【伸び止めテープの代用品 4選】簡単!!代わりになるオススメ代替品を紹介!

 

洋裁が趣味で、ポーチや洋服など手作りしたものの、「気付いたら布が裂けていた!」なんて経験はありませんか?

 

せっかく気に入っていても、使えなくなってしまったらもったいないですよね。

 

汚れは洗濯で落とせても、そもそも裂けてしまったもの元通りにはできません。そうなってしまう前に「伸び止めテープ」を使うのがおすすめです。

 

しかし、「手元にないから諦めるしかない…」という人も多いと思います。

 

カワルンちゃん
やばい!伸び止めテープがない。どうしよう…

 

そこで今回は、そんな困ったときに役立つ『伸び止めテープの代用品』をご紹介していきます。

 

伸び止めテープの目的や選ぶ際のポイントも載せておくので参考にしてみてくださいね。

 

伸び止めテープの代用品を選ぶ際のポイント

 

伸び止めテープとは、ストレートテープとも呼ばれています。薄い接着芯が細長くなったもので、幅は1015mm程度のものがほとんどです。

 

代用品を選ぶ際には、以下の2つのポイントを抑えておきましょう。

 

  • 1015mm程度の帯状のものを選ぶ
  • 伸縮性しないもの、もしくは伸縮性が弱いものを選ぶ

 

代用品のテープは細くないと表からも裏からも見えやすいですし、そうなると不格好になります。

 

伸び止めテープはあくまで補強するためのものですので、縫い代や裏地で隠れるように細いものを選びましょう。

 

カワルンちゃん
また、伸び止めテープの使用の目的は「伸び止め」ですので、伸縮しない素材や伸縮性が弱いものを選ぶようにしましょう。

 

伸び止めテープの代用品はこの4つがおすすめ!

 

伸び止めテープの代用品は、洋裁をする人ならおそらく持っているであろう手芸用品で代用可能です。

 

カワルンちゃん
もちろん本物の伸び止めテープの方が仕上がりや強度も優れていますが、代用品でも十分伸び止めの働きをしてくれますよ!

 

【伸び止めテープの代用品①】接着芯


伸び止めテープは接着芯を帯状に切ったものでも代用することができます。

 

ただ、厚みがあると洋服に段差が出来てしまうので薄い接着芯を使うのがおすすめです。

【用意するもの】

✔ 接着芯

手順

  1. 接着芯は素材に適しているかどうか確認しましょう。コットン素材に使うなら不織布、ニットを含め伸縮性のある素材の場合は編み布というように、それぞれに適した組み合わせがあるので確認してください。
  2. 接着芯を1015mmの帯状に切ります。
  3. 布の裏側を上にして、接着芯をのり面が下になるように重ねます。そして接着芯側から中温で10秒ほどアイロンをしっかり当ててください。
  4. アイロンを滑らせるとシワになったり伸びてしまうので、「持ち上げて置く」を繰り返して接着させます。
  5. あとは重石などをして、冷めるまで待ちます。冷めたら接着芯ごと縫い合わせればOKです。

 

【伸び止めテープの代用品②】ハーフバイアステープ

 

バイアステープだと伸縮性があり伸びてしまいますが、ほどよく伸縮するハーフバイアステープであれば代用品として使えます。

 

やや伸縮性があるので、パリッとした感じにならないため、主にカーブ部分に使うのに適しています。

【用意するもの】

✔ ハーフバイアステープ

✔ ハサミ

手順

  1. 襟元やノースリーブのなどの腕周りにハーフバイアステープを当てて、ちょうど良い長さに切ります。
  2. テープの上から、テープと布を一緒に縫っていけばOKです。

 

【伸び止めテープの代用品③】共布を細く切ったもの

「ac 写真 布用ハサミ」の画像検索結果

 

もしテープ類・接着芯がないなら、共布を細く切って代用することもできます。

 

今使っている布なので変に目立つこともないですし、材料も無駄にならないのでおすすめです。

 

ただ、接着面はないので、帯状に切ったり縫い付ける手間がかかるので覚えておきましょう。

【用意するもの】

✔ ハサミ(布用)

手順

  1. 生地を型に沿って切ったら、残った布を広げ、使う場所の長さに合わせて幅10mm程度の帯状に切ります。
  2. 伸び止めしたいところに当てて、縫い付ければOKです。ずれないように気を付けてくださいね。

 

【伸び止めテープの代用品④】縫い方をチェーンステッチにする

「ac 写真 縫う」の画像検索結果

 

糸を二本取りにしてチェーンステッチにしても、伸び止めテープの代用となります。

 

テープと比べると強度はやや劣りますが、それでも縫い方が「くさり編み」になっているので、糸の力だけでも十分補強の役割をしてくれます。

【用意するもの】

✔ 針

✔ 糸

手順

  1. 裏から針を刺して糸を布に通したら、糸が出ているところに針を刺し、1針分先に針を少し出します。
  2. 針が出たら糸を針と布の間を通すように掛けます。
  3. 針を抜き、ゆっくりと糸を引きます。針が出てきたところと同じ位置に再度針を入れ、また針を少し出し糸を掛けます。
  4. これを繰り返していくとチェーンステッチとなります。最後はループを跨ぐようにして針を刺し、裏で留めればOKです。

カワルンちゃん
広い範囲だと大変なので、肩部分やファスナー部分など狭い範囲を縫い付けるのに向いています。

 

【参考動画】

 

代用品を使うときの注意点

 

代用品を使う際には「過度な力を加えることをしない」ように気を付けましょう。

 

伸び止めの代わりとはいえ、あくまで代用品なので無理な力を加えると布が裂けたり、ヨレてしまいます。

 

特に共布やチェーンステッチは、伸び止めするためにあるものではありません。

 

本来の使い方とは違うので、強く引っ張ったり、雑に扱わないように気を付けてくださいね。

 

また、細長く切る時は必ず「幅1015mmに切る」ことを意識してください。

 

伸び止めテープは補強のためですので、見えて良いものではありません。

 

特に裏地が無い洋服だと縫い代からテープが見えるとみっともないです。。

 

カワルンちゃん
また、飛び出たところからほつれる原因にもなりますので、共布や接着芯は必ず細長く切って使うようにしてくださいね。

 

まとめ

まとめ

 

✔ 伸び止めテープの代用品は、伸縮性が無いもしくは弱く、細長いものを選ぶようにする。

 

✔ 接着芯、共布などは細長く切ることで、伸び止めテープの代用品として使える。

 

✔ ハーフバイアステープはカーブした部分に使うなら代用品として使用可能。

 

✔ テープ類が無い場合は、縫い方を「チェーンステッチ」にすることで強度を上げられる。

 

✔ 本来の目的ではない使い方の共布やチェーンステッチは、過度な力を加えると布が裂ける可能性が高いので気を付ける。

 

✔ 共布や接着芯は目立たないように必ず細長く切って使うようにする。