パイやクッキー、パンといった小麦粉のお菓子やパンを作るとき、そばやうどんを打つときにレシピの材料表に打ち粉と書いてあることがありますよね。

 

打ち粉というものをお店で探しても、打ち粉という名前では、基本売ってはいません。

 

「打ち粉なんてない!」「そもそも打ち粉ってなに?」と思う方も少なくないと思います。

 

カワルンちゃん
やばい!打ち粉がない。どうしよう…

 

そこで今回は、『打ち粉の役割や代用品』についてご紹介していきます。

 

困ったときにはぜひ参考にしてみてください!

 

打ち粉の役割や使い方とは?代替品を選ぶコツは?

 

打ち粉とは、クッキー、パイ、パン、うどんなどの生地をのばすときに、手や作業台、のし棒などに生地がはりついたりべたついたりしないように「ふるう粉のこと」です。

(※打ち粉は手粉とも呼ばれています)

 

打ち粉という種類の粉があるわけではなく、作るものに合わせていろいろな粉が使われます。強力小麦粉、薄力小麦粉、片栗粉などです。

 

特に、どの粉を使うのかの指示がレシピにない時は、生地を作るときに使った粉を使うことができます。

 

打ち粉の使い方は以下の通りになります。

打ち粉の使い方

  1. 台やのし棒などに薄く振ります。
  2. 手や生地にも薄くまぶOKです。

(※打ち粉が多すぎると、生地が粉っぽくなったり硬くなったりする原因になるので注意しましょう) 

打ち粉は、生地を作るときに使った粉でよいので、わざわざ別に用意する必要はありません。

 

しかし、手持ちの粉がぎりぎり、生地を作る分でなくなってしまうこともありえますよね。

 

そういうときは、味に影響のない、さらっとした粉を代わりに使いましょう。

 

具体的には、以下の特徴のある粉を作るものに応じて使っていけば良いと言えます。

 

打ち粉の代用に求められる特徴

  • 味やにおい、色がないこと
  • 水分を吸いにくい、吸っても粘りにくいこと
  • 生地そのものや、手や、道具、作業台についても払い落としやすいこと

カワルンちゃん
打ち粉の代用品は小麦粉や、片栗粉などのでんぷんが打ち粉には特に適しています!

 

打ち粉の代用品はこの7つがおすすめ!

①強力小麦粉

小麦粉類の中で、打ち粉として最も適しているのが強力粉です。

 

 

水分の吸湿が少なくさらっとしているため、生地から払い落としやすいからです。

 

薄力粉や中力粉で作った生地であっても、あるなら、強力粉を打ち粉として使うとよいでしょう。

 

②中力粉麦粉、薄力小麦粉

小麦粉生地全般に使えます。

 

強力粉が手元にない時は、中力、薄力の小麦粉を使うとよいでしょう。

 

強力粉よりもきめが細かいので、払い落としやすさでは強力粉に劣りますが、打ち粉としての役割は果たしてくれます。

 

③片栗粉

現在流通しているものは、ジャガイモから作られたでんぷんによるものがほとんどです。

 

粒子は細かい粉ですが、小麦粉類よりも水分を吸いにくく、さらっとしているので、打ち粉には向いています。

 

 

小麦粉生地の打ち粉に使っても、味の邪魔はしません。

 

うどんを打つとき、切った麺に小麦粉で打ち粉をしておいても、打ち粉が麺の水分を吸ってしまい、みんなくっついてしまうことがあります。

 

実は、うどん生地にきちんとこねが入っていれば、くっつきにくいのですが、うどんを打ちなれていなかったり、家庭でお子さんと作る場合、こねが適正に入っているかわかりにくいですよね。

 

そういう時は、片栗粉で打ち粉をしておけば麺がくっつきにくくなります。

 

カワルンちゃん
ただし、茹でるときにゆで湯にとろみがつきやすいので、よく払いましょう!

 

④コーンスターチ

トウモロコシを原料としたでんぷんです。

 

加熱してとろみをつけたい場合は、片栗粉とは少し違った性質を発揮しますが、打ち粉としては片栗粉と同じように使えます。

 

 

⑤米粉

きめが粗く、さらっとしているので、打ち粉には適しています。

 

 

ものにもよりますが、コストパフォーマンスは小麦粉類やでんぷん類の方が良いですよ。

 

⑥上新粉

精白したうるち米を乾燥させ、粉にしたもの。

 

古くからお餅をつくときの打ち粉、いわゆる餅とり粉としても利用されていました。

 

餅以外の生地の打ち粉としても使えます。

 

 

カワルンちゃん
粒子が粗く、さらっとして扱いやすいですよ!

 

⑦餅とり粉

お餅をつくとき、つきたてのお餅が台や手につかないように振る粉として、餅とり粉というものが市販されています。

 

古くは、上新粉が餅とり粉として使われることが多かったのですが、トウモロコシからできたでんぷんなどでできた粉が、餅とり粉として市販されるようになりました。

 

餅以外にも打ち粉として使うことができます。

 

【CHECK!!】そば粉は代用品に向かない!

独特の香りや色のあるそば粉。
そばを打つときは、そば粉を打ち粉にするのが最高ですが、それ以外の時はそば粉を打ち粉として使わない方がよいでしょう。

打ち粉を使うときに注意した方がよいこと

①打ち粉の量は「お菓子の生地には少な目に」「麺類にはたっぷり目に」

お菓子などの生地に打ち粉を使い過ぎると、粉っぽくなったり硬くなったりします。

 

最小限の使用で手早く仕上げるよう心がけましょう。

 

一方、麺類は切った後に麺同士がくっつかないようにするため、多めに振る方がうまくいきます。

 

カワルンちゃん
茹でるときはよく叩いて落としましょう。

 

②アレルギーに注意する

米粉のクッキーを作り、打ち粉に小麦粉を使用した場合、当然ですが小麦アレルギーの人が口にするとアレルギー症状を引き起こしてしまう恐れがあります。

 

打ち粉は主原料ではないので忘れがちですが、事故につながることのないよう注意が必要です。

 

③粉は虫がつく

粉類は、長期間保存しておくと虫がつくことがあります。

 

長期間保存する場合はきっちり密封して冷凍庫に保存するなどした方がよいでしょう。

 

作るものやレシピにもよりますが、多くの場合、打ち粉はあまり多く使うものではありません。

 

カワルンちゃん
わざわざ打ち粉用に必要量よりもずいぶん多い量の粉類を買うよりも、手元にあるもので代用できないか考えてみましょう。

 

まとめ

まとめ

 

 打ち粉は手粉とも言い、手や作業台・のし棒などに生地がはりついたりべたついたりしないように、ふるう粉のこと。

 

 打ち粉に求められる特徴は「味やにおい、色がないこと」「水分を吸いにくい、吸っても粘りにくいこと」「生地そのものや、手や、道具、作業台についても払い落としやすいこと」の3点。

 

 打ち粉の代替品として使いやすいのは以下の7つ。

 

【強力小麦粉】【中力粉麦粉、薄力小麦粉】【片栗粉】【コーンスターチ】【米粉】【上新粉】【餅とり粉】

 

 そば粉はそば打ちの打ち粉にする。

 

 打ち粉の量は、お菓子の生地には少な目に、麺類にはたっぷり目に使うと良い。

 

 アレルギーに注意が必要。主原料とは違う打ち粉を使うときは特に注意しよう。

 

 粉は虫がつきやすいので、わざわざ打ち粉用にあまり使わない粉を買うより、手元にあるものを使えないかを考えりと良い。