日差しが強い時期になると、日焼けが気になりますよね。
日焼けは肌が火傷している状態なので、ヒリヒリと痛むだけでなく、シミやたるみの原因になります。
しっかりと日焼け止めを使って、肌を紫外線から守ることが大切でしょう。
しかし、「いざ日焼けを使おうとしたら、切らしてしまっていた!」なんてこともありますよね。
外出の予定があるから日焼け止めは絶対塗っておきたいのに、とても困ってしまいます。
そんなときに、日焼け止めの代用品になるものを知っておくととても便利です。
今回は、困ったときに役立つ『日焼け止めの代用品』についてご紹介します。
目次
日焼け止めの代用品はこの9つがおすすめ!
【日焼け止めの代用品①】化粧下地
お化粧をする際に無くてはならない「化粧下地」。
女性ならほとんどの人が持っていることでしょう。
そんな化粧下地は、UVカット効果があるものなら日焼け止めの代用品として使うことができます。
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— 小学館 Oggi (@oggi_jp) 2018年12月30日
顔は、普段からお化粧の際に化粧下地を使っているので、それでOKです。
「絶対に焼けたくない」という人は、化粧下地の前に日焼け止めを塗っていることでしょうが、それを切らしているのであれば、今日のところは化粧下地だけでも乗り越えることはできます(もちろん、日焼け止めをちゃんと塗ったほうが確実です)。
ただ、化粧下地を顔以外の日焼け止めとして代用するのは、コスパがよくありません。
【日焼け止めの代用品②】椿オイル
椿の種子から取ることができる「椿オイル」。
一般的に椿オイルとは、髪のツヤやコシをよみがえらせる「髪の毛に使うもの」というイメージがあることでしょう。
確かに髪の毛にとても効果的なオイルなのですが、実は椿オイルは全身に使うことができる優れものなのです。
そんな椿オイルは、日焼け止めの代用品として使うことができます。
椿オイル
ツバキ油には紫外線のUVB(やけど状の日焼け引き起こす紫外線)を通さない特徴があり 髪を紫外線から守ることができます。日焼け止めは髪には使えませんが、ツバキ油なら髪
続きはこちらhttp://t.co/dNIkfYqWxF pic.twitter.com/FRlpvb3qMN— formadiary (@formadiary) 2015年6月20日
椿オイルには、シミやそばかすの原因となるUV-Bと呼ばれる紫外線をカットする働きがあります。
日焼け止めがないときは、この椿オイルをしっかり塗って代用するといいです。
しかし、シワやたるみの原因となるUV-Aという紫外線はカットできないので、あくまでも「臨時の代用品」であることを頭に置いておきましょう。
【日焼け止めの代用品③】オリーブオイル
オリーブの果実から取ることができる「オリーブオイル」。
健康や美容にいいので、積極的に料理に使う人もいれば、毎日スプーン1杯のオリーブオイルを飲んでいる人もいます。
そんなオリーブオイルも、日焼け止めの代用品として使うことができます。
強い日差しに要注意な季節。オリーブオイルスキンケアを試してみては?オリーブオイルを数滴いつもの保湿クリームに混ぜてから肌をマッサージ。日焼けを緩和して保湿力をアップします。https://t.co/CmgquVHhXeスキンケア #オリーブオイル pic.twitter.com/k4rla3qnnh
— スペイン産オリーブオイル (@oriibuoiruspain) 2018年7月17日
オリーブオイルは、椿オイルと同じようにUV-Bをカットしてくれる働きがあるのです。
普段使ってる日焼け止めと同じようにとはいきませんが、何もしないまま外出するよりも、シミやそばかすを予防できるオリーブオイルは塗ったほうがいいでしょう。
【日焼け止めの代用品④】ココナッツオイル
ココヤシから取ることができる「ココナッツオイル」。
近年では、健康にも美容にもいいと注目を浴びており、あらゆるお料理や飲み物にひと匙のココナッツオイルを入れて摂取している人が多いです。
また、美肌効果もあるので、スキンケアとして直接肌に塗っている人もいます。
そんなココナッツオイルも、日焼け止めの代用品として使うことが可能です。
今日はすっぴんでお出かけ♪
ココナッツオイルを日焼け止めとして塗って出掛けたから髪も身体もオイリーでしたんww
最近ずっとすっぴん!(昨日の写メは昨日のではないw)
アプリが優秀過ぎて嬉しいんだけど、この写真いかにも過ぎてワロタww pic.twitter.com/j5Q11ZPVXM— 中村水咲 (@misaki_ng_n) 2016年8月13日
ココナッツオイルには、椿オイルやオリーブオイルと同様に、UV-Bをカットしてくれる働きがあります。
昔から天然の日焼け止めとして使われることもあり、ケミカルなものだと肌が荒れてしまうという人にも愛用されているオイルなのです。
ほかにも、ココナッツオイルは抗酸化作用や抗炎作用があるので、日焼け後のケアとして使うことができます。
【日焼け止めの代用品⑤】シアバター
シアーバターノキという木の種子から取ることができる「シアバター」。
スキンケアに使われることが多く、肌に乗せるとスッと溶けて肌に馴染んでいきます。
高い保湿効果や保護力を持っており、オーガニック好きな人の間では人気のアイテムです。
そんなシアバターも、日焼け止めの代用品として使うことができます。
ベビさんの保湿&日焼け止め対策にシアバターを推進しているえのかみです。
カティエのシアバターは、ホイップバターみたいに柔らかくて馴染みやすいので塗りやすくてオススメ❤️
しかも、大容量(笑) pic.twitter.com/7tbkhxO2N2— えのかみつきこ (@enokami) 2017年5月9日
昔からのシアバターを愛用しているアフリカ諸国では、シアバターは美容だけでなく日焼け止めとしても使われてきました。
他の代用品と同じように、UV-Bをカットする働きがあり、肌を紫外線から守ってくれます。
【日焼け止めの代用品⑥】ラズベリーシードオイル
ラズベリーの種子から取ることができる「ラズベリーシードオイル」。
高い美容効果を持っており、美容への関心が高い人や流行に敏感な人から注目されているオイルです。
そんなラズベリーシードオイルは、かなり高い日焼け止め効果があるので、日焼け止めの代用品として使うことができます。
フレグラントアースの植物油(キャリアオイル)のラズベリーシードオイルは、日焼け止め効果あり。お肌に負担がかかる市販の日焼け止めより、私は自然のものがお気に入り。このオイルでお値段変わらずフェイシャルリフレクソロジー40分もできます。 pic.twitter.com/znrSjNdA
— まもるっクマ🌸つづりっクマ公式?!🌸 (@tudurikkuma) 2013年1月9日
ここまでご紹介した代用品は、UV-Bをカットする働きはありましたが、UV-Aをカットする力はあまりありませんでした。
ですが、ラズベリーシードオイルはUV-Bのカットはもちろん、UV-Aをカットする働きもバッチリと備わっているのです。
シミやそばかすだけでなく、シワやたるみの原因も防いでくれるなんて、とても優れていますよね。
その高い日焼け止め効果から、日焼け止めを手作りすり際にラズベリーシードオイルを使う人も多いくらいです。
【日焼け止めの代用品⑦】小麦胚芽油
小麦の胚芽から取ることができる「小麦胚芽油」。
ビタミンEを豊富に含んでおり、美容面や健康面から注目を集めています。
そんな小麦胚芽油も、日焼け止めの代用品として使うことができます。
小麦胚芽油は、天然由来のオイルの中ではラズベリーシードオイルに次ぐUV-Aをカットする力を持っています。
また、日焼け止め効果のほかにも抗酸化作用やアンチエイジング効果もあるので、日焼け止めの代用品以外にも、日焼け後のスキンケアにも使うことができるでしょう。
【日焼け止めの代用品⑧】キャロットオイル
ニンジンの根を細かく刻み、ヒマワリ油に浸すことで抽出される「キャロットオイル」。
ビタミンAとカロチンを豊富に含んでおり、美肌効果はバツグンです。
そんなキャロットオイルは、日焼け止めの代用品として使うことができます。
この夏は、エルビオリスのキャロットオイルで日焼け対策☀️
【キャロットオイルの特徴は...】
皮膚の老化を防ぐ
傷んだ組織の治癒再生効果
βカロチンの恩恵天然の日焼け止め効果があり、SPF40とも言われています✨
◆ジェモセラピーストアhttps://t.co/Yalr0RVTV9 pic.twitter.com/cpd1DwQ1Tb
— KYOKO@choupette (@choupettejp) 2018年6月12日
キャロットオイルは、手作りの日焼け止めを作る際にも用いられるオイルで、日焼け止め効果があります。
美肌効果もあるので、使うことで日焼け止めも出来てお肌もケアができるという優れものなのです。
【日焼け止めの代用品⑨】ファンデーションやBBクリーム
ベースメイクには欠かすことができない「ファンデーションやBBクリーム」。
どちらもメイクには必要不可欠なアイテムで、女性ならほとんどの人がどちらかを愛用していることでしょう。
そんなファンデーションやBBクリームも、日焼け止めの代用品とすることができます。
愛してやまないクレームタンテUV
日焼け止めクリームって、毎回間違いなんじゃ…?と思うほど
カバー力に優れてる実質BBクリーム毛穴も綺麗に消えるし保湿力もあるし
勿論のUV効果もあって本当に最強ベース
これの上に好きなパウダーはたけば完璧4枚目無加工です
ゴミとかムダ毛とかすいません笑 pic.twitter.com/itMwhFcur1— ぞの (@zonocosme) 2019年1月7日
近年、世の中に出回っているファンデーションやBBクリームのほとんどは、日焼け効果を持っているものばかりです。
パッケージを見て、UVの表記があれば日焼け止めの効果があると考えていいでしょう。
とても日焼け止め効果が高いファンデーションやBBクリームですが、化粧下地と同様に、顔以外に日焼け止めとして使うときはコスパがよくありません。
代用品として使うときは肌が露出しているところだけによく伸ばして使い、早めに日焼け止めを手に入れるようにしましょう。
代用品での長時間外出は避けよう!
ここまでは、日焼け止めの代用品についてお伝えしました。
どれも日焼け止めの効果があり、代用品として役立ってくれることでしょう。
しかし、しっかりと日焼け止めをするのであれば、ちゃんとした日焼け止めが一番です。
代用品はあくまで代用品であり、日焼け止め以上に効果を期待するのは難しいでしょう。
日焼け止めと併せて使うことで日焼け効果が増すものもありますが、代用品単品で使うの場合は「短時間だけ」にしてください。
長時間使うと日焼け止め効果がもたなかったり、汗などで落ちてしまったりする恐れがあります。
日焼け止めがどうしても苦手!おすすめ日焼け対策
ここまでご紹介した代用品はとても優秀なのですが、前述したようにあくまで代用品に過ぎないので、ちゃんとした日焼け止めを使った対策を取りたいところです。
ですが、中には
「肌が弱くて日焼け止めを使うと、肌が荒れてしまう」
「日焼け止めの使用感が嫌い」
という理由で、日焼け止めを使いたくない人もいることでしょう。
そんな人は、日焼け止めを使う以外の紫外線対策をしっかりと取る必要があります。
日焼け止め以外の紫外線対策は・・・
✔ UV加工が施された帽子や日傘を使う
✔ 素肌を紫外線にさらさないようにストールや手袋を使う
また、代用品でもお伝えしましたが、ベースメイクのファンデーションも日焼け止め効果があるので、デイリーで使うファンデーションは必ずUV効果があるものにするといいでしょう。
まとめ
まとめ
✔ 日焼け止めの代用品は、以下の9つがおすすめ。
【化粧下地、椿オイル、オリーブオイル、ココナッツオイル、シアバター、ラズベリーシードオイル、小麦胚芽油、キャロットオイル、ファンデーションやBBクリーム】
✔ 代用品はあくまで代用品であり、日焼け止め以上に効果を期待するのは難しいため、代用品を単品で使う場合は「短時間だけ」効果がある。
✔ 日焼け止めを使わないのであれば、UV加工が施された帽子や日傘を使う、素肌を紫外線にさらさないようにストールや手袋を使う、ファンデーションは必ずUV効果があるものにするなどの対策を取る必要がある。