自宅のダイニングテーブルにテーブルクロスを敷いている人も多いでしょう。
インテリアとしてはもちろん、汚れやキズを付けないためにも役立ちます。
しかし、滑りやすいテーブルクロスだと、するする滑って落ちてしまうため、テーブルクロス止めが必要です。
なかなか自宅にテーブルクロス止めがある人は少ないため、「何かで代用できないのかな?」と考える方も多いと思います。
そこで今回は、『テーブルクロス止めの代用品』をご紹介します。
お困りの際はぜひ参考にしてみてください
目次
テーブルクロス止めの代用品はこの6つがおすすめ!
100円ショップやホームセンターなどでテーブルクロス止めを探すと、プラスチックやステンレスのクリップのようなタイプと、シートタイプが多いです。
どちらも「テーブルとテーブルクロスをくっつけておく」ことがポイントとなります。
【テーブルクロス止めの代用品①】両面テープ
「テーブルとテーブルクロスをくっつけること」がポイントとなりますので、両面テープが代用品として使えます。
両面テープにも様々な種類がありますが、工作用のテープよりも貼って剥がせるタイプのものの方がテーブルもテーブルクロスも傷みにくくおすすめです。
【用意するもの】
✔ 両面テープ
✔ あれば重石
手順
- テーブルの汚れは拭き取り、テーブルクロスをのせて整えます。
- クロスの四角をめくり、適当な長さに切った両面テープをテーブルの四角に貼りつけます。(※不安な場合は四角と四角の間にも貼り付けると良いでしょう)
- 1箇所ずつテーブルクロスをおろし、貼りつけます。クロスをの上から重石で固定しておくとずれずに貼れます。
【テーブルクロス止めの代用品②】ダブルクリップ
書類を束ねるのに使うダブルクリップもテーブルの厚みによってはテーブルクロス止めの代わりに使えます。
元々挟んで固定するためのものなので、販売されているテーブルクロス止めと機能性もほとんど変わりません。
ただ、クリップの幅よりも厚みがあるテーブルだと止められないので、使う前に確認しましょう。
【用意するもの】
✔ ダブルクリップ(大きめ)
✔ (あれば)薄手のビニールマットやゴムマット
手順
- テーブルクロスを整えたら、ダブルクリップで四角をしっかりと挟みます。
- 挟んでから滑って取れてしまうようなら、クリップで止める位置のテーブルとテーブルクロスの間に、薄手のビニールマットやゴムマットを挟みます。
- そしてもう一度、テーブルクロスを敷いた上からクリップで挟みましょう。
【テーブルクロス止めの代用品③】耐震マット
地震の際に家具が倒れたりずれたりしないために使うジェルマットも、テーブルクロスの素材によっては滑り止めとなります。
撥水加工のされたテーブルクロスや薄い布地であればひっかかりますので、テーブルクロスが滑り落ちる心配がありません。
【用意するもの】
✔ 耐震マット
手順
- マットを貼り付ける前に、テーブルの汚れを落としておきます。
- まずテーブルの四角に耐震マットを貼り付け、テーブルクロスを戻して滑らないか確認します。滑り落ちなければOKです。
- もしまだずれるようなら、耐震マットを追加して貼り付けましょう。
【テーブルクロス止めの代用品④】重石になる小物を置く
テーブルが大きかったり、物を置いておくのが嫌でなければ、重石になるものを上に置いておくのも良いでしょう。
クリップと違ってあからさまに「止めている」という感じにならないため、インテリアに馴染むものやいつも使う必要なものを置いておくと使い勝手も良いでしょう。
【用意するもの】
✔ 重めの花瓶やインテリア用の小物類
✔ お茶セットなど
手順
テーブルクロスを整えたら、上に重石になるものを置くだけです。できれば中央に置いた方が端がヨレにくいのでおすすめです。
【テーブルクロス止めの代用品⑤】補助錠
補助錠は窓が開かないように、レールにはめて固定する金属のパーツです。
鍵が故障したときなどにも、防犯に役立ちます。
そんな補助錠もテーブルクロス止めとして代用できます。
テーブルクロス止めよりもしっかり固定でき、窓の補助錠としても使えるのでおすすめです。
【用意するもの】
✔ 補助錠
手順
- テーブルクロスを整えたら、補助錠のレバー(つまみ)を回して挟むところを広げ、テーブルとテーブルクロスを挟みます。
- レバー(つまみ)を回して、テーブルクロスをしっかりと固定します。ここが緩いとクロスが滑り落ちてしまいますので、しっかり挟みましょう。
【テーブルクロス止めの代用品⑥】画鋲
テーブルやテーブルクロスに穴が開いても良い場合は、画鋲も代用品として使うことができます。
ただし、使用するテーブルは木製・それほど固くない材質に限ります。
一方で、頭が平な画鋲なら目立つこともないですし、しっかり固定されるのでズレることも滑り落ちてしまうこともなくなります。
【用意するもの】
✔ 頭が平らな画鋲
手順
- テーブルクロスを整えたら、四角に画鋲をさします。
- 目立つのが嫌な場合は側面にさすと良いでしょう。奥までぐっと差し込めばOKです。
代用品として向かないものと注意点
テーブルクロス止めの代用品を使う場合、テーブルの厚みやクロスの素材などによって向き不向きがあります。
例えばテーブルが分厚い場合、ダブルクリップや補助錠では挟めないこともありますので、事前にテーブルが何cmなのか確認しておくと良いでしょう。
また、両面テープは素材に適したものでないと粘着力が弱かったり、逆に剥がせなくなってしまう可能性もありますので気を付けましょう。
それぞれの代用品の注意点は以下のようになります。
注意点
- 両面テープ
→クロスやテーブルに適したテープならほぼOKだが、強力なものを使うと剥がそうとした時に粘着部分が残ってしまったり、剥がせなくなる可能性がある
- ダブルクリップ
→テーブルの厚みによっては使えない
→クロスが薄いと挟んだところに跡がつきやすい
- 耐震マット
→厚手の布地は強い力で引っ張るとズレる可能性がある
→貼り付けたところとそうでないところに段差ができる
- 重石
→背の高い花瓶や割れ物は危ないので避ける
→小さいテーブルだと常に置いておくと邪魔になる
- 補助錠
→テーブルの厚みによっては使えない
→物によっては出っ張りが大きいので、手や足をぶつけやすい
- 画鋲
→テーブルやテーブルクロスに穴が開いてしまう
まとめ
まとめ
✔ テーブルクロス止めの代用品には、両面テープ、ダブルクリップ、耐震マットなどが使える。
✔ テーブルの上に重石となる小物を飾ったり、補助錠、画鋲で固定してしまう方法もある。
✔ 代用品によって向き不向きがあるので、特にテーブルの厚みやクロスの素材はよく確認する。
✔ 両面テープはテーブルやクロスの材質をよく確認してから貼り付ける。
✔ ダブルクリップや補助錠はテーブルの厚みによっては使えないことがある。
✔ 耐震マットは強い力が加わるとズレる可能性がある。
✔ 重石はテーブルのサイズによっては邪魔になることもある。
✔ 画鋲はテーブルやクロスに穴があいてしまうので、大切なものの場合は避けた方が良い。