肉料理や魚料理に欠かせないハーブ。
その中でもローズマリーは香りが良く、肉や魚の臭みを消してくれる効果があるなど使うだけで普段の料理もランクアップさせることが出来る便利で使い勝手のいいハーブです。
しかし、ローズマリーはなかなか見つからないハーブなため、使いたい時に買いに行っても購入できない可能性があります。
そうなると作りたい料理が作れなくなってしまうので困ってしまいますよね。
そこで今回は、そんな困ったときに役立つ『ローズマリーの代用品』をご紹介します。
お困りの際はぜひ参考にしてみてください
目次
ローズマリーの料理への役割とは?
ローズマリーを料理に使用した際の役割は以下の通りです。
ローズマリーの役割
- 臭みを消してくれる
- 香り付け
- 脂肪分の消化を助ける
- 料理を華やかにみせてくれるなど
他にも美容効果や殺菌・防腐作用、集中力の向上など、食べる・飲む・匂いを嗅ぐなど様々な方法で使うことができます。
ローズマリーの代用品はこの5つがおすすめ!
【ローズマリーの代用品①】ローリエ
カレーやシチューなどの煮込み料理に大活躍のローリエ。
ローリエは、臭み消しは勿論のこと、消化を助ける働きがあり、ローズマリーを使用した時とかなり近い効果を期待できるので代用品として使いやすいハーブです。
煮込み料理にはそのまま使用して、焼き料理には細かく刻んで使用する事で風味も楽しむ事ができます。
飯はだいたい、肉。ちなみに本日はふるさと納税のラム肉届いたやつあったからこいつに色々ぬりたくってローズマリー切らしてたからローリエで代用だけど低温オーブンにぶち込んだらあとは放置して焼いて朝起きたら肉をもりもり食べるスタイル⊂( ˆoˆ )⊃
野菜高すぎるよね… pic.twitter.com/qRMWYd4gpN— アヒル (@ahiru_chiba) January 18, 2018
しかし、ローズマリーの香りとは違った甘い香りであるため、好みが分かれる可能性があります。
煮込み料理の際は長時間ローリエを入れたままにしてしまうと苦味が出てしまいますので注意が必要です。
【ローズマリーの代用品②】タイム
アロマオイルなどで人気のタイムは料理でも大活躍してくれるハーブの1つです。
効果として、殺菌効果や魚や肉の臭みを消してくれる効果を期待できます。
タイムは焼き料理や煮込み料理は勿論のこと、生で食べることもできるので幅広く活用する事ができます。
アロマオイルに使用されるくらいですので香りも比較的強く、この香りは加熱しても消えにくいので焼き料理などに使用しても香りが飛ぶ事なく、食材に香り付けをする事ができます。
鯛の香草焼き。
ローズマリー無かったからタイムで代用 pic.twitter.com/s0Vy0q5K6J— きくち (@kikutkd25) September 28, 2015
【ローズマリーの代用品③】バジル
バジルは、野菜は勿論のこと、肉や魚との相性も良いので様々な料理に活用する事ができ、ローズマリーの代用品としても使えます。
ハーブとしての効果は消化を助けてくれたり、集中力を向上させてくれるなどローズマリーとも似た効果を得る事ができます。
また、香りが強いので食材への香り付けは十分にできますし、生のバジルの葉を飾れば料理が一気に華やかになります。
ローストはビーフモポークも美味しいね!
ローズマリーなんて素敵なもの売ってなかったからバジルで代用してみたけどこれはこれで美味しい❤️ pic.twitter.com/Mz8mGZjMZ2— MASAKI (@masakidcl) December 24, 2016
しかし、香りが強いものの臭みを消す効果がなく、臭みを香りで誤魔化すような状態になってしまうため臭み取りが目的の場合はあまりお勧めできません。
また、香りがかなり強いので大量に使用すると食材の持つ香りを全て消してしまう恐れがあります。
【ローズマリーの代用品④】オレガノ
魚や肉の臭み消しは勿論のこと、チーズなどの牛乳臭さや独特の匂いを消してくれる効果のあるオレガノは、ローズマリーを使用するような洋食によく合うハーブです。
炒めた野菜に少しかけるだけでも手の込んだ料理のような香りと風味を出す事ができるので、1つ持っていると手軽におしゃれな料理を作る事ができます。
香りも強いので加熱調理しても匂いが損なわれにくいので焼き料理などにも向いています。
オレガノとブラックペッパーで臭み消し pic.twitter.com/MhV5UNc8Qg
— takasago (@takasago_jp) August 4, 2016
注意点としては、オレガノはどちらかというと香辛料として活用される事が多く、唐辛子ほど辛いわけではありませんが少し辛味があります。
【ローズマリーの代用品⑤】セージ
ソーセージに入れるスパイスとしても有名なセージは、肉料理に使用するのがお勧めのハーブです。
ラム肉やレバーなどの臭みやクセの強い肉の臭みをとってくれる効果があるので、臭み取りの効果はローズマリーよりも期待できるかもしれません。
また、油っこさを軽減してくれる効果もあるので油を大量に使用する料理に使用する事で、油物で胃もたれしやすい人にも食べやすい料理を作る事ができます。
今日は豚ハンバーグ(^ω^)
牛より味が無いのをやや多めの塩こしょうでカバー
臭みはセージで消してみました
セージと豚は相性いいですな(≧∇≦)
相変わらず見た目があんまり(っ◞‸◟c) pic.twitter.com/VY0PFEfnlY— モコモコ@モッコリモッコス (@mokox2mokkori) March 1, 2016
注意点としては香りがかなり強いので大量に使用してしまうと匂いがキツくなってしまい料理が台無しになってしまう可能性があります。
残ったハーブは一工夫して無駄なく使い切ろう!
ここまで、ローズマリーの代用品をご紹介しましたが、「1つのハーブを購入してもその後の使い道に迷ってしまい使い切れないまま賞味期限が切れてしまった…」という経験がある人もいるのではないでしょうか?
ハーブの価格は種類によって異なりますが、安いものでは無いので使い切れないと勿体ないですよね。
①ハーブソルト
まずご紹介するのはハーブソルトです。
その名の通り数種類のハーブと岩塩が混ざったものですので肉や魚を焼く際にかけるだけで味付けをしながらハーブの香りをつけることができます。
ちょっとした炒め物やスープなど普段塩を使う料理に使うことが出来るため、ハーブのみよりも使い切りやすいです。
注意点として、ハーブ感を強く出したいからとハーブソルトを入れすぎてしまうと塩気が強くなって辛くなってしまう可能性があります。
②ハーブティー
お茶が好きな人はハーブティーにする事で美味しく使い切る事ができます。
ハーブの組み合わせや量によって風味や香りも変わるので自分だけのオリジナルハーブティーを作る事ができます。
ハーブのみでは飲むのが難しいという場合は蜂蜜や砂糖を加えてみたり、紅茶に混ぜる事でより飲みやすくなります。
注意点としては、今回ご紹介した中でローリエやバジルは苦味や青臭さが出てしまうためハーブティーにするには不向きですので注意が必要です。
③オイル漬け
オイル漬けにするという方法もあります。
オリーブオイルに残ったハーブや唐辛子、ニンニクなどを入れ密封してつけておく事でハーブの香りがオリーブオイルに移ってくれるのでオリジナルのハーブオイルを作る事ができます。
オイルのみをサラダのドレッシングや料理に使用するのは勿論のこと、漬け込んだものを具材としてパスタなどにしても美味しく食べる事ができます。
まとめ
まとめ
✔ ローズマリーには臭み消しや香り付けの効果がある。
✔ 代用品として臭みを消す効果のあるハーブが向いている。
✔ ローリエは煮込みすぎると苦味が出るので使用時には注意が必要。
✔ タイムは加熱しても香りが飛びにくいので焼き料理に向いている。
✔ バジルは香りが強いものの、臭みを消すのは難しい。
✔ 香辛料としても使われるオレガノは臭みを消しながら程よい辛味をつける事ができる。
✔ 臭み取りが目的の場合はセージを使用するのがお勧め。
✔ 残ったハーブはアレンジする事で無駄なく使用する事ができる。