【マイナスドライバーの代用品 11選】身近なもので代用可能!おすすめ代替品を紹介

 

ネジを回す際にまず確認しなくてはならないのが、ネジ山がマイナスなのかプラスなのかという点。

 

マイナスのネジを回したいのに、手元にはプラスドライバーしかない(または、無い)というのは大問題です。

 

カワルンちゃん
やばい!マイナスドライバーがない。どうしよう…

 

コンビニでも工具は売っていますが、ちょっと回したいだけ…という状況であれば、わざわざ買いにいくのは億劫ですよね。

 

しかし、マイナスドライバーは身近なもので代用できます!

 

今回は、そんな困ったときに役立つマイナスドライバーの代用品をご紹介します。

 

マイナスドライバーの代用品はこの11つがおすすめ!

 

ここからはマイナスドライバーの代用品のご紹介をします。

 

マイナスネジの溝を潰してしまわないよう、なるべくネジの溝に合った代用品を探すようにしましょう。

 

カワルンちゃん
困ったにはぜひ参考にしてみてください!

 

【マイナスドライバーの代用品①】空き缶のプルタブ

 

 

空き缶の飲み口に付いている取っ手のような部分をプルタブといいます。

 

これがネジの溝とサイズが合うようであれば、マイナスドライバーの代用として使うことができます。

 

サイズが小さいので使いづらいかとも思いますが、マイナスドライバーほどではないものの耐久性はありますので、多少力を強めて使っても曲がったりすることがないので安心して使うことができます。

 

【マイナスドライバーの代用品②】硬貨

 

 

1円、5円、10円、100円、500円…硬貨であればどれでも大丈夫。

 

硬貨がマイナスドライバーの代用品となってくれます。

 

耐久性があるので力を入れてもスグに曲がるようなことはありませんが、あまり力を入れすぎると硬貨が傷ついてしまう可能性がありますので、気を付けましょう。

 

 

【マイナスドライバーの代用品③】ハサミ

 

マイナスドライバーの代用として、ハサミの刃の先端を使ってネジを回します。

 

ちょっと回す程度であれば十分これで対応できますが、刃の先端であってもハサミのタイプによっては意外と太いので、小さいネジを回すのには向いてないものもあります。

 

無理に回すと刃でネジの溝を潰してしまうこともあるので気を付けてください。

 

【マイナスドライバーの代用品④】カッターの刃

 

カッターの刃先をマイナスドライバーの代用品にします。

 

ただ、ハサミ同様にこちらも「刃」ですので、ネジの溝を潰す恐れがあります。

 

また、ハサミと違いカッターの刃は溝が付いているので折れやすく、あまり強い力には耐えられません。

 

折れた刃で怪我をすることもあるので気を付けてください。

 

 

【マイナスドライバーの代用品⑤】ものさし

 

 

ものさしの角を使うと、マイナスドライバーのようにマイナスネジを回すことができます。

 

あまり長すぎるものさしだと使いづらいので、長さは10cm15cmぐらいのものを使いましょう。

 

どのような素材のものだしでも構いませんが、できれば、メモリ部分が斜めに盛り上がっているものではなく、フラットになっているタイプのものがお勧め。

 

斜めに盛り上がりがあるものさしは、厚さが均等でないため、ネジの溝に入らないことがあります。

 

 

【マイナスドライバーの代用品⑥】爪

 

 

マイナスドライバーの代用として使えるようなものが身近に何もない場合は、自分の爪が役立つこともあります。

 

短く整えられていると使いづらいと思われますが、少し伸びている爪であれば、ネジ山にひっかけて回すことが可能。

 

ただ、力を入れすぎると当然、痛いですし、爪が折れたり傷ついたりとリスクがあります。

 

「ちょこっと回すだけ」程度であれば爪だけでも結構役になってくれます。

 

 

【マイナスドライバーの代用品⑦】のみ

 

 

大工さんなど職人の人たちが使うことの多い「のみ」もまたマイナスドライバーの代用をしてくれます。

 

最近では、のみで作業するよりも時短で効率よく作業ができる電動工具が人気ではありますが、微調整にはのみは必須。

 

DIYなどの流行りもあり、持っている人も多いと思われます。

 

のみを代用として使う際は、刃の先でネジを削ってしまわないよう注意するようにしましょう。

 

 

【マイナスドライバーの代用品⑧】プラモデル用の平のみ

上記同様に「のみ」ではありますが、こちらはプラモデル用の「のみ」です。

 

プラモデルを作る際に使うものなので通常のものよりもサイズはかなり小さめ。

 

他の代用品では大きすぎてサイズが合わず回せないときなど、とても小さなマイナスネジを回すときに使うと便利です。

 

【マイナスドライバーの代用品⑨】ナイフ

 

ナイフと一言でいってもいろいろありますが、刃の先が鋭利なものはネジを回しづらいですし、ネジを削って潰してしまう可能性が高いので避けましょう。

 

できれば、刃の先が丸まったハンバーグやステーキなどを切る際に使う食事用のナイフがお勧めです。

 

 

【マイナスドライバーの代用品⑩】スプーンやフォークのうしろ

 

スプーンやフォークの柄の先端もまたマイナスドライバーの代用品にすることができます。

 

ただ、大きなサイズのスプーンやフォークの柄は、幅はともかく厚みのあるものが多いので、マイナスネジと合うサイズを探すのは難しいかもしれません。

 

サイズの大きいものよりも、ティースプーンやデザート用フォークなどといった比較的小さなサイズの柄をお勧めします。

 

 

【マイナスドライバーの代用品⑪】ホッチキスのオシリ(芯を外すところ)

 

 

ホッチキスのオシリの部分「芯をひっかけて取り外すところ」をマイナスドライバーの代用として使います。

 

とはいっても、あくまでも芯を外すところなので、芯が引っかかればいい程度にしか作られていないものも。

 

特に最近のホッチキスはコンパクトにできているものが多いので、オシリ部分が小さく代用として使うには難しいでしょう。

 

使うのであればひと昔前に作られた古いタイプのホッチキスを。

 

オシリ部分が大きく出っ張っていてマイナスドライバーとして使いやすくなっています。

 

 

カワルンちゃん
マイナスドライバーの代用として使えるものの条件は、「ネジの溝にハマって回せる」こと。それさえできれば、どんなものであっても代用品となってくれます。

 

マイナスドライバーの代用品を使う際のコツや注意点

①破損して困る・危険が伴うものは代用品として選ばない

それは、代用品として使うことで「使えなくなってしまう」ということがないようなものを選ぶようにするということ。

 

例えば、コンセント。

 

「コンセントを刺す部分」の金具は、マイナスドライバーとして使おうと思えば使える形状。うまく使えればいいのですが、力を入れすぎて曲がってしまったり、ネジをうまく回せなくて傷が付いてしまう恐れがあります。目に見えない傷が付くこともあるでしょう。

 

そもそもその金具は電気を通す大切な部品。破損したままの状態で使うとうまく電気を通せなかたっり、最悪の場合、漏電を起こして火災が発生することも考えられます。

 

このように、破損することで何かしらの危険が伴うようなものは、マイナスドライバーの代用品として使うことは控えた方がいいでしょう。

 

例え、どんな低い可能性があるものであっても、「危険性がある」と思わるようなものは、決してマイナスドライバーの代用品として使わないようにしてください。

 

②ネジサイズが合う代用品を選ぶ

また、ネジの溝とサイズがあまりにも合わない代用品とでは、ネジの溝を潰してしまう恐れがあるので要注意。

 

できるだけ、サイズの合ったものを用意して使ってください。

 

ネジの溝が潰れてしまうと、本物のマイナスドライバーを使ってもネジが回せなくなってしまうことがあります。

 

③代用品使用時は怪我に十分注意する

ナイフやカッター、はさみなどの刃物を代用品とする場合、怪我には十分に気を付けて作業をしましょう。

 

また、今回紹介した代用品の使用に対して不安に感じる場合は、使用はお控えください。

 

まとめ

まとめ

 

 マイナスドライバーとは作業工具の一種で、先端が一文字になっているドライバー。

 

 マイナスドライバーの代用品には、以下のようなものがある。

 

【空き缶のプルタブ・硬貨・ハサミ・カッターの刃・ものさし・爪・のみ・プラモデル用の平のみ・ナイフ・スプーンやフォークのうしろ・ホッチキスのうしろ】

 

 代用品として使うことで代用品が壊れてしまったり、ネジの溝を潰してしまうようなものは使わないようにする。