【ハンバーグへの牛乳の代用 7選】そもそも必要?役割やおすすめの代替品を紹介!

 

ハンバーグを作るときって、牛乳が必要になってきますよね。

 

しかし、ハンバーグに牛乳を入れる役割を詳しく知っている人は少ないでしょう。

 

また、ハンバーグを作るために牛乳を使おうとしたら、「切らしてしまって、家にない!」ということもよくありますよね。

 

カワルンちゃん
やばい!牛乳がない。どうしよう…

 

今回は、そんな困ったときに役立つ『ハンバーグへの牛乳の代用品』、そして役割についてもご紹介していきます!

 

ハンバーグへの牛乳の役割は3つ!

 

何故、牛乳をいれるのでしょうか?

 

何も理由なく牛乳を入れているわけではありません。牛乳には牛乳のしっかりとした役目があるんです。

 

【役目①】臭みを消す

お肉の臭みを消すために牛乳を入れています。

 

これは、ハンバーグだけでなく、お肉全般に同様に言えること。

 

ハンバーグはひき肉に牛乳を混ぜますが、ステーキ肉など厚みのあるお肉は、事前に牛乳に漬けておくとお肉の臭みが消えておいしく焼き上げることができます。

 

【役目②】つなぎ

お肉だけではしっかりまとまらないので、牛乳をお肉のつなぎとして入れています。

 

ハンバーグには卵なども入れるので、牛乳だけを「つなぎ」としているわけではありませんが、つなぎの一つとして牛乳も役立ってくれているのです。

 

【役目③】お肉をふっくらジューシーに

お肉はそのまま使うとパサついてしまいますので、水分を加えパサつきを抑えなくてはなりません。

 

パサつかず、ふっくらとしたハンバーグに仕上げるためにも、水分の役目を果たしてくれる牛乳が必要になります。

 

また、牛乳にはお肉の繊維を壊して柔らかくする効果もありますので、ふっくらジューシーに仕上げる意図もあり、牛乳を入れています。

 

結局ハンバーグに牛乳は必要なのか?

 

 

お肉の臭みを消したり、つなぎの役目をしたり…いわば、万能調味料ともいえる牛乳。

 

牛乳一つで様々な役割を担ってくれるですから、とっても便利な食品です。

 

ということは、もう、牛乳なしではハンバーグはできあがらないのでしょうか?

 

いやいや…そんなわけはありません。

 

要は、牛乳の役割を代わって担ってくれる調味料が他にあればいいだけの話。

 

もちろん、牛乳があった方がいい場合もありますが、ハンバーグに必ずしも必要なものではありません。

 

意外と他の食品でも、お肉の臭みを取ることができますし、柔らかくジューシーに仕上げることだってできます。

 

牛乳なしでも、十分、立派なハンバーグが作れることができます。

 

ハンバーグへの牛乳の代用品はこの7つで決まり!

 

では、牛乳の代替品にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

代用品として基本的に全部で7つ、代用するときの分量も一緒に紹介していきます。

 

【ハンバーグへの牛乳の代用品①】水+片栗粉(小麦粉)

 

 

水は、牛乳と同量。

 

片栗粉(小麦粉)の量は、様子をみながら足していきます。

 

水+片栗粉(小麦粉)の場合、何となく一味足りないような仕上がりにあることがありますので、もしこの組み合わせで作るなら、ハンバーグにかけるソースをいつもより少し濃い目にするなどして調整しましょう。

 

【ハンバーグへの牛乳の代用品②】ヨーグルト

 

 

牛乳と同量で使います。

 

何となくヨーグルトというと「酸味」が気になる人もいるとは思いますが、ハンバーグを焼いているうちに熱で酸味は飛んでしまいますので大丈夫です。

 

同じ乳製品つながりのせいか、仕上がりは、牛乳とあまり大差ない状態にできあがります。

 

【ハンバーグへの牛乳の代用品③】豆腐

 

 

いわゆる「豆腐ハンバーグ」というやつです。

 

豆腐はつなぎの役目も果たしてくれますし、何よりヘルシー。

 

まろやかで口当たりの良いハンバーグができあがりますが、一つ注意点が…それは、事前に必ず豆腐の水切りをしましょう。しっかり水を切らないと、お肉が緩くなりすぎてしっかりまとまらなくなってしまいます。

 

豆腐を入れる場合の分量は、お肉と半々で使いましょう。

 

【ハンバーグへの牛乳の代用品④】長芋

 

 

合いびき300gに対し長芋約60gを目安に。長芋はおろして使いましょう。

 

長芋を使うと、それほど頑張って手で捏ねなくてもフワフワに仕上がってくれます。

 

「長芋はおろして使う」とは言いましたが、角切りにして入れてもOK。独特の粘りが角切りにしてもつなぎの役目となって、しっかりお肉をまとめてくれます。

 

角切りにすると食感も変わるので、いつもと違った風味のハンバーグができあがります。

 

【ハンバーグへの牛乳の代用品⑤】豆乳

 

牛乳と同量で使います。

 

料理によって「調整豆乳」「無調整豆乳」どちらを使うかで少々変わってきますが、ハンバーグのつなぎで使うぐらいの少量であれば、どちらを使ってもたいした変わりはありません。

 

牛乳よりも豆乳の方が、肉汁を逃さず中に留めてくれる効果が高い傾向にあるため、豆乳を好んで使っている人も多いようです。

 

【ハンバーグへの牛乳の代用品⑥】生クリーム

 

 

牛乳と同量で使います。

 

牛乳に比べると少し高価ではありますが、ふっくらジューシーに仕上がりますし、牛乳よりもコクが出て、いつものハンバーグがよりおいしくできあがります。

 

【ハンバーグへの牛乳の代用品⑦】マヨネーズ

 

 

お肉300gに対し、マヨネーズ大さじ1の割合で使いましょう。

 

マヨネーズ一つで「パン粉+牛乳」の代わりになりますので、もし、どちらも切らしてないようなら是非マヨネーズで作ってみてください。

 

マヨネーズも生クリーム同様に、コクが増してジューシーな仕上がりになってくれます。

 

 

最後に…代替品ではないのですが、何も入れないという方法も一つご紹介。

 

【裏技】パン粉のみ

 

 

卵やパン粉など、通常の調味料は入れますが、牛乳や牛乳の代替品となるような水分は一切入れないというもの。

 

外からの水分に頼らず、ひき肉自身の熱することで出てくる肉汁など、今ここにある水分や脂分をパン粉に吸わせて、その水分・肉汁を外に逃がさないという方法です。

 

「ホントにうまくいく?」と思われる方もいるかもしれませんが、案外うまくいくので是非試してみてください。

 

代用品を「水」「片栗粉(小麦粉)」にするときの注意点

 

牛乳を「水」で代用して、ハンバーグを作っている人も多くいます。

 

水分ですし、問題なく作れているのであればいいのですが、基本、水だけだと肉の油と馴染めないのでハンバーグの種が緩くなる可能性があります。

 

恐らく、水だけでは頼りないと思うので、この場合種が緩いようなら様子をみながら片栗粉か小麦粉を入れて硬さを調節してみるとうまくいきます。

 

反対に、水は入れないで片栗粉(小麦粉)のみの場合。これだと、今度は水分が少なくて種が固めに仕上がります。

 

種のまとまりは良いですが、焼くと硬くずっしりしたような感じのハンバーグに仕上がってしまいます。

 

カワルンちゃん
いろいろ好みはあるとは思いますが、ハンバーグ種は仕上がりに影響しますので、硬さに注意してみてください。

 

まとめ

まとめ

 

 牛乳の役割には、臭い取り・つなぎ・お肉を柔らかくするなどがある。

 

 ハンバーグを作る際、必ずしも牛乳が必要なわけではない。

 

 ハンバーグへの牛乳の代替品には、以下のようなものがある。

【水+片栗粉(小麦粉)・ヨーグルト・豆腐・生クリーム・マヨネーズ】

 

 裏技としてパン粉のみという方法もある。

 

 「水だけ」「片栗粉(小麦粉)だけ」では代替品にならない。