【ナイトキャップの代用品】タオル・スカーフ・腹巻などおすすめ代替品を紹介!

 

日本人にはあまり馴染みのないナイトキャップですが、ある女性タレントが美髪になれるとテレビで紹介されてから話題になりましたね。

 

 

ナイトキャップが手離せなくなった!という方も多いのではないでしょうか?

 

カワルンちゃん
やばい!ナイトキャップがない。どうしよう…

 

急な出張や旅先でナイトキャップを持っていなかったり、大事な約束の前日なのにナイトキャップがお洗濯中だったりして困った!という経験もあると思います。

 

今回は、そんな困ったときに役立つナイトキャップの代用品をご紹介します。

 

ナイトキャップの持つ3つの役割

(赤ずきんのワンシーン 出典:Wikipedia

 

 

古くは寒さやシラミなどの害虫から髪を守っていたナイトキャップ

 

カツラが正装の一つとされていた中世から近代ヨーロッパでは、カツラを外した時の乱れた短髪を隠すためにも使われていました。

 

そんなナイトキャップが今も使われているのはなぜでしょう。

 

実は防虫・防寒以外にも、私達に嬉しい効果があるんです。

 

①美しい髪を育てる

私たちが寝ている間、剥き出しになっている髪や頭皮。

 

頭の重みや枕との摩擦だけではなく、寝返りをすれば髪と髪が擦れ、部屋の湿気や乾燥にさらされダメージを受けています。

 

このダメージが枝毛や切れ毛、抜け毛を引き起こしてしまうのです。

 

ナイトキャップは、こうした刺激から髪や頭皮を守り、潤いある綺麗な髪に導くだけでなく、地肌を健康にすることで育毛を促進するとも言われています。

 

髪のボリュームが減ってきて、ナイトキャップなんて必要ないと思っていませんか?

 

弱ってきた髪、頭皮に効果を実感する方も多いようです。

 

②良質な睡眠を導く

頭皮をすっぽりと覆うことで、夏は汗を吸収・発散し、冬は暖かさを感じて快適になります。

 

つつまれている安心感もあって、ぐっすりと眠る事ができるのです。

 

良質な睡眠はホルモンの分泌を活性化し、私たちの疲れた心身を癒してくれますね。

 

朝なかなか起きられないという方も、すっきりと目覚めることができますよ。

 

③寝癖を防ぎスタイリングをキープする

寝ている間に帽子をかぶるなんて、変な癖がついてしまいそうと思いませんか?

 

実はその逆です。きちんとかぶれば寝癖防止になるんです。

 

ショートヘアだってロングヘアだって、毛先のハネを防いできれいな内巻きをキープすることができます。

 

朝のスタイリングがぐっと楽になりますね。

 

ナイトキャップの代用品はこの3種類がおすすめ!

 

旅先やアウトドアでも使える、身近な代用品3種類をご紹介します。

 

カワルンちゃん
困ったにはぜひ参考にしてみてください!

 

【ナイトキャップの代用品①】 スカーフやバンダナ

 

 

大判のスカーフやバンダナがおすすめです。

 

デザインが豊富なので、その日の気分に合わせて楽しめます。

 

スカーフならシルク素材のものも多く、髪に嬉しいですね。

 

 

どちらもおすすめは「海賊巻き」です。

 

海賊巻きのやり方

  1. スカーフ(バンダナ)を三角形に折り、直角の頂点を前に、頭にのせます。
  2. 両端の角を持ち、頭全体を包むように前に持ってきて、額の真ん中でひと結び。
  3. さらに結んだ端を頭の後ろでひと結び。
  4. 結んだ端と、頭のスカーフの端の直角をそれぞれサイドのスカーフの中に入れ込めば出来上がりです。

 

▼文章ではイメージしづらいと思いますので、こちら動画をどうぞ!

 

【ナイトキャップの代用品②】手ぬぐい・タオル

 

 

こちらもデザイン豊富で、楽しめますね。

 

綿素材の手拭いは通気性に優れ、夏にも快適です。

 

 

こちらは「喧嘩巻き」がおすすめです。

 

喧嘩巻きのやり方

  1. 片方の長辺の中央が額の中央に来るように手拭いを頭にのせます。
  2. 手拭いの両端をややきつめに、後ろ方向へくるくると巻きます。
  3. 巻き終わりの端と端を後頭部でひと結びすれば出来上がりです。

 

▼文章ではイメージしづらいと思いますので、こちら動画をどうぞ!

 

【ナイトキャップの代用品③】腹巻きやネックウォーマー

 

 

こちらはすっぽりとかぶるだけ。

 

どちらもサイズや素材も色々選べますね。

 

あまりに締め付けると頭痛の原因にもなってしまうので、心地良いサイズを選びましょう。

 

 

ナイトキャップを手作りするのもおすすめ!

 

続いては簡単な手作り方法を2つご紹介します。

 

カワルンちゃん
お気に入りの布やTシャツをナイトキャップにしちゃいましょう!

 

■手作り1:円形の布で作る方法

【用意するもの】

✔ 円形に切った布2(直径は5560㎝が目安)

✔ ゴム紐

✔ お好みでリボン

作り方

  1. 円形の布を縫い合わせ、端をジグザグミシンなどで処理します。
  2. 縫い合わせた生地の裏側、端から45センチの同心円上に、ゴム紐を引っ張りながら縫い付けます。
  3. お好みで、外側にリボンをくくりつければ出来上がりです。

 

■手作り2Tシャツからリメイクする方法

【用意するもの】

✔ Tシャツ(襟ぐりより下の部分を使います)

✔ ゴム紐

作り方

  1. Tシャツを平置きし、脇の下45㎝の点から襟ぐりの下の中央にむけて楕円のカープの頂点が来るように裁断、縫い合わせます。
  2. Tシャツの裾部分を、ゴム通しできるように折り返して縫い、ゴム紐を通せば出来上がりです。

 

ナイトキャップの代用品として向いていないもの

 

代用品として、不向きなものもあります。

 

それは、旅行先のホテルなどで手に入るシャワーキャップ

 

形も同じなのでちょうど良さそうですが、これはやめましょう。

 

ナイトキャップには、適度な通気性が必要です。

 

水分を通さず、蒸れやすいビニール製のシャワーキャップでは、代用できません。

 

ナイトキャップの選び方

 

ナイトキャップ選びの大事なポイントは素材とサイズです。

 

各素材の特徴をまとめました。

  • シルク:保温・保湿・放湿に加え、吸湿、吸水効果もあり蒸れにくく、1年中快適です。動物繊維なのでアミノ酸が豊富に含まれ、皮膚にやさしいのが特徴です。ただしとてもデリケートなので、手洗いや陰干しといった丁寧なお手入れが必要です
  •  コットン:シルクに比べ価格が手頃で、肌触りも良いですね。通気性にも優れています。オーガニックコットンは敏感肌の方におすすめです。
  • :吸水性に優れ、丈夫な素材です。ヘンプやリネンなど、種類によって硬さ、手触りも様々。独特の風合いを楽しめます。

最も高い美髪効果が期待できるのがシルク。美しい光沢は見ているだけで気持ちも穏やかになり、リラックスできますね。

 

とてもデリケートなので、使用後は丁寧にお手入れしましょう。

 

コットン素材は、心地よい手触りとお手頃価格、お手入れのしやすさから人気があり、麻製のものは、個性的でおしゃれなものが多く楽しめます。

 

つぎに大切なのがサイズ。

 

ポイントは「きつすぎず・ゆるすぎず」心地良くかぶれるものにしましょう。あまりにきついものを選ぶと、頭痛の原因になってしまします。

 

まとめ

まとめ

 

 ナイトキャップには以下の3つの効果がある。

 

1.髪や頭皮を、摩擦・気温・湿度から守り、健康で艶やかな髪をそだてます

2.保温、吸湿作用で頭部が快適になり、ぐっすりと眠れます

3.スタイリングをキープし、寝癖を防ぎます

 

 ナイトキャップの代用品は以下のものがある。

 

【スカーフやバンダナ・手ぬぐい・タオル・腹巻き・ネックウォーマー】

 

 ナイトキャップの注意点は以下の3点。

 

1.髪の毛は完全にかわかしてから使うこと

2.ナイトキャップはこまめに洗い、清潔なものを使うこと

3.シャワーキャップでの代用は避ける事