【すだちの代用 6選】代わりになるのはコレ!!レモン・ライムなどオススメ代替品を紹介

 

焼いた秋刀魚の脇に添えられていることが多い緑の皮の柑橘類「すだち」。

 

ぎゅっと絞ると果汁のさわやかな香りと酸味が秋刀魚の美味しさをいっそう引き立ててくれますよね。

 

しかし、いざ使おうと思った「家にない!」「そもそも近くのスーパーじゃ手に入らない…」なんてこともありますよね。

 

カワルンちゃん
やばい!すだちがない。どうしよう…

 

そこで今回は、困ったときに役立つ『すだちの代用品』についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

すだちの特徴とは?

 

すだちはみかんの仲間ですが、ご存知の通りみかんのように甘い果物ではありません。

 

特徴は酸味の強さ。そのため、ゆずやかぼすとともに「酢ミカン」という呼ばれ方をすることもあります。

 

すだちの大きさはゴルフボール程度と小さく、大抵半分に切った状態で焼き魚の脇に添えられていますね。

 

すっきりとした酸味と特有の香りを持ち、果汁を絞りかけることによって「魚の生臭さを抑えられ、料理の味を引き立ててくれます」。

 

また、すだちに多く含まれている栄養素は、ビタミンCやクエン酸です。

 

ビタミンCはコラーゲンを構築するのに不可欠であり、美容のための効果が期待できる成分です。

 

また、酸化を防ぐ働きもあることから、酸化に弱い栄養素を含む秋刀魚にすだちを絞る食べ方は、栄養面においてもしっかりとした意味があると考えられます。

 

カワルンちゃん
代用品を選ぶときは、こういった特徴を踏まえておくといいでしょう。

 

すだちの代用品はこの6つがおすすめ!

【すだちの代用品①】レモン

酸味のある果実といえば「レモン」があります。

 

皮は黄色く、大きさはてのひらに乗るくらいと見た目の印象は少し違いますが、みかんの仲間である点はすだちと同じ。

 

さらに、ビタミンCの含有量が非常に豊富である点も、すだちの代替品に挙げる条件を満たしているといえるでしょう。

 

 

さて、レモンの風味についてですが、こちらはすだちとは少し特徴が異なります。

 

特に香りには顕著な違いを感じるのではないでしょうか?

 

これはすだちに含まれている香気成分の一部がレモンには含まれていないためです。

 

「スダチチン」をはじめとしたすだちにだけ含まれる香気成分が存在するので、すだちの香りはほかにはない特有のものなのです。

 

すだちの代替品としてレモンを使用する場合、こういった風味の違いについて意識しておく必要があるといえます。

 

カワルンちゃん
すだちとは異なりますが、レモンの「スーッとする香り」を楽しむことができればいいですね。

 

【すだちの代用品②】ゆず

すだちと同じく酸味の強いみかんの仲間には「ゆず」もあります。

 

どちらかというとレモンよりゆずのほうが、すだちと香りが似ていると感じる人が多いでしょう。

 

ビタミンCの含有量も多いことから、すだちの代替品として問題なく使うことができるでしょう。

 

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新サンマにとってきたばかりのゆずを絞るこの贅沢。盛り付けが投げやり過ぎるのはほっといて。

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「ホッとする」「癒される」ともいわれるゆずの香り。レモンは明治時代に日本に渡ってきましたが、ゆずは奈良時代にはすでに日本でも栽培されていた果実です。

 

ゆずの香りに親しみを感じて気分が落ち着くのは、日本の人々がつき合ってきた歴史の長さに由来するということもあるのかもしれません。

 

また、ゆずの果皮は特にビタミンCに富んでいるため、果汁だけでなく薄く切った皮を風味付けに利用することもあります。

 

カワルンちゃん
皮ごと薄く半月切りにして焼き魚に添えたり、刻んだ皮をソースに混ぜたりするのもオススメです!

 

【すだちの代用品③】かぼす

酸味の強いみかんの仲間の中で、緑色の外見がすだちとよく似ているといわれるのは「かぼす」です。

 

かぼすもビタミンCを多く含んでいますが、疲労回復を促す効果があるクエン酸については特に豊富で、すだちを凌ぐ含有量が特徴です。

 

代用品として活躍してくれるでしょう。

 

 

すだちに近い風味をしていますが、やはりかぼすの香りも独特。

 

代替品として使うときは、苦手な人がいないか確認しておくといいでしょう。

 

カワルンちゃん
「まろやかな酸味」は、ほかの柑橘類にくらべて素材の味や料理の味付けを打ち消すことなく、引き立て役としてバランスのよい働きをします。

 

【すだちの代用品④】ライム

香りと酸味が特徴の柑橘類には、ほかに「ライム」があります。

 

かぼすと同じくクエン酸に富んでおり、疲れているときには疲労回復効果を期待してライムを絞るのもいいでしょう。

 

 

ビタミンCも含まれていますが、すだちと比較すると含有量は多くありません。

 

ライムの風味はレモンと近いといわれますが、熟する前に摘み取られるからか、香りの中には少し若さや鋭さがあるように感じられます。

 

カワルンちゃん
焼き魚などに絞りかけると、すだちなどとはまた違った新鮮な風味を楽しむことができるでしょう。

 

【すだちの代用品⑤】シークワーサー

「シークワーサー」は沖縄県原産のみかんの仲間です。

 

サイズが小さく、酸味とともにほんのりと甘みを感じられるのがシークワーサーの特徴です。

 

 

100グラムあたりのクエン酸の含有量はかぼすやライムと同等で、すだちより上になります。

 

カワルンちゃん
焼き魚や刺身、揚げ物などに絞りかけて食べることも多く、風味の違いを押さえておけばすだちの代わりに十分使用することができるでしょう。

 

【すだちの代用品⑥】酢

すだちもレモンもかぼすもない、それでもどうしても料理に酸味を加えたいときの最後の手段は「お酢」がおすすめです。

 

定番の調味料なので、キッチンに常備されていることも多いでしょう。

 

焼き魚を食べるとき、すだちを絞る代わりにお酢をひとかけ。お酢の酸味が塩味を引き立てて、意外と美味しく食べることができます。

 

 

ひと味加えるのに醤油の量を増やすよりも塩分が少なく済みますから、美味しい上にヘルシーなのもうれしいところですね。

 

ただ、お酢にはクエン酸が含まれますが、ビタミンCについては残念ながら摂取は期待できません。

 

カワルンちゃん
すだちや柑橘類特有の香りにも欠けるので、その点はやはり少し寂しいですね。

 

まとめ

まとめ

 

 すだちのさわやかな酸味と香りは魚などの生臭さを打ち消し、料理の美味しさを引き立ててくれる。

 

 すだちにはビタミンCとクエン酸が多く含まれている。

 

 すだちの代用品は以下の6つがおすすめ。

 

【レモン、ゆず、かぼす、ライム、シークワーサー、酢】