パスタなど麺類の湯切りに便利な「ざる(ザル)」。
なくてはならない台所用品ですよね。
しかし、いざパスタやそうめんなどを茹でて湯切りをしようと思ったら、すでにざるを他の用途に使っていることもあります。
麺の茹であがり時間が迫っているときに、湯切りするざるがないと困ってしまいますよね。
そんな時に湯切りするざるの代用品を知っておけば便利です!
そこで今回は、パスタやそうめんなどの麺類の湯切りに最適な『ざる(ザル)の代用品』をご紹介します。
また、パスタを調理するときにざるのように湯切りする道具は必ずしも必要ではありません。代用品が手元にないときの対処方法も併せてご紹介します。
ぜひ、参考にして下さいね。
麺の湯切りに最適!!ざる(ザル)の代用品はこの3つがおすすめ!
【ざる(ザル)の代用品①】粉ふるい
粉ふるいはお菓子を作るときに、粉がダマにならないようにふるう道具です。
金属製の粉ふるいはパスタを湯切りするときにざるの代用品として利用できます。
粉ふるいでパスタの湯切りをするGIFhttps://t.co/toYMrr8Gl3 pic.twitter.com/g8kQLkV5M2
— 実況GIF置き場(GIF休止中) (@chimaking3y) September 22, 2018
粉ふるいはざるとは違い、シンクに直接置くことはできないため、ボールやトレーをシンクに置きその上で使用しましょう。
【ざる(ザル)の代用品②】耐熱性のサラダスピナー
野菜の水切りに使うサラダスピナーは、パスタを湯切りするときにざるの代用品として利用できます。
冷たいパスタの水切りなんですが僕はめんどうなのでサラダスピナーに入れて回してます。
こちらのやり方だと麺を潰さないし簡単なのでめっちゃオススメ。
ただしザルの目の細かいサラダスピナーでないとパスタが飛び出してしまうので注意です。
オススメはシェフンのサラダスピナー! pic.twitter.com/FU0RTOZPfq
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) September 15, 2017
ただ、ざるの代用品として使えるものは100℃を越える耐熱性のあるサラダスピナーに限ります。
外側のボールと網目のある中カゴで耐熱温度が違う場合がありますので、必ず確認してからお使いください。
【用意するもの】
✔ 耐熱性サラダスピナー
手順
- 鍋をゆっくり傾けて鍋上部の茹で汁だけをあらかじめシンクに流し、茹で汁の量を減らします。
- サラダスピナーにゆっくり鍋の茹で汁とパスタを入れます。
- サラダスピナーの中カゴを引き上げパスタの湯切りをします。
【ざる(ザル)の代用品③】大き目の味噌こし
味噌こしは味噌汁を作るときに味噌をこす道具です。
大き目の味噌こしはパスタを湯切りするときにざるの代用品として利用できます。
湯切り代わりに味噌こし買った・*・:≡( ε:) pic.twitter.com/8J0x1323s3
— 🍖はなとかさん。🍖 (@hanatoka) July 16, 2019
少人数のパスタを茹でるときにオススメの方法です。
ざる(ザル)の代用品がないときの対処法【3選】
①鍋の蓋をずらす
鍋の蓋をずらすことで鍋の中からお湯だけを流す方法です。
ざるを使うよりも茹で汁がパスタに残るので、ソースを絡めるために茹で汁が必要なときにオススメの方法です。
蓋をずらしすぎるとパスタまで落ちてしまうので慎重に作業して下さい。
②トング、穴あきおたま、網じゃくしでパスタを引き上げる
トング、穴あきおたま、網じゃくしで鍋からパスタだけを引き上げる方法です。
トングを使う方法はロングパスタを茹でるときにオススメです。
トングはソースをパスタに絡めるときや、お皿に盛りつけるときにも使うので新たに洗い物が増えなくて済みます。
穴あきおたまや網じゃくしを使う方法はショートパスタを茹でるときにオススメです。
穴あきおたまは、湯豆腐などお湯の中から具材だけを取り出すときに使う道具、網じゃくしは鍋から揚げ物や湯で野菜をすくうときに使う道具です。
おうちにありましたら、ぜひ活用して下さい。
③スープパスタにする
スープにパスタを入れて茹でることで湯切りの必要がなくなります。
鍋一つあればできるので、洗い物が少なく済みます。
調理に時間はかけたくないけれど、しっかり食べたいときにオススメの方法です。
手順
- 鍋に具材を入れて炒めます。
- ①に水とコンソメなどをいれスープを作ります。
- ②が沸騰したらパスタを入れてお好みの茹で具合になるまで茹でます。
すでにパスタを茹で始めている場合は、後から具材を追加します。このとき、具材に簡単に戻しやすい乾物を使うとパスタの茹で過ぎを防ぐことができます。
手順
- 茹で汁を好みの量まで減らします。
- パスタを茹でている鍋の中に乾物を入れます。
- スープにコンソメなどで味を付けます。
- パスタが好みの茹で具合になるまで茹でます。
代用するときの注意
①やけどに注意する
パスタを茹でた直後のお湯はとても熱いです。
湯切りする際は鍋つかみを使用するなど、やけどをしないように気をつけて作業しましょう。
②耐熱温度を確認する
現在、調理器具には様々な材質の物が使われています。
プラスチックであっても、その種類によって耐熱温度は違います。
湯切りする場合、調理器具は沸騰直後のお湯につけることになりますので、耐熱温度が低い道具を使うと変形してしまいます。
③網目の穴とパスタの太さを確認する
網目の穴がパスタの太さよりも大きいものはパスタが通り抜けて落ちてしまいます。
その場合、その調理器具は使用しないか、キッチンペーパーを使用し通り抜けないようにしてから使いましょう。
ざるなしでパスタをつくる専用グッズ
じつは近年、人気のパスタを調理するための手軽なグッズが市販されています。
「ざるの購入を考えているけど、台所に置き場所がない場合」「もっと楽にパスタを調理したい場合」はこちらのグッズの購入を検討してはいかがでしょうか?
①鍋に取り付けるだけで簡単に湯切りができる商品
ダイソー「ポットドレイナー」やEXELUX「スナップビット」は鍋に取り付けるだけで湯切りができる商品です。
ざるのようにかさばらないので、収納場所にも困りません。
また、湯切りだけではなく水切りにも使えます。
②レンジでパスタを作る調理器
レンジでパスタを作る専用の容器が市販されています。
容器に湯切り用の穴が開いているため、ざるは必要ありません。
パスタを茹でるだけのシンプルな商品もありますが、いろんな機能を併せ持つレンジ用パスタ調理器が売られています。
パスタだけでなく蒸し器としても使える商品は、料理の幅が広がります。
湯切り用の中カゴが取り外せる商品は、本体の受け皿でソースを温めることができるため、それだけでパスタが作れます。
一人分の昼食や夜食を作るときに便利です。
まとめ
まとめ
✔ パスタの湯切りに使うざるの代用品は以下の3つがオススメ。
【粉ふるい、耐熱性のあるサラダスピナー、大き目の味噌こし】
✔ 代用品がないときの対処方法は以下の3つがオススメ。
【鍋の蓋をずらす、トング・穴あきおたま・網じゃくしでパスタを引き上げる、スープパスタにする】
✔ 代用品は耐熱温度を確認してから使う。
✔ 代用品の網目の穴をパスタが通り抜けてしまわないか確認してから使う。
✔ ざるを使用しなくてもパスタが作れるグッズが市販されている。