【ウェイパーの代用品 5選】成分は!?シャンタンや香味ペースト・コンソメなど!

 

数ある調味料の中でも人気のウェイパー。

 

家庭で、チャーハンやスープ、炒め物などを作る際は、ウェイパーさえあれば味が決まってくれるのでとっても便利です。

 

ただ、便利な調味料だからこそ、あまりにも頻繁に使い過ぎて切らしてしまうことも多いはず。

 

カワルンちゃん
やばい!ウェイパーがない。どうしよう…

 

今回は調理中にウェイパーがない!なんて時でも慌てないように、ウェイパーの代用品をご紹介します。

 

ウェイパーの原材料と特徴

 

ウェイパーには、以下のような原材料が使われています。

 

原材料をチェック!

 

✔ 肉(鶏・豚・野菜)エキス

✔ 食塩

✔ 動物性油脂

✔ 砂糖

✔ 乳糖

✔ 小麦粉

✔ 香辛料

✔ 化学調味料 

 

一般的に中華料理の調味料として名高いウェイパーではありますが、中国で作られたものではなく、日本で作られた日本人のため(日本人の舌に合わせた)調味料となります。

 

特徴は、なんと言ってもその使いやすさ。

 

例えば・・・

  • 誰が使っても、プロが作ったような味を出せる
  • 半練りタイプなので、溶けやすい
  • 調味料を多数使わなくても、これ一つで「風味・コク・旨味」が出せる

といったような、使い勝手の良さがあります。

 

ウェイパーさえあれば、他の調味料がなくても何とかなる…これ一つあれば味が決まる「万能調味料」なのです。

 

ウェイパーの代用品はこの5つがおすすめ!

 

ウェイパーを切らしてしまったときに役に立ってくれるのが、以下に紹介する調味料になります。

 

珍しい調味料ではないので、普段から常備しているお宅も多いと思います。

 

カワルンちゃん
ウェイパーをまだ使ったことない方でも、これら調味料を使えばウェイパー風を味わうことができますので、是非試してみてください!

 

【ウェイパーの代用品①】味玉(ウェイユー)

ウェイパーと同一と考えていい商品なので代用品として使うことができます。

 

ただ、少し味にパンチが少ない感じになります。こしょう感が足りないといった感じなので、こしょうを足してみるといいかもしれません。

 

人によっては、ウェイパーはしょうゆベース、ウェイユーは塩味ベースと感じるようなので、好みも分かれるところ。

 

値段はウェイパーよりも安価です。

 

 

【ウェイパーの代用品②】創味シャンタンDX

 

旧ウェイパーがこの創味シャンタンDX

 

実は、元々これがウェイパーとして作られたという商品だったようなのですが、社内でのトラブルにより商品名が使えなくなり、「ウェイパー」「創味シャンタンDX」の2つに分かれたようです。

 

旧ウェイパーではあるものの、全く同じ味ではありません。どちらかというと、ウェイパーよりも少しコショウが強いといった感じの味わい。

 

どちらがいいかは好みによりますが、現ウェイパーの代用品として創味シャンタンDX(旧ウェイパー)を使うことは可能です。

 

 

 

【ウェイパーの代用品③】鶏ガラスープ

 

鶏がらスープだけでもウェイパーの代わりになります。

 

ただ、鶏ガラスープだけだと、ちょっとパンチが足りないかもしれませんので、少し工夫をして、ウェイパーに近づけましょう。

 

鶏がらスープに「塩少々、ニンニクや生姜、ネギ」などといった香味野菜を足していくとウェイパーに近い味を出すことができます。

 

メーカーによって鶏ガラスープにもいろいろな味がありますので、塩加減など調整しながら調整してみてください。

 

手間をかけることで、鶏がらスープが一気にウェイパー風に早変わりです。

 

 

 

【ウェイパーの代用品④】Cook Do香味ペースト

香味ペーストは、ウェイパーの原材料に似通った材料が使われています。

 

こがしにんにく油が入っているのでコクもありますし、特に何かを足さなくても十分ウェイパーの代わりをしてくれる調味料です。

 

チューブ入りで使いやすいですし、ウェイパーよりも安価で使いやすい調味料です

 

ウェイパーの値段が少し高めなので、香味ペーストを好んで使っている人も多くいるようです。

 

 

【ウェイパーの代用品⑤】中華あじ

 

オイスターソースやゼラチンが入っているので、ウェイパーとはちょっと違ってきますが、鶏・豚エキスが入っているので、味の方向性は一緒と考えていいでしょう。

 

ただ、どちらかというと鶏がらスープに近い味わいなので、塩加減などを調整しながら調理することをお勧めします。

 

中華味という名称ではありますが、やや薄味なので使いやすく、中華だけでなく、洋風・和風の料理に使えるのが中華味のいいところです。

 

 

 

ウェイパーの代わりにはならない調味料

 

人によって感じ方は様々ですが、やはり「これは中華の味ではないもの」を紹介します。

 

カワルンちゃん
工夫次第では代用品になり得るかもしれませんが、ちょっと難しいかもしれません。

 

①コンソメスープの素

 

ウェイパーの代用品として使う人も多いようです。

 

ただ、やはりコンソメはコンソメで、ウェイパーとは別物。似ているとは言えませんので、あまりお勧めできません。

 

ウェイパーは中華風。コンソメはどうしても洋風寄りになってしまうと思われます。

 

 

②チキンスープの素

 

こちらも、チキンスープはチキンスープです。

 

工夫しても洋風寄りの味になってしまうので、ウェイパーの代用品にはならないと考えます。

 

無理して使ってもよくわからない味になってしまうので、チキンスープしかないのであれば、いっそのこと中華料理は諦めて洋風料理にチェンジしてしまった方がいいでしょう。

 

ウェイパーは手作り(自作)可能なのか?

 

とても便利なウェイパーですが、ほかの調味料に比べて値段が高い点がネックです。

 

自分で実際に作ることができるのでしょうか?

 

ウェイパーの原材料を改めて確認すると・・・

肉(鶏・豚・野菜)エキス・食塩・動物性油脂・砂糖・乳糖・小麦粉・香辛料・化学調味料

上記の原材料を集めるのも難しいですし、その配合割合なども公表されていませんので、自作はきわめて難しいです。

 

しかし、原材料を見ていただけると分かりますが、先ほど代用品として紹介した『鶏がらスープ』と原材料が極めて近いことがわかると思います。

 

本物のウェイパーに限りなく近い味を出すには、自作で鶏がらスープを作ることが最善といえます。(もちろん市販の鶏がらスープのものもおすすめです!)

 

ウェイパーに鶏ガラスープの作り方

 

こちらの鶏がらスープはウェイパーだけでなく、ここからいろんなものにアレンジすることができます。

 

もちろん、市販の方が簡単に作れるが、自分で作るとまた一味違っておいしいものになります。

 

手作りの鶏がらスープの作り方をご紹介しますので、ぜひ挑戦してみてください。

【用意するもの】

・鶏ガラ 2羽分(冷凍であれば前日から冷蔵庫で自然解凍しておくこと)

・長ネギ 2、3本分(緑の部分)

・にんにく 1片(包丁で潰しておく)

・生姜 1片(スライスしておく)

・水 4リットル

手順(Steps to make)

1.鶏ガラは、流水で内蔵や血合いもきっちり洗い流しましょう。

2.鍋にたっぷりのお湯(分量外)を沸かします。

3.鶏ガラを入れ、表面が白くなる程度にサッとお湯にくぐらせてください。

※残った汚れと臭みを取ることができます

4.お湯にくぐらせた後、もう一度流水できれいに洗い流します。

5.きれいになった鶏ガラをカット(細かくせず、ざっくりと)。

6.鍋に水4リットルと、カットした鶏ガラ、潰したにんにく・スライス生姜・長ネギの緑の部分(切らすにそのまま)を入れ加熱、沸騰させてください。

7.沸騰したら火を弱火に。その後、灰汁を丁寧に取り除きましょう。

8.弱火にした後は、沸騰させないよう弱火で3時間ほど煮込んでいきます。

※水が少なくなってきたら、少しずつ水を足してください

9.3時間後、キッチンペーパーや布巾などをザルに敷いてスープをこし、鶏ガラスープの完成です。

 

まとめ

まとめ

 

 ウェイパーの成分・特徴には以下のようなものがある。

【肉(鶏・豚・野菜)エキス・食塩・動物性油脂・砂糖・乳糖・小麦粉・香辛料・化学調味料】

 

 ウェイパーの代用品には以下のようなものがある。

【味玉(ウェイユー)・創味シャンタンDX・鶏ガラスープ・Cook Do香味ペースト・中華あじ】

 

 以下に紹介するものは、洋風の味わいになるのでウェイパーの代用品としてお勧めできない。

【コンソメスープの素・チキンスープの素】

 

 ウェイパーに味が近い鶏がらスープを作ってみるのもあり。