怪我の防止や万が一怪我をしてしまった時の応急処置として大活躍してくれるテーピング。
巻くだけなので簡単ですが、肌が弱いと荒れてしまったり、毛のある部分に使用すると剥がす際に毛が一緒に抜けてしまうため激痛が走ります。
そんなテーピングの難点を軽減してくれるのが「アンダーラップ」です。
しかし、買い置きしていても万が一切らしてしまっていたり、近くに購入できる店舗がない時は困ってしまいますよね。
そんな時に身近にあるものや安価で購入できるもので代用できれば、すぐに使用できる上に出費を抑えることができるので便利です。
そこで今回は、『アンダーラップの代用品』をご紹介します。
お困りの際はぜひ参考にしてみてください。
目次
アンダーラップの代用品はこの6つがおすすめ!
【アンダーラップの代用品①】包帯
包帯は伸縮性や通気性、柔らかさなどアンダーラップの持つ特徴と一致するものが多く、100均で安価で購入できながらも量がたくさん入っているので代用品としても活用しやすいアイテムです。
使用方法は普段アンダーラップを使用する時と同じようにテーピングを巻く前に患部に巻きつけるだけなので、何か特別なことをする必要もなく手軽に使用できるのもいいところです。
また、アンダーラップと違って何度か繰り返し使用することができるのでコスパもかなりいいです。
注意点としては、アンダーラップとは素材が全く違うのでテーピングの素材や粘着力によっては、包帯にくっついて離れなくなる可能性があります。
【アンダーラップの代用品②】ガーゼ
柔らかくて肌に優しいので赤ちゃんにも安心して使用できるガーゼ。
ガーゼは薬局や100均、スーパーなど身近な場所で必ずと言っていいほど置いているので、アンダーラップがどうしても見つからなかった時に1つ購入しておくといざというときに大活躍してくれます。
ガーゼは種類によって大きさが様々あるためテーピングを巻きたい場所の大きさや幅に合わせて選ぶことができるのもいいところです。
使用する際は細く包帯のように切ってもいいですし、ざっくりと切って巻いてあげるだけでも使用することができます。
注意点としては、巻きおわりにサージカルテープやテーピングを小さく切ったもので止めておかないとその後に巻くテーピングが巻きにくくなってしまいますのでしっかりと止めておく必要があります。
【アンダーラップの代用品③】靴下
持っていない人なんて絶対にいない靴下は長く使っていると指先に穴が開いてしまったり、気付けば片方だけ無くしてしまった!なんてこともあるのではないでしょうか?
そうなると捨てるしかないのですが、どうせ捨ててしまうものであれば、アンダーラップの代用品として活躍してもらってから捨てても遅くはないでしょう。
使用方法は足であれば履いてテーピングを巻くだけで終わりですし、肘や手首、太腿などであれば邪魔になる指先部分を切り落としてしまえば、手や足を通すことができるので簡単に患部に当てることができます。
注意点としては、靴下はアンダーラップに比べて分厚いので、テーピングを巻いた際にかなり膨れ上がったような形になり、大怪我したような見た目になってしまいます。
【アンダーラップの代用品④】ハンカチ
贈り物などでもらう機会の多いハンカチは自分の好みでなかったり、大量にあるから必要ないという場合家にどんどん溜まってしまいますよね。
捨てるにはもったいないけど使う気にもなれない…というハンカチもテーピングを巻くときに有効活用することができます。
ハンカチはほとんどのものが正方形なので、患部によっては細くきったり、半分に切るなどの工夫をする必要があります。
また、ハンカチを患部に巻いた後、端を結ぶかテーピングなどで固定しておかないとテーピングを巻きつける際に外れてしまう可能性がありますので外れないようにしっかりと固定する必要があります。
注意点としては、伸縮性は期待できないため少々動きにくくなってしまうこと。
また、素材によっては通気性も期待できないものもあるので肌が蒸れて荒れてしまう人もいるかもしれませんので注意が必要です。
【アンダーラップの代用品⑤】湿布
打撲や捻挫でテーピングを使用する際は、アンダーラップを使用しなくても湿布を貼るだけで患部を治療しながらアンダーラップの役割も果たしてくれます。
メーカーや種類、大きさによって使用方法も異なりますが、テーピングに体毛がくっついてしまわないようにしたいという場合はテーピングを巻く部分全体に湿布を貼る必要があります。
そうなるとコスパはあまり良くないので湿布を使用する場合は体毛の薄い部分に使用したり、手首などの範囲の狭い場所に使用することをお勧めします。
【アンダーラップの代用品⑥】ストッキング・タイツ
ストキングやタイツは伸縮性に富んでいて、切り方によっては体のどの部分にも使用することができるので、アンダーラップの代用品としてかなり使いやすいアイテムです。
使用方法としてはテーピングを巻きたい部分に合わせて切って履くだけ。
誰にでも簡単にできますし、特別な道具が必要なわけでもありません。
新品のものを使用するのは勿論のこと、伝染していらなくなったストッキングやタイツを活用するのもお勧めです。
注意点としては女性なら気軽に使用できますが、男性には抵抗がある人もいるかもしれません。
また、タイツはデニール数によってはかなり分厚いものもあるため、アンダーラップの代用品として使用する場合はなるべく薄めのものを使用しましょう。
アンダーラップと一体化したテーピングも便利!
ここまで、アンダーラップの代用品をご紹介しましたが、「アンダーラップを使用するのは面倒!でも肌が荒れてしまうのは嫌!」という人もいると思います。
そんな時は、アンダーラップの役割を果たしてくれながら、しっかりとテーピングとしても機能してくれる便利なテーピングを購入するのも1つです。
通常のテーピングよりは効果で量も少ないのですが、アンダーラップを巻く必要がないのでテーピングを巻く時間をかなり短縮できますし、分厚くなってしまうのも防ぐことができます。
まとめ
まとめ
✔ アンダーラップは肌を保護してくれる効果がある。
✔ 包帯は形状も特徴も似ているので代用品として使いやすい。
✔ 肌が弱い人であればガーゼを使用すると肌により優しく使用できる。
✔ 靴下は履くだけでアンダーラップがわりになるので簡単。
✔ ハンカチは素材によっては蒸れて肌が荒れる可能性がある。
✔ 手首などであれば湿布を貼ってから巻くと治療も同時にできる。
✔ ストッキングやタイツは男性が使用するのは抵抗がある場合がある。
✔ アンダーラップが面倒な場合は一体化したテーピングを使用すると便利。