【ゼラチンの代用 5選】代わりになるのはコレ!!マシュマロ・アガーなどオススメ代替品を紹介

 

ゼリー作りに欠かせない「ゼラチン」。

 

お菓子作りをする人なら、一度は使ったことがあるのではないでしょうか?

 

ゼラチンをジュースに溶かして固めれば、簡単に手作りゼリーが作れますし、ババロアなどのプルプルでかわいらしいお菓子も作れますよね。

 

しかし、作ろうと思った時に限って「家にない」「賞味期限が切れていた」ということもあるでしょう。

 

カワルンちゃん
やばい!ゼラチンがない。どうしよう…

 

また、たまたまお店に売っていなくて、作るのを断念してしまうこともあるかもしれません。

 

そんなときは、ゼラチンの代替品を使ってみてはいかがでしょうか?

 

今回は、困ったときに役立つ『ゼラチンのおすすめの代用品』についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

ゼラチンはなにから作られている?特徴や効果を紹介

 

 

ゼラチンは、ゼリーに使われる材料ということは広く知られていますが、なにから作られているかご存知でしょうか?

 

実はゼラチンは、動物の骨や皮膚に熱を加えて抽出した成分で、主な成分はたんぱく質なのです。

 

プルプルのゼリーが動物の骨や皮膚が原料とは驚きですよね。

 

また、動物の骨や皮膚にはコラーゲンが含まれるため、ゼラチンにもコラーゲンが入っています。

 

コラーゲンはご存知の通り、プルプルの美肌を作れる食材として注目されています。

 

カワルンちゃん
多くの健康食品でコラーゲン入りのサプリやゼリーなどが売られていますが、粉ゼラチンなどでもコラーゲンの摂取は可能です!

 

ゼラチンの代用品はこの5つがおすすめ!

【ゼラチンの代用品①】マシュマロ

甘くてふわふわの食感の「マシュマロ」。

 

そのまま食べても焼いても美味しいおやつですが、溶かせばゼラチンの代用品としても活躍します。

 

 

溶かし方

  1. 溶かしたい液体や飲み物を鍋などに入れて温め、洗ったマシュマロを加えます。
    (※仕上がりに影響が出るため、溶かす前にマシュマロについた粉は水で洗い流しましょう)
  2. よくかき混ぜて容器に入れ、粗熱を取ったら冷蔵庫で冷やせばゼリーの完成です。

マシュマロには砂糖が入っているため、砂糖を入れる場合は控えめにした方が良いでしょう。

 

カワルンちゃん
ゼラチンの代用にマシュマロを使って、手軽にコラーゲンゼリーを作るのも良いですね。

 

【ゼラチンの代用品②】アガー

ゼラチンと同じようにゼリーに使われる「アガー」。お菓子作りをする人なら聞いたことがあるかもしれませんね。

 

アガーとは粉状の食品凝固剤で、海藻が原料となっていますが、こちらも問題なくゼラチンの代用品におすすめです。

 

 

ゼラチンとの違いは、原材料だけでなく、固めた時の仕上がりにもあります。

 

アガーを使った場合は・・・

✔ 透明度が高いため、中に入れたフルーツなどがきれいに見える

✔ 少し固めで光沢があり、味がしない

✔ 無味無臭なので、他の材料の味を邪魔しない

 

以上のようにたくさんのメリットがありますが、アガーは30度くらいで固まってしまうという難点もあります。

 

砂糖を加えるときは、アガーと砂糖を合わせておき、熱湯を加えて混ぜながら一気に溶かすようにしましょう。

 

カワルンちゃん
再加熱しても溶けにくいため、ダマにならないように気をつけましょう。

 

【ゼラチンの代用品③】寒天

あんみつやジュレの材料として使われる「寒天」。

 

つるっとした質感に仕上がり、ゼラチンの代用に向いています。

 

 

ゼラチンは動物の皮膚や骨から作られているのに対し、寒天はテングサやオゴノリという海藻から作られています。

 

食物繊維が豊富に作られているため、便秘の解消にも役立ちます。

 

しかし、寒天はゼラチンと比べて硬めに仕上がるため、食感の違いがあるかもしれません。

 

また、何も加えなくても少し濁った色合いなので、フルーツなどを加えても透明感がないところがマイナスポイントですね。

 

カワルンちゃん
とはいえ、つるっとした食感で食べやすいため、ゼラチンの代用におすすめです!

 

【ゼラチンの代用品④】片栗粉

料理のとろみづけや揚げ衣などに使われる「片栗粉」。

 

水に溶かして冷やすと固まるため、ゼラチンの代わりに使用できます。

 

 

ゼラチンと違う点は、少しもちもちとした食感になるところです。

 

そのため、フルーツを使うゼリーなど、さっぱり系のレシピには向きません。

 

プリンや和菓子系のゼリーレシピの代用に使うと良いでしょう。

 

片栗粉は身近な粉類なので、常備している家庭もあるかもしれませんね。

 

カワルンちゃん
ゼラチンがない場合で、甘めでこってりとしたゼリー類を作りたい場合は、片栗粉で代用してみてはいかがでしょうか?

 

【ゼラチンの代用品⑤】葛粉

葛もちや葛きりに使われる「葛粉」。

 

どちらもぷにゅっとした口当たりが特徴の夏の和菓子です。

 

ゼラチンの代用にすると少しモチっとした食感になりますが、クセのない味なので、さまざまな料理、お菓子に代用できます。

 

 

そもそも葛(くず)とはクズという多年草の植物で、根のでんぷん精製したのが葛粉です。

 

カワルンちゃん
葛粉の分量を増やすともちもちに、少なくすると緩めのつるっとした食感になるため、お好みに合わせて調節してみてくださいね。

 

板ゼラチンと粉ゼラチンは何が違うの?

 

ここまでゼラチンの代用品を紹介してきましたが、参考になるものは見つかりましたか?

 

レシピによって異なりますが、「板ゼラチン」「粉ゼラチン」のように指示されていることもあります。

 

では、板ゼラチンは粉ゼラチンで代用できるのか、その逆はどうなのか気になりますよね。

名前は違いますが・・・

 

「板ゼラチンは粉ゼラチンで代用できますし、粉ゼラチンを板ゼラチンで代用することもできます。」

どちらも成分は同じで、形状が異なるだけなので、同じ量を置き換えてもOKです。

 

ただし、粉ゼラチンは水に溶かして水ごと使うのに対し、板ゼラチンは水でふやかして水は捨てます。

 

そのため、厳密に同じ分量を用意するのは難しいでしょう。

 

また、板ゼラチンのほうが口当たりが滑らかになるため、仕上がりに少し影響が出ます。

 

とはいえ、代用としては使いやすい材料なので、どちらかがない場合はお互いに代用しても良いでしょう。

 

カワルンちゃん
分量は溶かしながら調節するなど、工夫してみてくださいね。

 

まとめ

まとめ

 

✔ ゼラチンは動物の皮膚や骨から作られたもので、食用、医療用、化粧品などさまざまな分野で使われている。

 

 コラーゲンが含まれていて、美肌効果が期待できる。

 

 ゼラチンの代用には、以下の5つがおすすめ。

 

【マシュマロ、アガー、寒天、片栗粉、葛粉】

 

 板ゼラチンと粉ゼラチンの形状は異なりますが同じ成分なので、お互いに代用が可能。ただし、板ゼラチンのほうが口上がりが滑らかでふやかし方が違うため、分量に気をつけて使うと良い。