【カカオバターの代用品 おすすめ2選】代わりになるものはコレ!!ココナッツオイルなど代替品を紹介!

 

油には色々なものがありますが、最近美容や健康に良いと言われているのがカカオバターです。

 

カカオとつくので「チョコレート?」と思われる人もいるかもしれません。

 

スーパーなどでなかなか見かけることがないので、イメージがしづらいかもしれません。

 

また、ケーキやお菓子のレシピでカカオバターと記載があっても「手元にない!」「普通のバターじゃだめなの?」と困っている人もいるのではないでしょうか?

 

カワルンちゃん
やばい!カカオバターがない。どうしよう…

 

そこで今回は、『カカオバターのおすすめの代用品』をご紹介します。

 

カカオバターが手に入らなくて困っている人は参考にしてみてくださいね。

 

カカオバターとは?特徴や代用品を選ぶ際のポイント

(カカオバター 出典:Wikipedia

 

カカオバターの原材料はカカオ豆で、ホワイトチョコレートの原料になるものです。

 

カカオバターはまずカカオ豆を発酵させて、乾燥させ砕き、皮を取り除いてカカオニブをつくるところから始まります。そして、カカオニブを焙煎・圧搾することでカカオマスをつくり、そこに含まれる脂肪分を取り出したものがカカオバターなのです。

 

ホワイトチョコレートの原料なので、「カカオ」と名がついていても、色はクリーム色です。

 

(※似た名前のものにココアバターというものもありますが、厳密な違いはなくほぼ同じものだと考えて良いでしょう)

 

カカオバターには、以下のような特徴があります。

 

カカオバターの特徴

 

  • 30~35℃で溶けだす

カカオバターは固形油脂ですが、融点が低く3035℃で溶けだすので、手に取ると自然と溶けます。チョコレートがパリッとした食感のあとに口のなかでトロリと溶けるのは、この温度がポイントとなっているんです。

 

  • 甘い香りがする

カカオ豆はそのままでは匂いはしませんが、発酵させ乾燥させるとチョコレート特有の甘い香りが出てきます。ただ、香りは甘くても、カカオバター自体に甘い味はありません。名前を見るとチョコレート風味のバターを想像してしまいがちなので覚えておきましょう。

 

カワルンちゃん
食用で代用品を選ぶ際には、味にクセがなく香りの良い油脂がおすすめです!

 

カカオバターの代用品はこの2つがおすすめ!

【カカオバターの代用品①】ココナッツオイル

 

カカオバターの代わりにはココナッツオイルを使うことができます。

 

ココナッツオイルは液状ですが、冷やすと固まり、甘い香りもするので代用品としてぴったりです。

 

また、カカオバターよりも手軽に購入でき、値段も安価なのでおすすめです。

 

【用意するもの】

✔ ココナッツオイル

✔ 黒砂糖やきび砂糖

✔ ココアパウダー

使い方

  1. カカオバターの代用品として使うなら、ココナッツオイル大さじ6に、黒砂糖やきび砂糖など大さじ8、ココアパウダー大さじ4を混ぜます。
  2. 型にクッキングシートを敷いてから流し込み、冷蔵庫で冷やすだけです。

カワルンちゃん
ココナッツオイルは長期保存が可能ではありますが、手作りなので使う分だけつくるか、作ったらすぐに使いきるようにしましょう。

 

【カカオバターの代用品②】無塩バター

 

ココナッツオイルが手に入らない場合には、無塩バターでもなんとか代用できます。

 

無塩バターも油脂ですし、カカオバターと同じくらいの柔らかさなので、質感を似せることができます。

 

ただ日持ちせず風味も大きく異なるので使うときは覚えておいてくださいね。

 

【用意するもの】

✔ 無塩バター

✔ ココアパウダー

使い方

  1. 無塩バターが溶けだすのはカカオバターよりもやや高い温度なので、滑らかにするなら室温に戻します。
  2. カカオの風味が必要なので、ココアパウダーを適宜加えてくださいね。

カワルンちゃん
日持ちがしないので、お菓子を作ったら早めに食べるようにしましょう。

 

注意点や代用品に向いていないもの

 

カカオバターの代わりに代用品を使う場合は、以下の点に注意しましょう。

 

①代用品は風味が異なる

やはり代用品は本物のカカオバターと比べると、風味やコクが劣ります。

 

カカオバターは滑らかで豊かな甘い香りが特徴ですが、ココナッツオイルや無塩バターではなかなか出すことができないのです。

 

そのため、本物のカカオバターを使ったお菓子と比べると物足りなさを感じるかもしれません。

 

 

②日持ちがしない

無塩バターを使うと日持ちがしないため、お菓子に使うならケーキでも焼き菓子でも、出調理後はすぐに食べきらなければなりません。

 

③チョコレートは代用品に向かない

カカオバターの代用品として、チョコレートは向いていません。

 

チョコレートケーキであれば使えないことはありませんが、そもそもカカオバターには甘味やチョコレートの味はついていません。

 

また、チョコレートには砂糖や乳脂肪分なども含まれているので、だいぶ甘く仕上がります。

 

カワルンちゃん
そのため、チョコレートケーキ以外のお菓子のレシピにカカオバターと記載がある場合、チョコレートを代用として使ってしまうと全く別物になってしまうのです。

 

まとめ

まとめ

 

✔ カカオバターはカカオ豆から作られる。

 

✔ ココアバターもカカオバターも原材料は同じなので大きな差はない。

 

✔ カカオバターには甘い香り、アンチエイジング効果、保湿効果などがある。

 

✔ カカオバターに甘い香りはあるが、味は甘くない。

 

✔ カカオバターを食用として利用する場合、ココナッツオイル、無塩バターが代用品として使える。

 

✔ 無塩バターの場合は日持ちしないので、お菓子作りで使ったら早めに食べるようにする。

 

✔ チョコレートはレシピによってはカカオバターの代用品として使えない。