夕食にもワインのお供にもぴったりなチーズフォンデュ。
使うチーズの定番はグリュイエールチーズですが、いざ作ろうとした時にグリュイエールチーズがないと困ってしまいますよね。
グリュイエールチーズってそのへんのスーパーで売ってるかな?売ってないよね💦
— マドカ (@loveallmadoooka) March 16, 2012
そんな時、代用できるものを知っておくと便利です!
今回は『グリュイエールチーズの代用品』をご紹介しますので、困った際にはぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
グリュイエールチーズとは?特徴や役割・代用品を選ぶコツについて
(グリュイエールチーズ 出典:Wikipedia)
グリュイエールチーズは、スイスのグリュイエール地方で作られているポピュラーなチーズのひとつです。
まろやかでミルキーな風味が特徴で、熟成がある程度進んだものだとナッツに似た香りがします。
加熱すると旨味が増してコクが出ますが、風味はいたってマイルドです。
塩味も薄いのでどんな食材にもあわせやすく、チーズフォンデュやグラタン、キッシュなどに最適なチーズになります。
チーズフォンデュ。途中からスイスのグリュイエールチーズを溶かしてみた。すっごいコク。スイス行きたい。。 pic.twitter.com/qwazNMH5
— norin (@ikechan2) December 24, 2012
代替品を選ぶときに大切なことは、「加熱することでトロトロにとろけて旨味が増し、食材によくからむチーズ」を選ぶことでしょう。
また、グリュイエールチーズのようにマイルドでいろいろな食材に合うクセの無いチーズを選ぶのもよいです。
しかし、もし他にお好みのもの、あるいは試してみたいと思っているチーズがあって、それが加熱向きのチーズだったら、使ってみるいい機会かもしれません。
グリュイエールチーズの代用品はこの13つがおすすめ!
①「とろける~」スライスチーズなど
とろけるように加工してあるので十分に代用できます。
お昼ご飯はひとりチーズフォンデュ
ホワイトソースに溶けるチーズ混ぜてお手軽フォンデュ!
明太子パスタソース混ぜると更に美味 pic.twitter.com/5YYUK7lbde— るーまにあ (@mymusic_QED) May 5, 2020
ピザ用と書かれていればスライスチーズに限らず便利な代用品と考えてよいでしょう。
②チーズフォンデュのレトルト商品
時間のないときの味方になってくれます。
チーズフォンデュ 3種のチーズソース pic.twitter.com/YYZpGCnxR1
— 愛優 沙萌 (@HK11_toshiya) February 8, 2020
- 「エミーフォンデュ」
- 「チェスコ・チーズフォンデュ」
- 「チーズフォンデュ 3種のチーズソース」
- 「レンジ用ふぉんじゅ亭」
などがあります。
③エメンタールチーズ
ハードタイプのとてもポピュラーなスイス産チーズです。
スイスではエメンタールチーズとグリュイエールチーズをミックスしてチーズフォンデュをよく作ります。
どちらも淡白な味わいのチーズなのですが、エメンタールはグリュイエールとはちがった木の実のような甘い風味を持っており、ふたつをあわせることで大変味わい深いソースができます。
こちらもフォンデュの定番とされており、加熱料理には欠かせないチーズと言えるでしょう。
④ラクレット
温めて食べるチーズの代表格です。
アニメ「アルプスの少女ハイジ」でチーズを暖炉の火でとろけさせてパンにのっけるという印象的なシーンがありましたが、あのチーズがまさにラクレットです。
大変まろやかで優しい味なので代替品にはもってこいです!
ラクレットチーズのフォンデュ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾ pic.twitter.com/K0zI16ohx1
— 月うさぎ (@Tsukiusagi_1215) March 20, 2019
⑤コンテ
フランス産のマイルドな風味のハードチーズです。
とても溶けやすいのでフォンデュに向いています。
その後いつも行く近所のレストランではなく、アルボワ市内で昼食。18ユーロでオニオンスープ、塩漬け豚のロースト 芋が旨い、クレームブリュレとタップリ美味しくて大満足!友人はコッコオヴァンジョーヌのモリーユがけ、シェフはコンテのチーズフォンデュ、みんなで分けて幸せいっぱい🥰 pic.twitter.com/Ecep6nEd4D
— Genevrieres (@Sachi_Bi) November 19, 2019
カフェではクロックムッシュによく使われており、生のままカットしても食べやすく、フランスでは非常に人気のあるチーズです。
⑥カマンベール
日本でも人気のあるフランス産のチーズです。
マイルドでさわやかな味わいのソフトタイプなので、フルーツによく合いますが、加熱料理にも向いています。
カマンベールを丸ごと耐熱容器に入れ、上表面に切り込みを入れてからオーブンや電子レンジでトロトロになるまで熱を加えると、ココット風のチーズフォンデュが作れます。
⑦ボーフォール
かつてある美食家に「チーズのプリンス」と言わしめたフランスが誇るハードタイプのチーズです。
ハチミツのような甘味を感じさせ、木の実のようなコクがあります。
加熱すると濃厚な旨味が味わえるチーズなので、チーズフォンデュの他、オニオングラタンスープなどに合うでしょう。
あ
今夜の我が家のディナーは、僕の特製『チーズフォンデュ』です。今夜のチーズフォンデュは、夏造りのボーフォールとコンテをミックスしてみました。素晴らしい風味とコクのある味わいが楽しめますよ。超美味!体も温まるよ〜👍#fondueaufromage #fondue #fromage #cheesefondue #fondutadiformaggio pic.twitter.com/RSGhunClgY
— Shigeki Kanno (@shigekikanno) January 19, 2019
⑧ゴーダ
セミハードタイプのオランダを代表するチーズです。
とてもマイルドな味わいなので、最も日本人の嗜好にあうチーズと言われています。
そのままおつまみやサンドイッチで手軽に食べられていますが、加熱するとまろやかに溶けるので、チーズフォンデュやオーブン料理にも向いています。
ゴーダチーズ入りのグラタン作った!おいしい! pic.twitter.com/B8nnIRjyh7
— みーちょぺ (@miichope) August 18, 2018
⑨チェダー
イギリスを代表するハードタイプのチーズで、いつしかアメリカやカナダ、オーストラリアやニュージーランドでも生産されるようになったため、世界で一番食べられているチーズと言えるかもしれません。
日本でも人気のチーズですよね。
おつまみのイメージが強いですが加熱料理にも向いていますので、オムレツやグラタン、キッシュなど幅広く利用されています。
⑩サムソー
ピザによく使われているデンマーク産のセミハードタイプのチーズです。
バターに似た酸味と甘みがありますが、エメンタールの技法を取り入れていることもあり、クセがなくて日本人好みといわれています。
加熱するとまろやかに溶けて風味が立つので、代替品としておすすめです。
⑪モッツアレラ
ピザのマルゲリータにのっているイタリア産のフレッシュチーズです。
日本でも手軽に購入できる人気のチーズです。
甘味と酸味、加えてもっちり感があって生で食べてもクセを感じさせません。
加熱すると糸を引くように伸びて食材にからみますので、チーズフォンデュにはぴったりなチーズです。
⑫ゴルゴンゾーラ
青カビタイプのイタリア産チーズです。
好き嫌いがはっきりわかれるタイプのチーズですが、リゾットやパスタソースにもよく使われることからも、よく溶けてからみのよいチーズだとわかります。
辛さや香りが気になるときは牛乳や生クリームを少し加えるとまろやかになります。
また、他のチーズとあわせてアクセントとして使用するのもよいでしょう。
⑬シュレッドチーズ
削った(シュレッド)ナチュラルチーズを袋詰めしたもので、スーパーでもよく見かけます。
加熱を前提とした商品で、ゴーダやモッツアレラ、チェダーなどいろいろな種類が揃っていて、ピザだけでなく加熱料理に幅広く使えます。
数種類をミックスしているものもあります。
代用品を選ぶ際のポイント
チーズを加熱して使いたいときは、ナチュラルチーズを選ぶと間違いないでしょう。
パッケージには「ナチュラル」なのか「プロセス」なのかが必ず記載されています。
プロセスチーズはすでに加熱済みの加工品なので焼いたり、ある程度やわらかくすることは出来ますが、なかなかとろとろには溶けません。
まとめ
まとめ
✔ 加熱料理に向いているクセの無いチーズを選ぶと良い。
✔ 加熱向きなら好みのチーズを選んでもOK。
✔ 用途にあわせて代用品をミックスして楽すのもおすすめ。
✔ シュレッドや加工済みのものもいろいろ利用できる。
✔ プロセスチーズは加熱料理に向かないので気をつける必要がある。