キャンプやバーベキューで着火に苦労をしたり、すぐに火が消えてしまっては困ります。
ライターは持参して行っても着火剤は忘れてしまう、なんてことはあり得ます。
着火剤を忘れてしまった、使い切ってしまった、そんなとき身近なもので代替えできるととても助かります。
すぐに着火剤を買いにいけなくても大丈夫です!
今回はいざというときに役に立つ、着火剤の代用品をご紹介します。
目次
着火剤の代用品にはこの10つがおすすめ!
着火剤は、炭など火がすぐにはつきにくいものを燃えやすくするために使います。
着火剤を使うとすぐに火をつけることができ、しばらく燃えていますので炭にも火がつきやすく火おこしの時間短縮ができます。
もしも着火剤が手元になくても身近なもので代用できますので、安心してゆっくりキャンプやバーベキューを楽しむことができます。
ぜひ参考にしてみてください!
【着火剤の代用品①】松ぼっくり
山にたくさん落ちている松ぼっくりが着火剤の代用になります。
昨日弊社で採取してきた松ぼっくりで薪ストーブ着火!!\安定の着火剤だ/ pic.twitter.com/vTgLf1tuFE
— キャプたん (@kamosio157) 2018年2月24日
簡単に燃え、なかなか火が消えませんのでおすすめです。
【用意するもの】
✔ 乾いた松ぼっくりのみ
手順
- しっかりと乾いたものを10個ほど拾います。
- 炭の下に松ぼっくり同士を重ねて置き火をつけます。
【着火剤の代用品②】松葉や杉葉
松や杉の葉は油分を含んでいてよく燃えますので、着火剤の代用に向いています。
出張炭焼き③
着火しましたが、水分を含んでいるので、最初は煙というより湯気がでます。近くに杉林があったので、杉葉がいい着火剤になりました。 pic.twitter.com/4zO9M18Rzc— watanabe hiromi (@hiromiwatanabe) 2014年3月21日
【用意するもの】
✔ 乾いた松葉や杉葉
手順
- しっかりと乾いたものをたくさん拾います。
- 炭の下に広げて火をつけます。
【着火剤の代用品③】ガムテープ
ガムテープの粘着部分には燃えやすい成分が含まれていますので、着火剤の代用に向いています。
火がつきました。これから代々木五丁目町会さんによる炊き出しとなります。
ガムテープを着火剤にできるということ、はじめて知りました。 pic.twitter.com/0AHVs7mDsH
— 鈴木けんぽう(渋谷区議会議員) (@kenpo_shibuya) 2019年2月16日
布製と紙製がありますが、着火剤の代用としては布製がおすすめです。
【用意するもの】
✔ ガムテープのみ
手順
- 粘着部分が外側でも内側でもいいので、ぐるぐると何重にも巻きます。
- 炭の下に並べて火をつけます。
【着火剤の代用品④】松の皮や白樺の皮
松の皮や白樺の皮は油分が多く、燃えやすいので着火剤の代用になります。
あるはずのベスター(着火剤)が無く、白樺の皮を母が持ってきた。ガンビとかガンピと呼ぶ。アイヌ語ではシタッだと、ゴールデンカムイで知った。よく燃える。煙がすごい。 pic.twitter.com/VRKDQSZAUP
— horsemint (@horsemint8) 2018年8月12日
【用意するもの】
✔ 松の皮or白樺の皮のみ
手順
- はがれている松の皮や白樺の皮を拾います。
- 炭の下に置いて火をつけます。
【着火剤の代用品⑤】麻ひも
荷物をまとめたりするためにアウトドアにも持参している方も多いのではないでしょうか。
ほどくのに少し手間がかかりますが、燃焼力は高いのでよく燃えます。
麻ひもを解してシュってすると簡単に着火出来ます pic.twitter.com/Jy5LeLSeNa
— ちひろ@*aÅo*🍖🍖🍖🎀🎀🎀 (@chihiro_sun) 2018年5月29日
【用意するもの】
✔ 麻ひものみ
手順
- 麻ひもをほどいてボリュームを出します。
- 炭の下に置いて火をつけます。
【着火剤の代用品⑥】落花生の殻
いつもは食べたあとは捨ててしまう落花生の殻が、着火剤の代用として活躍します。
落花生の殻も着火剤になると聞いてピーナツバターの時に取っといたのだ pic.twitter.com/uOfbwGU2sJ
— ボリ (@yuji_24) 2018年6月23日
落花生は中身だけではなく殻にも油分が含まれていますのでよく燃えます。
【用意するもの】
✔ 乾いた松葉や杉葉
手順
- 落花生の殻を(薄皮もあれば一緒に)乾かします。
- 炭の下に置いて火をつけます。
【着火剤の代用品⑦】トウモロコシの芯
トウモロコシの芯もいつもは食べたあと捨ててしまいますが、着火剤の代用になります。
トウモロコシも実だけなく芯にも油分が含まれていますのでよく燃えます。
【用意するもの】
✔ トウモロコシの芯のみ
手順
- トウモロコシの芯をしっかりと乾かします。
- 炭の下に広げて火をつけます。
【着火剤の代用品⑧】みかんの皮
みかんの皮にも油分が含まれていますので着火剤の代用になります。
ミカンの皮の着火剤。
たくさん皮が出るので、捨てるのも勿体ないしね♫
ウォーミングシェルフでパリパリになるまで乾燥させればOK👍 pic.twitter.com/VRf6SBe8yt
— tohru (@novemver_t) 2018年11月17日
【用意するもの】
✔ みかんの皮
手順
- みかんの皮をしっかり乾燥させます。
- 炭の下に広げて火をつけます。
【着火剤の代用品⑨】サラダ油
サラダ油とティッシュペーパー(染み込ませるもの)があれば簡単な着火剤の代用品になります。
ちょっとインチキ。
というかね、トーチでいくらやってもやっぱつかないからね
ティッシュにサラダ油染み込ませてやると即席の着火剤になっていいよ
どこにでもあるしね pic.twitter.com/xw5w0L2WsB— ぐろーざ@EDCツールおじさん (@wolfdale65) 2017年5月4日
【用意するもの】
✔ ティッシュ or 新聞紙 or ダンボール
✔ サラダ油
手順
- 新聞紙や段ボールにサラダ油をしっかりと染み込ませます。
- 炭の下に広げて火をつけます。
【着火剤の代用品⑩】ポテトチップスやコーン菓子
意外かもしれませんが、油で揚げてあるポテトチップスやコーン菓子が着火剤の代用になります。
ちょっともったいない気もしますが・・・。
ポテチ、着火材として優秀すぎる pic.twitter.com/olEC9Q7u68
— 佐藤@すぱ公 (@sdr07221290) 2018年5月4日
【用意するもの】
✔ ポテトチップスやコーン菓子1袋
手順
炭の上に1袋分をばらまき、火をつけます。
着火剤の代用品は手作りするのもおすすめ!
素材をそのまま代用するのもいいですが、手作りして一手間加えるとより長時間燃焼するものが出来上がります。
興味がありましたら、ぜひ手作りしてみてください!
①ワセリンコットン
ワセリンとコットンを使って着火剤の代用品を作ります。
ワセリンコットンで着火❗(°∀°) pic.twitter.com/0TesDs1oVT
— TAKIBI屋 【軍幕・焚火会】 (@bravo__1) 2018年5月20日
【用意するもの】
✔ コットン・・・10個~15個
✔ ワセリン・・・大さじ3~4
✔ トング
✔ 鍋
作り方
- ワセリンを鍋に入れ、弱火で溶かします。
- ワセリンが溶けたらコットンを鍋に入れ、サッと両面にワセリンを浸します。
- しっかりと冷まして完成です。
【作成時の注意点】
・コットンを入れたあと熱しすぎると、燃えることがありますので注意しましょう。コットンの中にまで染み込んでいなくても、両面にしっかりとワセリンが付いていれば十分です。
・ワセリンがこげついたりする可能性がございますので、不要の鍋を使用することをおすすめします。
②牛乳パックボール
牛乳パックの内側にはパラフィン加工がされていて、その加工部分がとてもよく燃えますので着火剤の代用になります。
牛乳パック着火材
導火線のような感じで火をつけて、2~4分間もつって感じです!! pic.twitter.com/mu0VTt6W5r— てぃんとしぁん (@teintosian) 2018年6月29日
【用意するもの】
✔ 牛乳パック・・・5~8本
✔ ハサミ
手順
- 牛乳パックを乾燥させます。
- 3cm幅で縦に長く切っていきます。
- 絡めるようにくるくるとボール状に巻いて完成です。
【作成時の注意点】
・牛乳パックはしっかり切り開いて、中身を完全に乾燥させてください。
・隙間があることで空気が入り、より燃えやすくなりますので、くるくる巻くときはきっちりと巻くのではなく、ふんわりと巻くようにしましょう。
③ロウソクコットン
ロウソクもよく燃えますので、十分着火剤の代用になります。
着火剤も自分で作れる!材料は、化粧用のコットンとロウソクのみで、制作費は200円!自分でつくると自然素材にこだわることもできますね。https://t.co/NYzIIXrgeO pic.twitter.com/hnfUhcsZ9S
— Akimama 最新アウトドアニュース (@AkimamaNews) 2017年1月27日
【用意するもの】
✔ ロウソク大・・・2本
✔ コットン・・・10個~15個
✔ トング
✔ 鍋
手順
- ロウソクを鍋に入れ、弱火で溶かします。
- ロウソクが溶けたらコットンを鍋に入れ、サッと両面にロウソク液を浸します。
- しっかり冷まして完成です。
【作成時の注意点】
・コットンを入れたあと熱しすぎると、燃えることがありますので注意しましょう。コットンの中にまで染み込んでいなくても、両面にしっかりとロウソク液が付いていれば十分です。
・コットンを浸すときは重ねず、1枚ずつ離して鍋に入れます。
まとめ
まとめ
✔ 着火剤の代用品にはおすすめが10通りある。
◎そのままでいいもの
【松ぼっくり・松葉や杉葉・ガムテープ・松や白樺の皮・麻ひも・落花生の殻・トウモロコシの芯・みかんの皮・新聞紙(又は段ボール)とサラダ油・ポテトチップスやコーン菓子】
◎手作りするもの
【ワセリンコットン・牛乳パックボール・ロウソクコットン】
✔ それぞれの代用品には注意点もあるが、気を付けて使用することで十分着火剤の代用となる。