料理にかける・調理用として使う…ソースの中でも、様々な使い方ができるウスターソース。レシピにもよく「ウスターソース」の文字を見かけますし、1つ持っていると便利な調味料です。

 

とはいえ、好みのソースが違えば持ってなくて当然なので、今回だけウスターソース使いたいけど、少量しか使わないつもりだし…なんてときは大変。

 

そんなときは、家にあるもので代用するのが一番です。

 

今回は、困ったときに役立つウスターソースの代用品をご紹介します。

 

ウスターソースとは?ほかのソースとの違いは?

 

ソースは一般的に「トマト・玉ねぎ・りんご」などの果物や野菜類をはじめ、「砂糖や塩、酢、スパイス」などから作られています。

 

ウスターソースの他にも中濃ソースやとんかつソースなど様々な種類がありますが、実はどのソースもこの基本的な作り方は一緒。

 

違うのは作業工程のみで、それにより濃度や粘度に差を出し、ソースの種類を増やします。

 

例えば、中濃ソースは甘味辛み共に持ち合わせた中間的な味でとろみがありますが、とんかつソースは甘味が強くドロッとした特徴をしています。

 

それに対し、ウスターソースは粘度が低くサラサラな状態のソースで、スパイシーで甘味控えめという特徴を持ちます。

 

野菜や果物の含有量も粘度に比例、ドロッとした粘度が高いものほど含有量が多く、サラサラと粘度が低いと含有量が少なくなります。

 

野菜や果物の含有量

ウスターソース(10%以上)<中濃ソース(15%以上)<とんかつソース(20%以上)

 

ウスターソースは野菜や果物の含有量は他のソースに比べ少な目です。

 

一方、塩分濃度はその反対で・・・

塩分濃度

ウスターソース(11%以下)>中濃ソース(10%以下)>とんかつソース(9%以下)

となります。

 

ウスターソースは塩分濃度が高めといえます。

 

ちなみに賞味期限(開封後)は塩分の濃度が濃いこともあり、ウスターソースが2カ月程度。一方、中濃ソース・とんかつソースは1カ月程度となっています。

 

ウスターソースの代用品はこの8つがおすすめ!

 

ウスターソースは、以下のもので代用できます。

 

多少の違いは、他の調味料で補いカバーしましょう。

 

【ウスターソースの代用品①】ケチャップ

 

 

全く違うもののように思われる2つの調味料ではありますが、ケチャップもウスターソースも原材料にさほど違いはありません。

 

ただ、ケチャップは甘味が強いでの調整が必要です。

 

ケチャップに醤油とコショウを追加して、コクと辛みを補いましょう。

 

目安は、「ケチャップ:醤油:コショウ=7:2:1」の割合です。

 

 

【ウスターソースの代用品②】中濃ソース

ウスターソースよりも甘味と粘度が少し強い傾向にありますが、ソースの中では一番ウスターソースに近い濃厚さと味を持ちますので、そのまま使っても案外違和感なく受け入れられるソースです。

 

 

それでも、もっとウスターソース寄りの味にしたいのであれば、醤油を少し足して辛みをプラスしてあげましょう。

 

目安としては、中濃ソース大さじ1に対し、醤油小さじ1程度。

 

【ウスターソースの代用品③】とんかつソース

粘度と甘みが強いので、とんかつソースで代用するのであれば少し緩和してあげる必要があります。

 

プラスする調味料は、醤油とお酢

 

目安は、「とんかつソース:お酢:醤油=7:2:1」で調整してください。

 

 

【ウスターソースの代用品④】お好みソース

ウスターソースよりも粘度も甘味もかなり強めです。

 

醤油とコショウで辛みとコク、またはケチャップを加えて程よい酸味を加えるとウスターソースに近い味になります。

 

 

どちらがいいかはお好み次第ですが、少しずつ加えながら味見をして調整してみてください。

 

【ウスターソースの代用品⑤】たこ焼きソース

お好みソースと似たような部類でもあるたこ焼きソース。

 

これもまたお好みソースと同様に、粘度も甘味もかなり強く、そのままではウスターソースの代用には少々向いていません。

 

甘味を消すためには、やはり醤油やコショウで辛みとコクを足すのがベストです。

 

 

【ウスターソースの代用品⑥】オイスターソース

甘味と粘度がかなり強めのオイスターソース。

 

原料が全く異なるソースなので代用できなさそうに思えますが、お酢で酸味を足すだけで粘度も薄まり、よりウスターソースに近づけることができます。

 

目安は、オイスターソース:お酢=2:1で混ぜましょう。

 

 

【ウスターソースの代用品⑦】焼きそばソース

焼きそばソースは、スパイシーで甘さが控えめにできています。

 

この部分だけ見ればウスターソースと同じなのですが、焼きそばソースはそこに牡蠣の旨味や肉の旨味が足されているため比較的コクが強めにできあがっています。

 

 

醤油またはお酢を足して薄めることにより、ウスターソースに近づけることができます。

 

【ウスターソースの代用品⑧】焼肉のタレ

基本的に原料が野菜や果物なので比較的風味が似ていますが、メーカーによって入っているものに多少の違いがありますし、甘口・中辛・辛口など様々な種類があるので、一概にはいえませんが、おおむねウスターソースとしての代用が可能です。

 

 

辛口タイプであれば、そのまま使ってOK。

 

甘口であれば、醤油を足すなどの調整が必要になってきます。

 

ウスターソースの代用品を使うにあたっての注意点

 

使っている調味料のメーカーやタイプによって甘味が強かったりスパイシーだったりなどと、多少、または大きく味が変わるものがあります。

 

上記で紹介している分量はあくまでも目安。

 

使うときは、味見をしながら少しずつ足すなどして注意して作りましょう。

 

また、その商品によっては基本的に代用可の物であっても、そのメーカーだけは代用に適さないこともあります。

 

いろいろ調整してみても思うような味にならない場合、おそらくそのメーカーの調味料では代用に適さないと言えます。

 

番外編!ウスターソースの作り方

 

ウスターソースを家で作れるの?と思われるかもしれませんが、比較的簡単に自分で手作りすることもできます。

 

少し手間のかかる方法もありますが、簡単にできる方法もあるので、ぜひお試しください。

 

①リンゴジュースから作る簡単ウスターソース

【用意するもの】

✔ 100%リンゴジュース 1カップ

✔ 醤油 150

✔ 米酢・塩・こしょう 適宜

作り方

  1. 100%リンゴジュースと醤油を鍋の中に入れ、強火で約2分煮詰めます。
  2. 最後に、米酢・塩、こしょうで味を調えれば完成です。

 

②トマト缶から作る本格的ウスターソース

【用意するもの】

✔ トマト缶 1缶

✔ 人 参 1/2

✔ りんご 1/2

✔ 玉ねぎ 1/2

✔ 醤油 1カップ

✔ 酢・砂糖 1/4カップ

✔ 塩、黒コショウ、ナツメグ、セージ、ローリエなど 適宜

作り方

  1. 人参、りんご、玉ねぎは、すりおろしておきます。
  2. 鍋に全ての材料入れて、水気がなくなるまでじっくり煮詰めましょう。
  3. しっかりと冷ましたら、ミキサーにかけ、その後それを濾せばできあがりです。

 

まとめ

まとめ

 

 ウスターソースとは果物や野菜などから作られた粘度が低くスパイシーで甘味控えめのソースのこと。

 

 ウスターソースの代用品は以下の8つがおすすめ。

 

【ケチャップ・中濃ソース・とんかつソース・お好みソース・たこ焼きソース・オイスターソース・焼きそばソース・焼肉のタレ】

 

 代用できる調味料であっても、メーカーによる原材料の違いで代用できないことがある。

 

 ウスターソースは、リンゴジュースから作る方法とトマト缶から作る方法の2種類ある。