タルトやケーキ、フルーツをツヤツヤに見せる「ナパージュ」。
ナパージュを使うとスイーツがたちまちキラキラになり、美味しそうに見えるのが特徴です。
しかし、一般的なスーパーではなかなか手に入りませんよね。
せっかくツヤツヤに仕上げようと思ったのに、「ナパージュがなくて困った!」という方も多いことでしょう。
そんなときは、ナパージュの代替品を使うのがおすすめです。
今回は、困ったときに役立つ『ナパージュのおすすめの代用品』をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
ナパージュとは?特徴や役割
ナパージュは、スイーツなどのツヤを出すために使われるゼリー状のものになります。
一般的なナパージュの原料は、「水」「砂糖」「ペクチン」で、混ぜ合わせることでゲル状になります。
製品によって異なりますが、熱を加えてトロトロの状態にし、粗熱が取れたらケーキやフルーツに塗って使用します。
ナパージュを塗ることで・・・
- フルーツやケーキがツヤツヤになり、新鮮に見える
- フルーツの変色を防ぐ
- フルーツの乾燥を防ぐ
などの効果があります。
キラキラときれいな見た目になり、より美味しそうに感じますよね。
また、基本的に透明ですが、赤や黄色、オレンジ、青、緑など、さまざまなカラーのナパージュがあります。
ナパージュの代用品はこの6つがおすすめ!
【ナパージュの代用品①】はちみつ
甘くてトロトロの「はちみつ」。
料理に甘みを加えたり、ジュースやお菓子作りにも万能に使えますよね。
はちみつは透明でツヤツヤとしているため、ナパージュの代わりに使用できます。
無事完成(´ω`)
ナパージュ無かったのでハチミツで代用
焼き色はいい感じ、膨らみ加減は火力足りない感、今回は160℃で焼いたけど家庭用オーブンなので余熱170~180℃で良かったかも
BP入れなくて薄力粉のみでもいいね、砂糖ももう少し入れてもいい感じ pic.twitter.com/iakY5UDlzh— 三式機龍(三国志PN九尾ノ狐)@Lov4&三国勢 (@OZgoji) 2018年1月28日
塗るだけで簡単にツヤが出て、美味しいそうに見えます。
また、はちみつの甘さもプラスされるため、フルーツタルトなどには相性が良いでしょう。
ただし、はちみつはそのまま塗るとかなりの甘さが出てしまいますので、お湯を加えて混ぜ、粗熱を取って使うと良いかもしれません。
【ナパージュの代用品②】ジャム
パンに塗ったり紅茶に入れたり、さまざまな使い方ができる「ジャム」。
フルーツの酸味や甘みが引き立ち、贅沢な味わいですよね。
先にも説明したように、ジャムはペクチンを使ってとろみをつけているため、ツヤツヤでナパージュのような見た目になっています。
ジャムならケーキやフルーツタルトなど、さまざまなお菓子に合うため、違和感なく代用できそうですね。
ほい、完成♪
〜ミックスベリーのブルーベリーレアチーズケーキ〜ベリーなんでアプリコットじゃなくてイチゴジャムでナパージュしました♡
※チョコ関係ありません pic.twitter.com/7cDQhVvD3M
— 馨 (@kaoru2387) 2019年2月13日
ただし、ジャムにはフルーツの色がついているため、色の合う料理、お菓子に使用するのがおすすめです。
ベリー系のお菓子ならいちごやブルーベリーのジャム、チーズケーキのようなフルーツを使わないお菓子ならアプリコットジャムやりんごジャムが良いでしょう。
また、そのまま塗るとかなり甘くなってしまうため、はちみつと同様に薄めるのがおすすめ!
ジャムと同じ分量から半量くらいの水を加えて加熱し、茶こしなどでこしてから使ってくださいね。
【ナパージュの代用品③】寒天
プリプリの食感が特徴の「寒天」。ゼリー寄せやジュレなどの材料として使われますね。
寒天はテングサなどの海藻から作られた食品で、食物繊維が豊富に含まれています。
凝固力が強く、少量の水でも固まり、歯切れの良い食感になります。
ど失敗しちゃったんだけど記録のためにあげときます
桃まるごとケーキ
中は生クリーム、カスタードクリーム、スポンジ寒天でナパージュは綺麗に出来たんだけど湯むきを盛大に失敗して泣きながらぐちゃぐちゃに剥きました。桃なんて高級な果物あんまり触らないから扱いが分からん…要修行…。 pic.twitter.com/Qj3y8nu8Ya
— あめきっちん (@ame_kitchen) 2018年7月4日
もちろん、寒天そのものに味は付いていないため、ナパージュの代わりに使用するには砂糖を加えたほうが良いでしょう。
【用意するもの】
✔ 寒天
✔ 砂糖
✔ 水
手順
- 寒天1gに対し、水100ccを加えます。
- 鍋に入れてよく混ぜ、寒天を完全に溶かしましょう。
- 砂糖大さじ2杯を加えて混ぜながら沸騰させ、3分ほど煮立てて粗熱を取ったら完成です。
寒天は少し白く濁った色をしているため、ナパージュの代用にするには色味がイマイチということもあるでしょう。
【ナパージュの代用品④】ゼリー
ゼリーはゼラチンを使って固められているお菓子になります。
熱を加えると溶け、冷やすとまた固まる性質を持っていますので、ゼリーを溶かせば問題なくナパージュの代わりに使用できます。
こんなんなりましたー(^o^)カットしてさらにいちご盛り盛りにしたよ♡カスタードと生クリームのダブル!ナパージュはゼリーをチンして代用(笑)喜んでくれるといいなあ! pic.twitter.com/0BaZRaBTsv
— たけゆ (@takeyukya) 2014年3月2日
代用方法は、ゼリーをレンジや鍋などを使って加熱し、水のようになったら粗熱を取り、お菓子にかけて冷やせば完成です。
プルプルでツヤも出るため、見た目はナパージュそっくりになります。
【ナパージュの代用品⑤】水飴
りんご飴や大学芋などに使われる「水飴」。
透明でキラキラしているため、ナパージュの代用に使えます。
一昨日作ったフルーツタルト
ナパージュも寒天もゼラチンもなかったので、ライムとレモンと水あめとグラニュー糖でそんな感じの(フルーツの上にコーティングする透明な奴)を作ったよ pic.twitter.com/ail0H0bGzJ— 松本昭彦 (@cccoltd) 2014年8月19日
また、甘みがあるため、砂糖を加える必要がないところもおすすめのポイントです。
ただし、そのままでは硬くてお菓子に塗るには不向きですので、水を加えて緩めに伸ばして使いましょう。
温めれば柔らかくなる性質があるため、お湯を加えると塗りやすいかもしれません。
【ナパージュの代用品⑥】アガー
ゼリーや羊羹などに使われる「アガー」。
ツヤツヤなので、ナパージュの代用にぴったりです。
パパんの誕生日だからフルーツタルト作った!
グレープフルーツはパパんが嫌いだし、ラフランスはコンポート作るのが面倒いな~なんて思ってたら季節のフルーツがなくなっちゃった(-ω-;)
ナパージュ買い忘れたからアガーで代用したぜよ✨ pic.twitter.com/Nq1pFXgf02— 莉緒 (@hageneko0323) 2015年11月1日
アガーは透明度が高いのが特徴なので、素材の色を良く見せたい場合にもおすすめです。
質感はゼラチンと寒天の間くらいのプルプル感で、光沢があります。
使い方は、アガーを熱湯で溶かし、粗熱を取って塗ればOKです。
まとめ
まとめ
✔ ナパージュはスイーツなどのツヤを出すために使われている。
✔ 水、砂糖、ペクチンなどが原料となっており、色止めや乾燥防止の効果もある。
✔ 赤、黄色、オレンジ、青、緑など、さまざまなカラーのナパージュがある。
✔ ナパージュの代用には、以下の6つがおすすめ。
【はちみつ、ジャム、寒天、ゼリー、水飴、アガー】