春になったら潮干狩り、夏から秋にかけてBBQやキャンプ、釣りは人によっては年中楽しめますね。
そんなアウトドアレジャーに欠かせないアイテムの一つが「クーラーボックス」。
しかし、「さぁ出かけよう!」と思った矢先、クーラーボックスを忘れてた、または持ってなかった、なんてこともありますよね。
クーラーボックス忘れたし pic.twitter.com/3MPqyxJQQT
— utc (@greatamberjack8) July 30, 2016
そんな時、クーラーボックスの役目を果たしてくれる代用品となるものはどのようなものがあるでしょうか?
今回は、『クーラーボックスの代用品となるもの』をいくつかご紹介していきます。
目次
クーラーボックスって必要なの?
そもそも・・・
「クーラーボックスって必要?」
「なかった場合の代替品まで考えるべき?」
と思う人もいるかもしれません。
しかし、潮干狩りやBBQ、キャンプや釣りなどのアウトドアレジャーでは無くてはならない必須アイテムです。
なぜなら、私たち人間が過ごしやすいと思う時期こそ、身の回りを跳んでいる菌たちも過ごしやすく、繁殖しやすいからです。
さらに常温で保存する時間が長ければ長いほど、食品の痛みや劣化は進みます。
せっかく持参した食品、苦労して採ったあさりや魚で食中毒なんて起こしたくないですよね。
クーラーボックスの代用品はこの4つがおすすめ!
そででは早速!
- もしもクーラーボックスの準備ができなかったとき
- 思っていたより食品が多くなり手持ちのクーラーボックスでは容量が足りなかったとき
などのために、クーラーボックスの代用品をご紹介していきます。
①発泡スチロールの箱
発泡スチロールは、外からの熱が伝わりにくく、内部の温度も外に出にくいという特徴があります。
つまり、断熱性が高く保冷効果に優れているということです。
早速、スーパーに駆け込んで、青果コーナー、もしくは鮮魚コーナーで店員さんに発泡スチロールの箱をもらえないかお願いしてみましょう。
運が良ければ、ただで貰えるかもしれません。
あくまでも、控えめにお願いすることがポイントです。
また、箱のサイズが小さいと容量も直ぐに埋まってしまうので、できれば大きめのサイズを希望してみましょう。
(※あくまでも控えめにお願いしましょう!笑)
男は黙って、クーラーボックス#発泡スチロール #クーラーボックス#フジスーパーの店員さん最高の接客#ありがとう pic.twitter.com/VhpKqg8EYl
— TKC (@takesimaru) February 25, 2019
発泡スチロールの箱は、重量が軽いことから、BBQやキャンプの場合、持参した食材や飲み物を使い切ってしまえば、持ち帰るのが大変楽になります。
さらに、普段使わないクーラーボックスの収納場所なんてない!という方にもうってつけです。
発泡スチロールであれば、資源ごみの日にゴミとして簡単に出せるからです。
②ダンボール
発泡スチロールの箱をもらうことができなかった場合は、ダンボールで代用することができます。
ダンボールであれば、それこそスーパーなどで店員さんに声を掛けなくても、無料で持ち帰って良いように出入口に積み重なっているのをよく見掛けますよね。
ダンボールを代用品とする場合、簡単な作業が少しだけ必要となるのでご説明します。
代用品する際のポイント
1.まず、サイズ違いのダンボールを2層重ねてください。
このとき、ダンボールを重ねれば重ねるほど、保冷力も上がっていきます。
2.次に強度を上げるため、内側にはごみ袋を重ねます。
これをすることで、水濡れによるダンボールのへたりを防ぐことができます。
3.最後にごみ袋の内側にアルミホイルを張って終了です。
③保冷バッグ内に保冷剤や氷を入れておく
クーラーボックスを用意するのは予算的に厳しくても、保冷バックであれば、100円ショップにも売っているので、手軽に手に入れることができます。
用意した保冷バックの中に保冷剤や氷を入れておくだけで冷却効果があがります。
④レジ袋を数枚重ねる
発泡スチロールの箱もダンボールも保冷バックもない!となったらレジ袋です。
数枚(2、3枚で良い)重ねれば、間に空気の層ができるので、断熱効果が生まれます。
保冷剤の代わりに「凍ったペットボトル飲料」を持っていこう!
これまでクーラーボックスの代替品をご紹介してきましたが、保冷剤の代替品となるものもあります。
それは持っていく「飲み物」です。冷凍ペットボトルにすることで保冷剤の代替品となります。
500mlの冷凍ペットボトルは、小さな保冷剤よりも溶けにくいので、保冷効果が抜群に上がります。
とくにコンビニには凍らせたペットボトル飲料の種類が豊富なので、自分が飲みたいものを選択し購入することができます。
クーラーボックスの代用品を使う際のポイント・注意点
代用品を使用するにあったてのポイントと注意点をご説明します。
①保冷剤や氷の詰め方
クーラーボックスはもちろん、どの代替品にしても、保冷剤や氷の詰め方が、保冷効果を損なわないためには大変重要になってきます。
保冷剤や氷は、上部や側面にだけ置いても、あまり効果がありません。
なぜなら、上部は蓋の開け閉めをすることから、外気に触れる機会が増え、溶けやすくなっているからです。
よって、上部だけでなく、下部(底の部分)にも保冷剤や氷を敷き詰め、中身となる食材や飲み物を包み込むようにしていれましょう。
②置いておく場所にも要注意!
まず、直射日光に当てないことが大切です。
当たり前と言えば、当たり前なのですが、日光に直接当たってしまうと、いくら断熱性があったとしても、内部の温度は上昇してしまいます。
また、地面に直接置くことも避けてください。
晴れた日の日中の日向のアスファルトは50度近くまで上昇しています。
そんな地面の上に置いてしまうと、せっかくの保冷効果が下がってしまいます。
直射日光を避けるためには、なるべく日陰へ。
③クーラーボックス代用品に共通する欠点
クーラーボックスの代用品は、どれも本体は軽く単純な作りでできています。
つまり、重量がかかると持ち手が切れてしまったり、底がぬけてしまったりする可能性があるということです。
よって、荷物の詰めすぎには十分に注意してください。
④ペットボトルを凍らせるとき
冷凍ペットボトルではない通常のペットボトルを家で凍らせておきたいときは、未開封だと破裂する恐れがあるので注意が必要です。
開封して少し量を減らしてから凍らせれば、その危険は回避することができます。
また、当たり前かもしれませんが、炭酸飲料は凍らせてはいけません。
炭酸飲料を冷凍庫で急激に凍らせると、二酸化炭素が分離して気体となり、内部の圧力が高まることから、容器が破損する恐れがあります。
まとめ
まとめ
✔ アウトドアレジャーにおいて、クーラーボックスまたはその代用品は食中毒防止のために必要なアイテム。
✔ クーラーボックスの代替品・保冷効果を持続させるアイテムとしてオススメするものは以下4つ。
【発泡スチロールの箱、ダンボール、保冷バック、ビニール袋、冷凍ペットボトル】
✔ 代替品を使用するときは、「保冷剤や氷を全体に十分に敷き詰めること」「直射日光は避け地面に直置きしないこと」「ものを詰めすぎないこと」「ペットボトルを凍らせるときは、量と中身に注意すること」、以上のポイントを抑えることが大切。