは女の子っぽさ、可愛さを出したかったからピンクや黄緑を使いました!
抹茶と苺とチョコレート 風味を出すために抹茶パウダーとストロベリーリキュールとオレンジキュラソーを使いました pic.twitter.com/oJmpP25qUo— れお (@twi_reo) 2017年2月15日
カクテルにも使われているお酒なのでお酒が苦手な人にはやや不向きかもしれませんが、お菓子作りに代用すると豊かないちごの風味を与えてくれます。
ストロベリーリキュールを代用するときは、お菓子の生地やクリームなどに適量入れるだけでOKです。
ただ、ストロベリーリキュールだけだと、いちごの色までは再現するのは難しいです。
色味も欲しいときは、赤色の食紅なども併用することをおすすめします。
⑤ストロベリーエッセンス
いちごのほのかな酸味と甘みを持っているストロベリーエッセンスも、レシピによってはストロベリーパウダーの代わりに使うことができます。
ほんの数滴だけでしっかりといちごの風味を出すことができる優れた代用品です。
シフォンケーキ焼けた〜ストロベリーエッセンス使ったんだけど、同じ場所にいるからかよくわからない(๑•﹏•๑*) pic.twitter.com/rMvjV1xC8v
— ゆきり (@yukirico) 2015年2月7日
ストロベリーエッセンスを代用するときは、アイスクリームやゼリーなど、なるべく冷たいお菓子に使うようにしましょう。
焼き菓子などに使うとせっかくのいちごの香りが飛んでしまうので注意が必要です。
⑥ストロベリーオイル
いちごの風味を出すための食用油であるストロベリーオイルも、レシピによってはストロベリーパウダーの代わりに使うことができます。
ストロベリーオイルを代用するときは、ケーキやクッキーなどの焼き菓子で使うのがおすすめです。
エッセンスと違って耐熱に優れているので、焼き菓子で使ってもしっかりといちごの風味が残ります。
まとめ
まとめ
✔ ストロベリーパウダーは、お菓子やデザートにいちごの風味や色味を与えてくれる製菓用の粉末のこと。
✔ ストロベリーパウダーの代用品を選ぶときは「いちごの風味や香りが欲しい」「いちごのような赤い色味を出したい」など、ストロベリーパウダーにどのような役割を求めているかを考えよう。
✔ ストロベリーパウダーの代用品は、以下の6つがおすすめ。
【いちごジャム、いちごシロップ、フリーズドライのいちご、ストロベリーリキュール、ストロベリーエッセンス、ストロベリーオイル】