スパイシーな香りが特徴の「カレー粉」。
カレーの材料にはもちろん、カレー味のメニューに使用されるのが特徴です。
カレーはよく作るけれど、カレー粉は常備していないという家庭も多いですよね。
カレー粉がなくて困ったというときは、カレー粉の代替品を使用してみると良いでしょう。
今回は、困ったときに役立つ『カレー粉の代用品』をご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください!
目次
カレー粉の料理と特徴とは?
(カレー粉 出典:Wikipedia)
カレー粉とは、カレー味の料理に使われるスパイスのことです。
一昔前のカレールーがない時代は、カレー粉からカレーライスを作っていました。
そのほかにも、ドライカレーやキーマカレー、カレーピラフ、カレーうどん、カレースープ、カレー味のコロッケなど、挙げるとキリがないほどカレー粉を使う料理があります。
スープなどの煮込み料理はもちろん、炒め物やサラダ、揚げ物など、カレー粉はさまざまな料理に使える万能スパイスです。
そもそもカレー粉は辛み、香り、色を出すために数種類のスパイスをブレンドしてあります。
そのため、深みのある香りや味が楽しめるのがポイントです。
カレー粉の代用品はこの11つがおすすめ!
【カレー粉の代用品①】カレールー
カレーライスが簡単に作れる「カレールー」。
カレーを作るときは大抵の家庭でカレールーを使うでしょう。
ドロドロのカレーを作るなら、問題なくカレールーで代用できます。
カレー粉なくてカレールーで代用したけどいけた😂w
味がしゃんとせんかったけん他にも調味料足した~w pic.twitter.com/eDnYF9aRd0— さと@マチア一日目参加 (@sato_2580) 2016年3月25日
ただし、ドライカレーやカレー味の炒め物などを作りたい場合は、分量や使い方に注意が必要です。
カレールーの分量は半分以下にし、まんべんなくカレーが行き渡るように擦りおろすと良いでしょう。
また、カレールーには、カレー粉のほか、野菜ブイヨンや食塩、砂糖などが含まれているため、全体の味味付けを控えめにするのがおすすめ。
【カレー粉の代用品②】ガラムマサラ
カレーの仕上げに使われる「ガラムマサラ」。
カレーのような風味をつけたり、隠し味にしたりと使い道がいろいろあるスパイスですね。
ガラムマラは、カレー粉と同じようにさまざまなスパイスをブレンドしているため、カレー粉の代用に使えます。
ひとり飯の日だったので、朝見た平野レミさんのあつまれ夏野菜作った!
炒めるだけで簡単なのに野菜とイカがゴロゴロ味わえる贅沢…!!
カレー粉なかったのでガラムマサラで代用しました😃 pic.twitter.com/2aFCGE8xf4— sachi (@sachiruderuka) 2018年7月16日
カレー粉もガラムマサラもミックススパイスの部類に入りますが、それぞれブレンドされているスパイスが異なります。
黄色い色を作り出すターメリックは、カレー粉には含まれていますが、ガラムマサラには入っていません。
しかし、ガラムマサラを加えればカレーのスパイシーな味わいを再現できます。
【カレー粉の代用品③】ターメリック
先にも少し触れたように、料理に黄色い色をプラスできるのが「ターメリック」です。
ターメリックはウコンの茎根を乾燥させ、パウダー状にしたもの。
カレー粉のようなスパイシーな香りや味はしませんが、カレー独特の色付けとして代用できます。
ターメリックを入れたバターライスに、鳥ミンチ、トマト、しめじ、オクラ、レンコンのドライカレー。半熟ゆで卵つき。 pic.twitter.com/mzcZzqwFHU
— Amano Ryota (@jinwhitecat) 2018年6月20日
【カレー粉の代用品④】サフラン
パエリアやブイヤベースなどに使われる「サフラン」。
風味豊かで魚介類の生臭さを消す働きがあるのが特徴です。
サフランはサフランライスとして食べることもありますが、ターメリックライスとは違い、香り高くインドカレーにぴったりです。
【カレー粉の代用品⑤】クミン
インド料理やエスニック料理に使われる「クミン」。
カレーによく似た香りを持つため、カレー粉の代用におすすめです。
ヨーグルトとミートソースが信じられないくらい合うヨーグルトミートソースのトルコ風パスタです!
意外ながらもかなり評判の良い一品なので試してみてね!結構簡単です!!
カレー粉の代わりにクミンも合いますよ! pic.twitter.com/ota2Qs5I6F
— リュウジ@料理のおにいさん (@ore825) 2018年5月26日
クミンは、強い香りのほか、ほろ苦さや辛味があるのが特徴。
とはいえ、苦味や辛味はそれほど強くないため、さまざまな料理に使いやすいのがポイントです。
【カレー粉の代用品⑥】コリアンダー
エスニック料理の定番食材の「コリアンダー」。
カレー料理にも使われるスパイスの1つなので、カレー粉の代用に使えます。
初めてドライカレーに挑戦。
ひき肉はなかったので解凍した鳥ささみをたたいて。
ホールトマトもなかったので味付け時にケチャップで代用。
そしてカレー粉もなかったのでクミンとコリアンダーで。いやあなんとか食える形まで持ち込めましたよ、うん。 pic.twitter.com/qXnLnWMteh
— タマ「」「」「」「」@SKZ48 (@tama_tagen) 2017年7月23日
別名はパクチーですが、コリアンダーはパクチーの種子を乾燥させ、粉状にしたものを指すことが多いと言われています。
元になる植物は同じですが、カレー粉の代用に使用するなら、粉状のコリアンダーを選んでくださいね。
【カレー粉の代用品⑦】チリペッパー
チリソースやタコス、キムチなどに使われる「チリペッパー」。
刺激的な辛さがあり、料理にアクセントを加えてくれる調味料ですよね。
カレーとは違った辛さと思われがちですが、実はルーを使わないカレーにはチリペッパーを加えて辛味を追加します。
もちろん、チリペッパーだけではカレーのようなコクや深みのある香り、味は再現できません。
そんなわけでキルラキルも見終わったしカレーを食う。カレー粉ないからどうしようと思ったけど、家のスパイス棚あさったらチリペッパーにカルダモンにクミンなどなど、なんとか代用できそうな感じだったので試したらできた! pic.twitter.com/rfEH7KSPvS
— SOW@新刊発売中 (@sow_LIBRA11) 2013年11月8日
【カレー粉の代用品⑧】ミックススパイス
数種類のスパイスやハーブをブレンドした「ミックススパイス」。
カレー粉と同じような風味や味が感じられるため、代用におすすめです。
夏野菜カレー、オクラにかぼちゃ、さつま芋にじゃが芋の芋尽くし(笑)茄子に玉ねぎ人参、肉っ気代わりに厚揚げ…カレー粉はミックススパイスを5社分(笑)辛いのがいいと言われるけど母さん辛いの苦手、コクが足りなかったのでみりん投入でgood☆ pic.twitter.com/t4AZPnCTb9
— マリエ・no more war (@ailoveuu) 2014年9月9日
製品によってブレンドされるスパイス、ハーブはいろいろ。唐辛子や山椒などを組み合わせた七味唐辛子も、実はミックススパイスの部類に入ります。
【カレー粉の代用品⑨】オールスパイス
肉や魚料理、スイーツにも使われる「オールスパイス」。
香りに深みがあり、カレー粉の代わりに十分代用できるスパイスの1つです。
今夜はココナッツベースのチキンカレーを作ってる!オールスパイスカレー pic.twitter.com/g3n2dBPDol
— かみち。 (@ka3chi) 2019年4月14日
オールスパイスとは、全てのスパイスをミックスしたものではなく、フトモモ科の植物の果実を乾燥させたもの。
ヨーロッパで珍重したとされるナツメグ、シナモン、クローブを合わせたような香りがするため、その名前が付けられたとされています。
【カレー粉の代用品⑩】五香粉
中国料理に使われる「五香粉」。
ウーシャンフェンと読み、八角、シナモン、花椒(ホアジャオ)、クローブ、陳皮などを組み合わせたミックススパイスのことです。
肉や魚の臭みを消したり、ソースやマリネ液に使用したりと幅広い活用方法があるのがポイントです。
挽肉とモヤシと菜の花のスープカレー。
五香粉 pic.twitter.com/IU4jxPcAVH— クラヤコーヒー (@kuraya_coffee) 2019年4月16日
【カレー粉の代用品⑪】そのほか!みんなのアイディア
◎レトルトカレー
突然キーマカレーが食べたくなった
カレー粉もルーもないからレトルトカレーを代用🍛 pic.twitter.com/ofOJzNMPJc— リク😈5/1 二枚看板@羽風 (@Riku_1060) 2017年5月6日
まとめ
まとめ
✔ カレー粉は数種類のスパイスをブレンドしてある。
✔ カレー粉の代用は、辛み、香り、色のどれを重視するかを考えて選ぶと良い。
✔ カレー粉の代用品には、以下の11つがおすすめ。
【カレールー、ガラムマサラ、ターメリック、サフラン、クミン、コリアンダー、チリペッパー、ミックススパイス、オールスパイス、五香粉、レトルトカレー】