普段は使わないけれど、「今から作るこの料理のためだけにナンプラーが必要」なんてことありますよね。

 

そういう時って、大抵「大さじ1」か「小さじ1」程度必要なだけ。たったこれだけのためにナンプラー1本買っちゃいますか?

 

カワルンちゃん
普段は使わない!でも、ちょっとだけ必要!

 

そんなときは、代用品で間に合わせちゃいましょう。

 

今回は、困ったときに役立つ『ナンプラーの代用品』をご紹介します。

 

ナンプラーとは?

(タイ発祥の調味料「ナンプラー」 出典:Wikipedia

 

 

ナンプラーとは、エスニック料理によく使われる調味料のことで、主に、タイで多く親しまれています。

 

代表的な料理には、日本でもよく知られているようなナシゴレン・ミーゴレン・ガパオライスなどがあります。

 

他にも、「つけ」や「かけ」などとしてサラダや刺身などにも使われるなど、エスニック料理には欠かせないうま味調味料で、立ち位置としては、日本でいうところの「醤油」と一緒。

 

ナンプラーは、タイの「醤油」と考えることができます。

 

特徴として挙げられるのが、魚の強い発酵臭と旨味。

 

ナンプラーは、「魚を塩漬けにしてから発酵させる」という作り方であるため、どうしても日本人にはあまり馴染みのないような強い臭いと旨味が出てきます。

 

臭いも味もエスニック独特なものなので、それを「おししい!」と感じる人もいれば、「苦手…」と感じる人も・・・。

 

カワルンちゃん
タイでは利用頻度の高い調味料ではあるものの、その他の国では好き嫌いが分かれる調味料といえるでしょう。

 

ナンプラーの代用品はこの7つがおすすめ!

 

 

最近では、日本でもナンプラーをスーパーなど身近なお店で取り扱うようになってきており、昔に比べれば比較的入手しやすい状況になってきました。

 

とはいうものの、まだまだ普段使いするには難しい調味料ということもいえます。

 

なかなか手が出しづらい…という人は、今ある調味料を代替品とし試してみてはいかがでしょうか?

 

カワルンちゃん
ナンプラーは、以下のような身近な調味料で代用することができます!

 

【ナンプラーの代用品①】オイスターソース+薄口醤油

作り方

・オイスターソース 小さじ1/2

・薄口醤油 大さじ1

・塩 少々

 

オイスターソースで魚の風味を、そして、醤油と塩でナンプラーのしょっぱさを出します。

 

醤油だけで塩分は大丈夫なんじゃないかと思われるかもしれませんが、オイスターソースのみでは甘味が勝ってしまいますので、塩で調整をしてください。

 

ここには、塩少々とは書いてありますが、様子を見ながら徐々に足すなどして調整をしていきましょう。

 

 

 

【ナンプラーの代用品②】アンチョビ+薄口醤油

作り方

・アンチョビの身(細かく刻む) 20g

・アンチョビと一緒に入っている缶の中おいる 小さじ2

・薄口醤油 大さじ21/2

 

アンチョビとは、カタクチイワシの塩漬けし、オリーブオイルで漬けたものになります。

 

ナンプラーの塩分と魚の風味を、アンチョビを使うことで一度に代用することができて便利な方法…そこに、醤油を加えれば、立派なナンプラーのできあがりです。

 

お好みでニンニクや生姜を入れると、より風味が増しおいしく仕上がります。

 

 

 

【ナンプラーの代用品③】塩辛+薄口醤油

作り方

・塩辛の汁(身を使うのであれば細かく刻む) 小さじ1/2

・薄口醤油 大さじ1

・レモン汁(お好みで)

 

塩辛は、簡単に言えばイカを塩漬けにしたものなので、ナンプラーの塩分と魚の風味を代用することができます。

 

ナンプラーのしょっぱさは、薄口醤油と塩辛の塩分で十分代用できるとは思いますが、レモン汁を入れるとまた少し風味が変わるので、好みで入れてみてください。

 

 

【ナンプラーの代用品④】このわた+薄口醤油

作り方

・このわた 5g

・薄口醤油 大さじ1

 

「このわた」とは、ナマコの内蔵で作られた塩辛のことです。

 

馴染みのない人も多いかとは思いますが、日本三大珍味の一つとして、また、お酒のおつまみとしても有名な食べ物です。

 

このわたの独特な風味と香りがナンプラーと似ているので、醤油とプラスして代用品として使うことができます。

 

【ナンプラーの代用品⑤】酢+アンチョビ+イカの塩辛+薄口醤油

作り方

・アンチョビの汁 小さじ1

・塩辛 小さじ1

・酢 大さじ1/31/2

・薄口醤油 大さじ1

 

アンチョビ・イカの塩辛を混ぜ合わせれば、更に深みのあるナンプラー代替品になってくれます。

 

このとき酢を入れるのがアクセント。締まりのある品のいいナンプラーに仕上がってくれます。

 

 

【ナンプラーの代用品⑥】ヌクマム

 

ベトナム版のナンプラー。

 

こちらもナンプラー同様に、代用品が欲しくなるような調味料ではありますが、もし、あれば、ヌクマムでナンプラーの代用が可能です。

 

いくらか風味は違いますが、今まで紹介した代用品の中で一番ナンプラーに近い調味料です。

 

 【注意:醤油について】

醤油は、できれば濃口醬油塩よりも塩分量の多い薄口醤油がお勧めですが、濃口醬油でも問題ありません。

ただ、濃口醬油は薄口醤油よりも塩分が少ないので、その分、塩を足すようにしましょう。

 

ナンプラーの代用品に向かない調味料

①魚醤(しょっつる)

 

 

日本には、秋田で有名な魚醬(しょっつる)という調味料があります。

 

普通の醤油の材料が大豆に対し、魚醤は魚を材料にした醤油といったところ。ナンプラー同様に「魚を塩に漬けて発酵させる」という作り方なので、基本一緒と考えます。

 

でも、ナンプラーと魚醤とでは、使う魚の種類も違うし、使われる塩も違う。それに加え、作られる環境(温度など)も違うので、どうしても「ナンプラー」として使うには無理があります。

 

「魚醤はナンプラーの代用にできる」という意見もありますが、ナンプラーが「エスニック」というテイストに対し、やはりどこか魚醤は「和」というテイストとというのが抜けません。

 

ただし、魚醤と一言でいっても、いわしやサバなどから作られているものや、真イカの内蔵から作られているものなど、いろいろな種類のものあります。

 

基本は、和のテイストではあるものの、中にはいくらかエスニックテイスト寄りの魚醬がある可能性も。好みで使い分けみるといいでしょう。

 

 

②薄口醤油+レモン汁

 

薄口醤油に少量のレモン汁を加えることで、なんとなくナンプラーっぽい雰囲気を出すことができます。

 

もし、使うのであれば、

作り方

・薄口醤油 大さじ1

・レモン汁 大さじ1/31/2

の量でお試しください。

 

ただ、「これがナンプラーか?」と問われれば、その答えは、ほぼ「No.」。

 

あくまでも雰囲気だけのナンプラーなので、ナンプラーが決めてとなるような料理では使えません。

 

このように、「薄口醤油+レモン汁」は、ナンプラー味が主役の料理には向きませんので、隠し味程度の料理に使いましょう。

 

 

 

まとめ

まとめ

 

 ナンプラーとは魚を塩漬けしたタイの調味料のこと。

 

 ナンプラーの代替品には以下のようなものがある。

【オイスターソース+薄口醤油、アンチョビ+薄口醤油、塩辛+薄口醤油、このわた+薄口醤油、酢+薄口醤油、ヌクマム】

 

 ナンプラーの代替品に向かないものとして、以下のようなものがある。

【しょっつる、レモン汁+薄口醤油】