移動中の車内や機内では、首や肩が凝ることがよくあります。
そんな時に役立つのがネックピロー。
これさえあれば、首を楽に保ててとっても便利。眠ってしまった後でも首や肩が痛くならずに済むというとっても快適なアイテムです。
携帯に便利な折り畳みタイプもありますし、常に持ち歩きたいものではありますが、つい家に忘れてきたという経験はないでしょうか?
今回はそんな困ったときに役立つネックピローの代用品をご紹介します。
目次
そもそもネックピローの役割とは?
ネックピローとは、その名の通り「首の枕」のこと。
車や電車・飛行機などの移動時、特に長時間の移動時に備え、車中・機内などで首を固定するために作られた旅行用品です。
普段、私たちは頭の重さについて何も意識することなく過ごしていますが、頭は約5キロと重く、首に常に負担を与えています。
それでも、起きているときは首で頭をしっかり支えておくことができますが、眠って意識がなくなると支えることができなくなりますので、座った姿勢で眠るといろんな方向に自然と垂れ下がり、結果、起きた時に首や頭が痛くなることに。
体全体が痛くなることもあるので、体調不良に繋がることも少なくありません。
そのため、ネックピローで首を支え固定すれば、頭が垂れ下がることもなくなり、シートに座ったままでも快適に眠ることができるようになってくれるということです。
ネックピローには・・・
- クッションタイプ・・・柔らかく眠るのが楽。ただ、かさばるので持ち運びに不便。
- 空気を入れて膨らませるタイプ・・・空気を抜けば小さく折り畳める。ただ、使い心地はクッションタイプより劣る。
と、デザインや素材の違いなど各メーカーによって違いますが、主にこの2タイプがあります。
ネックピローの代用品はこの8つがおすすめ!
ここではネックピローの代用品をご紹介します。
【ネックピローの代用品①】フェイスタオル
ハンドタオルだと少し厚み・長さが足りないと思われますので、あればフェイスタオルがお勧めです。
自分の首の形に合わせて折り畳み使います。
できれば、フェイスタオルの中にハンドタオルなど柔らかいものを少し入れて、首に当たる部分だけクッションのような状態を作ると、よりネックピローのような使い心地に近づきます。
また、フェイスタオル以外にバスタオルを巻くという方法もあります。
ネックピロー。バスタオルを丸めただけ!今夜から枕のかわりにこれ試してみるの(*^^*) pic.twitter.com/xt1kWVHAad
— Nene ★ (@Nejimaki_Nene) 2013年2月23日
【ネックピローの代用品②】マフラー
マフラーであればフェイスタオルよりも長さがありますし、もともと首に巻くものなので肌触り良く、よりネックピローのような使い心地に寄せることができるでしょう。
マフラーもまた、首部分に厚みを持たせるのがコツです。
フェイスタオル同様、首部分に厚さを出すのが難しければ、フェイスタオル・ハンドタオルなどを使って厚みを持たせてみましょう。
最近気づいたのが、マフラーぐるぐる巻にすると丁度いい感じなネックピローみたいになるから冬の電車は寝心地がよいんじゃ🧣
— スズキ🐟 (@0517382) 2017年12月2日
【ネックピローの代用品③】ストール
マフラーに比べて幅も長さもあるタイプが多いので、タオル類を使わなくても厚みが出せると思われます。
ただ、厚みが出すぎると、返って首が疲れてしまいます。
また、厚みがあり過ぎるタイプのストールだと、首のみならず肩を痛める原因にもなりますので気を付けてください。
ネックピローとか嵩張るの嫌だから大判ストールをネックピローにする夜行バス芸人です! pic.twitter.com/iUq3P4zCJO
— 虚無虚無でぶりん (@Taku_Penta_Lv) 2017年11月21日
【ネックピローの代用品④】ひざ掛け
マフラーやストールと同じやり方になりますが、ひざ掛けもまたネックピローとして使うことができます。
ただ、ひざ掛けを使ってしまうと、今度はひざが寒くなってしまって不便かもしれません。
マフラーやストールがあれば、そちらをネックピロー代わりとし、ひざ掛けはひざ掛けとして使った方が身体を労われます。
厚みや長さが都合良いようなら、ひざ掛けをネックピローとして使い、マフラーやストールをひざ掛けに使うというのも一つの手です。
ネックピロー忘れたけどひざ掛け足りなさそうと思ってひとつ持ってきたやつがピロー代わりになった~よかった
— りでる໒꒱·+* (@Lollipop_xx19) 2019年2月4日
【ネックピローの代用品⑤】ブランケット
長距離バスなどでは貸してくれることが多いので、代用となるようなものを一切持っていないときに役立ちます。
ブランケットなので、全体を折り畳んで首のみに使ってしまうと厚みが出すぎて返って使いづらいでしょう。
一つの案としては、ブランケットの幅の広い部分1/3ぐらいを折り畳みネックピローとして使い、残りの部分は肩にかけ、肩を冷やさないような使い方をします。
ブランケット丸めてネックピロー代わりに使ってるけど据え付けのネックピローより全然ラクだわ
— さくらい (@moyude84) 2017年6月29日
【ネックピローの代用品⑥】カーディガンなど手持ちの衣類
カーディガン、ダウン、フリースなどなど、衣類も役に立ちます。
夏物か冬物かによって使い心地が変わってきますが、冬物の衣類であれば触り心地がフカフカして柔らかいですし、しっかり折り畳まなくても首に巻くだけでネックピローの代わりになってくれます。
しまった、今日ネックピロー代わりになるものないのでは(前回はカーディガン畳んで代用した)
— 日吉ぴよっしー@Next アコステライブ (@HYS_HaaaR) 2017年4月1日
【ネックピローの代用品⑦】小ぶりのバッグ、ポーチ
上記のようのものが一切ない…というときは、バッグやポーチでも。中身が潰れず柔らかいものであればネックピローの代用にすることができます。
ただ、バッグの大きさ、形によるのであまり無理して使うと首に負担がかかるので気を付けてください。
【旅の防犯対策2】
夜行バスでは、いつも必ずサブバッグには鍵をかけ、レインカバーをかけ、リュックの肩ひもを両足に通して寝ていた。夜行列車では、サブバッグを枕にして寝ていた。
ドロボーに盗るのがめんどくさいと思わせるため。 /Mariko— ハネムーントラベラー@ドローン片手に世界一周👫✈️🌍 (@honeymoontrvlr) 2016年10月17日
【ネックピローの代用品⑧】ぬいぐるみ
ぬいぐるみが可哀そうな気もしますが、小ぶり・長めのぬいぐるみもまた、意外と役立ってくれます。
できれば、ヘビなど長めのぬいぐるみがお勧め。
首に巻くとネックピローのような使い心地で快適です。
今年はもうハロウィンしたから満足🎃🎃
ネックピローないから持って行った人形で代用したんだけど寝てる時の写真見たらなんか変だった🤔 pic.twitter.com/MRWZmsJ9lV— みうら かこ (@1616_bavo) 2017年10月14日
ネックピローには向かないもの・注意事項
やはり硬いものはネックピローに向きません。
例えば、ペットボトル…
アカン
ペットボトルを枕に寝てたら首が痛い...— 明太丸◎アニソン歌ってみたマン (@tarako135) 2016年1月1日
ネックピローにできそうな理想的な形・大きさのように思われますが、形や大きさはどうあれ、硬さが理想的ではありません。
首のみならず、長時間に渡り硬いものを体に押し当てていると、しびれやうっ血の原因となります。
首は太く重要な血管が通っている場所でもありますし、血の巡りが悪くなってしまう状態を作ってしまうのは非常に危険です。
短時間のつもりでも、眠ってしまうと長時間になってしまうこともあるので気を付けましょう。
他にも、簡単に潰すことのできる柔らかいタイプのペットボトルもあります。
中身を減らし柔らかい状態を作ればネックピローとして使えそうな気もしますが、このタイプのペットボトルはそれほど耐久性がないので、押しつぶすことによって、中身が飛び出してしまうことが考えられます。
固形物ではなく液体なので、移動中にこぼれると周りの人への迷惑になるため、使うことをお勧めできません。
使えそうであっても、「硬いもの」「中身がこぼれると困るもの」は使わないようにしましょう。
まとめ
まとめ
✔ ネックピローとは長時間の移動時に備え、車中・機内などで首を固定するためのもの。
✔ ネックピローの代用品は以下の通りである。
【フェイスタオル・マフラー・ストール・ひざ掛け・ブランケット・カーディガンなど手持ちの衣類・小ぶりのバッグ、ポーチ・ぬいぐるみ】
✔ 「硬いもの」「中身がこぼれると困るもの」はネックピローとして向かない。