お菓子作りではおなじみの「無塩バター」。
よくクッキーやケーキなどを作る際にレシピに載っていることがありますよね。
しかし、普通のバターはともかく無塩バターは使い道がわからないため、「買ったことがない!」「家にない!」なんてこともありますよね。
そんなときは、無塩バターの代替品を使うのがおすすめです。
今回は、無塩バターのおすすめの代用品をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
無塩バターとは?
無塩バターとは、その名前の通り「塩を使っていないバターのこと」。塩を使わないため、賞味期限が短いのが特徴です。
また、有塩バターと比べて価格が高めです。
その理由は、上記で触れた「賞味期限」にも関係します。
「期限が短い商品はお店で扱いづらく、大量に仕入れられない」また、「お菓子作りが盛んになるバレンタインやクリスマスの時期を除いて、需要が安定しないため、メーカー側が大量に生産しない」と言われています。
このような理由から無塩バターの価格は高めですが、バターそのものの味が楽しめます。
そのため、素材の味が決め手のパンやケーキなどによく使われています。
代用品で作れないことはありませんが、本来の味を楽しみたいなら、無塩バターは欠かせませんね。
無塩バターの代用品はこの6つがおすすめ!
【無塩バターの代用品①】マーガリン
トーストのお供にぴったりの「マーガリン」。
パンをよく食べる家庭では、常備していることも多いでしょう。
一般的なマーガリンは塩が含まれているため、使用する量によっては塩分が濃く感じられるかもしれません。
また、バターは動物性油脂から作られているのに対し、マーガリンは植物性油脂から作られているため、マーガリンで代用するとコクや風味が異なる仕上がりになることが考えられます。
週末時間あったからクッキー作った…( •́ฅ•̀ )(笑)🤣深夜から作ったので無塩バターをマーガリンで代用!
普通に上手い🤤(笑)👨🏻🍳 pic.twitter.com/WkfcK87epq— らくちー@ K (@shift_lak) 2018年9月10日
【無塩バターの代用品②】サラダ油
必ずと言っていいほどどの家庭にもある「サラダ油」。
毎日の料理に欠かせない油の1つですよね。
無塩バターとサラダ油は形状が異なりますが、実は代用が可能です。
久しぶりにパウンドケーキ作った。無塩バターの賞味期限が切れててサラダ油で代用。にんじんすって入れた。まあまあ美味しいと好評。 pic.twitter.com/pgHgGxsWxt
— ゼリービーンズ/イラストレーター (@jellybeans) 2015年10月10日
ただし、サラダ油は水分量が多いため、レシピ通りの分量を使うのはNG。
少しずつ加えて様子を見るのが良いですが、目安としてレシピの半分くらいを使用するのがおすすめです。
しかし、パイ生地やクロワッサンなどの油脂の層がポイントのお菓子には向きません。
【無塩バターの代用品③】オリーブオイル
イタリアンには欠かせない「オリーブオイル」。
フルーティーな香りとあっさりとした風味が特徴の油ですね。
無塩バターの代わりにオリーブオイルを使用すると、バターのコクはありませんが、代わりにフレッシュな風味がプラスされます。
バンホーテンココアクッキー♪
無塩バターがなかったから代わりにオリーブオイルを使用。ほろ苦くてうまし。 pic.twitter.com/TMQPBRyvjm— ナッツミー (@nyanko723104) 2014年5月31日
クッキーなどの仕上がりはサクサクというより、少ししっとり目になるでしょう。
しかし、焼き方や分量などを工夫すれば無塩バターと同じような仕上がりになります。
【無塩バターの代用品④】有塩バター
料理やお菓子作りに使える「有塩バター」。
一般的なバターと言えば有塩バターですよね。
料理にコクや風味をプラスでき、味も決まるため、隠し味に使うこともできます。
今日、ちょっとした集まりに持っていった桜パウンドケーキ。
無塩バターがなかったので有塩バターを使ったらちょっと塩味の効いた感じになりました。手頃な箱があったので詰めたらちょうどいい感じに収まりました🎵
喜んで頂けて良かった😊🌟 https://t.co/zkMXM3RDyH pic.twitter.com/b6YSpQP9UT— 小鳥の祈り(時々出没) (@soranotori8329) 2018年1月25日
有塩バターは無塩バターと比べて塩味が強いため、代用には工夫が必要です。
例えば、レシピに「無塩バターと塩少々」などと書かれている場合は、無塩バターを有塩バターに置き換えて、塩は省略すると良いでしょう。
塩を使わないレシピの場合でも置き換えて代用ができますが、仕上がりの味が塩辛く感じるかもしれません。
特に無縁バターの分量が多いレシピでは味の違いが出やすいため、注意しましょう。
少量の有塩バターとサラダ油を組み合わせて代用するなど、工夫してみるのもおすすめです。
【無塩バターの代用品⑤】ケーキ用マーガリン
マーガリンには有塩と無塩があり、ケーキ用マーガリンは無塩です。
そのため、無塩バターの代わりにケーキ用マーガリンを使うことができます。
20161001
プレーンクッキー🍪🍪
無塩バター高いから最近はケーキ用マーガリンで妥協してます加藤です🌜
陸部全員にあげれたよかばよかば😉みんな喜んでくれた☀️嬉しい嬉しいバター 100g
砂糖 80g
卵 1個
薄力粉 250g180°Cで15分 pic.twitter.com/a9PbxivW17
— パン村趣味垢 (@katopanson) 2016年10月2日
そもそもマーガリンは植物性油脂が使われているため、無塩バターよりもあっさりとした味わいがあります。
しかし、ケーキ用マーガリンは動物性油脂が配合されているため、風味がバターに近くなります。
【無塩バターの代用品⑥】ココナッツオイル
美容と健康に良いと言われる「ココナッツオイル」。
海外セレブや有名人の発信から、瞬く間に話題になったオイルです。
ココナッツオイルはココヤシからとれる油のことで、脂肪燃焼効果があると言われています。
コーヒーに入れたり、トーストに塗ったり、ドレッシングに使ったりとさまざまな食べ方がありますね。
無塩バターの代用にも使えるため、ヘルシーな仕上がりにしたい時にもおすすめです。
クッキー作るのに無塩バターなくてココナッツオイルを同じ量で代用したらこっちのほうが普通に美味しいw
もう無塩バター使わないかもしれぬ。 pic.twitter.com/3dyBPlT1aA— ▽ヒトミ*シャブナム▽ (@1103hitomi0828) 2018年2月14日
有塩バターから無塩バターにする方法
無塩バターの代用品も良いけれど、やっぱり無塩バターを使いたいということもありますよね。
そんな時は、有塩バターから無塩バターを作ってみるのもおすすめ!
【用意するもの】
✔ 有塩バター
✔ 耐熱容器
✔ ラップ
✔ スプーン
✔ 冷水
✔ ラップ
手順
- 有塩バターを適当なサイズにカットし、耐熱容器に入れます。
- 湯せんにかけるかラップをかけてレンジで温めます。
- 完全に溶けたら粗熱をとり、ラップをかけて冷蔵庫で冷やします。
- 冷えたら底に塩が付くため、スプーンなどでこそげ落とします。
- とりきれない塩を冷水で洗い落として完成。
レンジで温める場合は、バターが飛び散るため、しっかりとラップをかけておきましょう。
まとめ
まとめ
✔ 無塩バターとは、塩を加えてないバターのこと。
✔ 有塩バターと比べて賞味期限が短く、価格が高め。
✔ 灰皿の代用品には、以下の6つがおすすめ。
【マーガリン、サラダ油、オリーブオイル、有塩バター、ケーキ用マーガリン、ココナッツオイル】
✔ 有塩バターを温めて冷やすと塩を分離でき、無塩バターが作れる。