焼き魚にそえたり薬味として使用したりと、大根やわさびなどをすりおろすことによって、さまざまな料理に味の変化を与えることができます。
調理をおこなう上で非常に便利なアイテムですが、「家に常備していない…」「破損してしまって予備がない!」といったこともよくあります。
今回はそんな困ったときに役立つ『おろし金の代用品』についてご紹介していきます!
目次
おろし金の代用品はこの9つがおすすめ!
おろし金を使用すると、盛り付けの際に見た目にも映えることになります。
【おろし金の代用品①】包丁
少量の野菜や薬味をおろしたい場合、包丁を使って細かく刻むことによって、代用することができます。
大根おろしが食べたくて、でも、おろし金がなくて、
包丁で大根おろし作った。
割りと成功。粗めの大根おろしって感じ。おろしてないけど(笑) pic.twitter.com/u1rUHhgVow— まっちゃりお🌱 (@orima8) 2019年3月15日
包丁であれば比較的どこの家庭にも常備しているアイテムですので、手軽に使用できる代用品であるといえます。
おろしたい物が大量である場合には、細かくすることに時間がかかりますし、どうしてもムラができてしまうことになります。
【おろし金の代用品②】ピーラー
ピーラーの種類によっては、持ち手の部分にツブツブとした細かい突起がついているものがあります。
その部分は、おろし金の代用品として使用できます。
すりおろし器なくてピーラーの裏で生姜すりおろす悲しいやつおる?…(汚い) pic.twitter.com/87mLrpvQtS
— ゴリラおじさん (@gororiojisan) 2018年8月20日
この部分は汚れがたまりやすい部分でもありますので、使用する場合には使用前によく洗浄することが大切です。
にんにくや生姜など、比較的小さめのものをおろしたい場合に向いている代用品といえますが、大根など大きいものをおろしたい場合には、細長く切り分けるなど、予め小型にした上で使用すると良いでしょう。
【おろし金の代用品③】突起のついているしゃもじ
ご飯を茶碗に入れるためのアイテムであるしゃもじですが、表面にツブツブとした突起がついているタイプのものがあります。
ご飯粒をくっつきにくくするための加工なのですが、その部分を活用し、柔らかいものであれば代用品として活用することができます。
すりおろし機が見つからなくて困ってて
ふとしゃもじを見て、すりおろしてみたところ想像に擦りおろせてビックリ pic.twitter.com/FtNdCjTR48
— 金色の王国民 (@satou55takasi) 2014年7月28日
【おろし金の代用品④】スプーン
金属製のスプーンでこそげ落とすといった方法もあります。
使用する際には、野菜の繊維などに対して横に線を入れていくイメージでそぎ落としていきましょう。
【おろし金の代用品⑤】アルミホイルやサランラップの箱の刃
アルミホイルやサランラップの箱には、ギザギザしたカッティング部分がついています。
これを活用して、代用品として使用することができます。
プラスチックのタイプのものや金属タイプのものもありますが、代用する場合には、金属タイプのものがおすすめです。
【用意するもの】
✔ アルミホイルやサランラップの箱のみ
使い方
- まずギザギザ部分を3つ折りにします。
折ることによって強度が増すことになります。箱の長さによっては4つ折りでも可能ですが、短くなってしまうと手で持つ際に扱いにくくなってしまいます。 - おろしたい野菜などに対して、ギザギザ部分をそわせて上下させれば、うまくすりおろしができます。
※この時強く押し付けたり、強く上下させてしまうと破損やケガの原因にもなってしまいますので注意しましょう。
ギザギザ部分をくるくると巻き、丸めて代用する方法もあります。
巻く際にはできるだけ隙間ができないようにすることがポイントです!
【おろし金の代用品⑥】フォーク
フォークを使用し、すりおろしたい食材の断面を格子状にひっかいていくことによって、粗目のおろしを作ることができます。
結構力のいる作業になりますが、食感をしっかりと残した状態のおろしに仕上がりますので、こちらの方が好みであるといった場合にはおすすめの方法です。
【おろし金の代用品⑦】フードプロセッサー
元々食材を細かく刻みながら回転させ、混ぜていくことのできるフードプロセッサー。
フードプロセッサーを使用すれば、もちろんおろしも簡単に作ることができます。
フープロで大根おろし作ってみたけど、手でおろしたのと変わらない感じの大根おろしが出来た。もっと違う感じになる気がしてて、フープロでの大根おろしは敬遠してたんだけど、やっぱり何でもやってみるもんだね。今後は大根おろし作る時はフープロ一択だわ。 pic.twitter.com/u7tUjoFdX4
— オバさん (@milkmanscc) 2017年6月11日
【おろし金の代用品⑧】バーミックス
片手で軽々と持つことができ、混ぜる・泡立てる・砕く・潰す、といった作業をアタッチメントの交換でおこなうことのできるバーミックス。
最近では比較的メジャーなアイテムにもなってきました。
こちらも常備していれば、おろしを作る際の代用品として使用可能です。
バーミックスで大根と人参をドロドロにしたやつも入れたから濃くてコク深いカレーになった!✨ pic.twitter.com/ywdvkV6tsW
— 嘉穂ㄘ (@kahoaroma) 2018年9月30日
予め細かく野菜などの素材を刻んでおき、容器に入れて上から砕くタイプのアタッチメントを付けたバーミックスで押していくことによって細かく砕いていくことができます。
【おろし金の代用品⑨】麺棒+包丁
予め包丁で細かく刻んでおいたものをビニール袋に入れ、上から綿棒で叩いて細かくすることもできます。
袋に入れる際に出来るだけ空気を抜いておくことがポイントです。
空気が入ってしまうと、叩いた時に袋が破損してしまい、中身が飛び散ってしまうなどの問題が発生する可能性があります。
強く叩きすぎてしまうと、細かくなる前に素材が潰れてしまうことになり、水分が必要以上に抜けてしまうことになってしまいます。
【POINT】
盛り付けなど見た目を重要視する部分に使用するおろしを作りたい場合には、向いていない方法であるといえますが、下ごしらえや調理工程の一環としておろしたい場合であれば、繊維を細かくすることができますので有効な手段になります。
まとめ
まとめ
✔ おろし金の代用品には以下の9つがおすすめ!
【包丁・ピーラー・突起のついているしゃもじ・スプーン・アルミホイルやサランラップの箱の刃・フォーク・フードプロセッサー・バーミックス・麺棒+包丁】
✔ 麺棒単体では代用品として使用することは難しく、包丁などで予め細かくしておく必要がある。