台所のアイテムとして使い捨ても可能なキッチンペーパーは非常に便利なものになります。
食材の水気をふき取ることも可能ですし、濡れたキッチン用品を拭いたり様々な用途がありますが、頻繁に使っているとすぐにない!ということもよくあります。
身近であることからないと非常に困るものでもありますが、そんな時に代用できるアイテムがあれば有難いですね!
今回は、キッチンペーパーの役割・用途からその代用品に至るまで、色々なアイテムを紹介します。
目次
キッチンペーパーの役割と4つの用途
キッチンペーパーは非常に多様性のあるアイテムになります。
①水分をふき取る
食材の水分をふき取るということにも使用できますし、もちろん洗った後すぐに使用したいキッチンアイテムなどをふき取る際にも使用できます。
使い捨てできるため非常に清潔で便利です。
②手を拭く
手を洗った後はもちろんですが、水分の多い食材の調理などを行っている場合などであれば、途中で手についた余分な水分などをしっかりとふき取りながら作業を行うことができます。
作業をより円滑に進めるためにも必要であり、使い捨てが可能なので調理中であっても清潔を保つことができます。
③油をきる
揚げ物などを作る場合、どうしても余剰に吸ってしまっている油などを落とす必要が出てきます。
キッチンペーパーは吸収性に優れているため、揚げ物をする際の油切りに使用することも可能です。
よりカラッとヘルシーに作るために、一役買ってくれるアイテムになります。
④掃除に使用
吸収性にも優れていますし、比較的厚手のしっかりとした紙であるため、掃除などにも使用することができます。
使い捨てできるので、汚れが気になるような部分であっても気にすることなく使用することが可能です。
いくつか役割をあげてみましたが、役割を見ていく中で、キッチンペーパーの用途が多岐に渡っていることがわかります。
✔ 食材の水分をふき取る(水を切る)
✔ 手指の水分をふき取る
✔ 油をきる(ふき取る)
✔ 汚れなどをふき取る
これらを踏まえた上で、次に代用品をいくつかあげていきます。
キッチンペーパーの代用品【揚げ物の場合】
キッチンペーパーはさまざまなものに柔軟に使用することのできるアイテムですが、代用品を考えた場合には、使用する用途によって別に考えていく必要があります。
ここではまず揚げ物を作りたい場合の代用品をご紹介します。
①網(油切り用など)
揚げ物の場合、専用の網とバットもがあります。
専用の鍋などを使う場合であれば、鍋の淵に予め網がついているものもあります。
②ティッシュペーパー
においがついているような物は使用できませんが、シンプルなタイプのものであれば、吸収性もあるためある程度代用することが可能です。
使い捨ても可能なので、便利ではありますが、代用品として使用する場合には水などに対して溶けにくいタイプのものを使用する必要があります。
③新聞紙
新聞紙は、油をきりたい場合の代用品として使用することができます。
美味しいかわからないけど、砂肝の唐揚げ作ってみました〜
味付けは豆板醤等使ってピリ辛仕様に☺️
キッチンペーパーがなかったから新聞で代用w pic.twitter.com/vb0bmqYQL6— 望愛 (@HY11228008) 2019年1月26日
最近では新聞をあえてとっていない家庭に見受けられますが、比較的どこの家庭にでもあるものかと思います。
印字がされているため、直接食品に触れることは避けたいですが、網などと併用して使用することによって、出てきた油を吸ってくれます。
④チラシ
新聞を取っていれば、時にはいらない程入ってくることもあるチラシですが、こちらも油をきる際に新聞紙と同じように使用することができます。
固めの素材のものは、一度くしゃくしゃにして柔らかくして使用すれば、より効果的に使用することが可能です。
⑤牛乳パック
予めしっかりと洗って乾かし、ハサミなどで切り開いて内側のビニール部分をはがしておくことによって、油切りに使用することができます。
こちらも非常によく油を吸い取ってくれるため、代用品としての役割をしっかりと果たしてくれます。
⑥コピー用紙
コピー用紙はキッチンペーパー程ではありませんが、紙なので油を切る際の代用品として使用できます。
⑦半紙(わら半紙)
できるだけ加工の少ない物が食品に対しては有効でしょう。
特にわら半紙であれば、出来上がった揚げ物を包む際に使用することもあるので、よく油を吸ってくれる代用品になります。
キッチンペーパーの代用品【水切りの場合(食品)】
次に豆腐や野菜などから水を切りたい場合の代用品についてご紹介します。
①ガーゼタオル(ガーゼでも可)
比較的柔らかい素材であるガーゼタオルであれば、豆腐などの柔らかいものであっても形を崩してしまうことなく水分をしっかりと取ることができます。
野菜の水分をふき取る際にも使用できますし、繰り返し使用することができますのでゴミを減らすことができます。
ただ、繰り返し使用するため、しっかりと洗濯などを行い、しっかりと乾いている清潔なものを使用する必要があります。
②ザルやボール(食器)
これは主に豆腐やヨーグルトなどといった食品の水分を抜きたい場合に、ガーゼタオルや布巾などと合わせて使用することがおススメです。
食器などを使用して重しを調節することによって、より速く綺麗に水分を抜くことができます。
③布巾
台所でよく見かけるものの一つでもあります。
こちらもさまざまなものに使用することのできるアイテムになりますが、繰り返し使用することになるため、洗濯・洗浄を行い、しっかりと乾いているものを使用する必要があります。
④ポリ袋
洗った後の野菜などを中に入れ、絞ることによって水を切ることが可能です。
見た目を大切にしたい場合については、絞り方を工夫する必要があります。
⑤古布
使い古しの古布は、耐久性にも優れているため代用品として使用可能です。
こちらは絞ることにも向いています。
ただし、糸くずなどが出やすい素材は避けた方が無難。使用する際にはしっかりと洗濯をした後、乾いているものを使用するようにしましょう。
⑥コーヒーフィルター
逆にキッチンペーパーをコーヒーのフィルターとして使用する場合もあるため、水分を切りたい場合などに代用品として使用することが可能です。
サイズが限られているため、小さめのものや少量のものの水気を切りたい際には適しているといえます。
用途に応じて使用可能な代用品
汎用性はそれほどありませんが、特定の用途であれば使用することのできるアイテムもあります。
代用品…とまでは行かないかもしれませんが、便利であるためいくつかご紹介します。
①電子レンジ
豆腐の水分を抜きたい場合に、電子レンジを使用して早く水分を抜く方法があります。
やり方は簡単で、ラップをかけずに500Wであれば1分半ほどチンするだけ。
よりしっかりと水分を抜きたい場合であれば、布巾などに包んだ上でお皿などで重しをすると良いでしょう。
②オーブン
最近のオーブンには、揚げ物の油を切ることのできる機能がついているものもあります。
そういった機能を活用することによって、よりカラッと揚げ物を料理することが可能です。
この機能は、総菜などとして購入してきた揚げ物にも有効ですので、活用していきたい便利なものになります。
キッチンペーパーの代用品に向いていないもの
用途によっては、ある程度代用品として使用することはできるものの、少し代用品としては使いづらいものをここではご紹介します。
全く使えないというわけではありませんが、使用の目的によって工夫してみることをおすすめします。
①トイレットペーパー
汚れなどをふき取りたい場合であれば、どこの家庭にもあるものですし、代用品として使用しやすいものとしてあげられます。
しかし水分に弱いため、食材に対しての使用などは避けた方が無難でしょう。
②タオル
通常のタオルは、水気に強く勿論掃除に使用できます。
手を洗った際の水分の除去にも使用できますし、野菜などの水分を拭きたい場合であれば、代用することが可能です。
ただ、豆腐などの柔らかいものの場合には、繊維に絡みついてしまう可能性がありますし、油切りとして使用してしまうと、洗濯が大変になってしまう場合がありますので、注意が必要でしょう。
まとめ
まとめ
✔ キッチンペーパーの代用品は、目的別に以下のものがある。
・揚げ物の場合【網(油切り用など)・ティッシュペーパー・新聞紙・チラシ・牛乳パック・コピー用紙・半紙(わら半紙)】
・水切りの場合【ガーゼタオル(ガーゼ)・ザルやボール(食器)・布巾・ポリ袋・古布・コーヒーフィルター】
・用途は限られるが代用できるもの【電子レンジ・オーブン】
✔ トイレットペーパー・タオルは、代用品としておススメはできないもの。ただ、用途や工夫次第で代用品として使用可能になる。