運動会が近くなるとバタバタしていて準備し忘れがちなのが「ゴールテープ」。
うっかりしていて、当日に「なくて困った!」なんてこともありますよね。
ゴールテープは徒競走などで必要になりますが、実は専用のテープでなくてもあるもので代用することができます。
今回は、困ったときに役立つ『ゴールテープの代用品』をご紹介します。
うっかりしていて準備し損ねてしまった人はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ゴールテープの代用品はこの7つがおすすめ!
ゴールテープは専用の物を購入したり、文字を入れる場合は手にするまで時間がかかりますので、前日や当日になって用意しようとしても、なかなか手に入れるのは難しいのです。
そこでここからは、身近にあるゴールテープの代用品を紹介していきます。
【ゴールテープの代用品①】医療用の包帯
医療用の包帯は幅がゴールテープと同じくらいで、柔らかくやや伸びる素材なので、もし当たってもケガの心配がなく安全です。
長さも十分あり、学校なら保健室にあることも多いので代用品としておすすめです。
【用意するもの】
✔ 包帯
手順
- 包帯の端と端をコースの内側と外側で持ちます。
- ゴールするときは片方の人が手を離し、片方がそれを引っ張るようにすればOKです。
【ゴールテープの代用品②】紙テープ
テープのように巻いてある紙テープもゴールテープの代用品として使うことができます。
紙テープは幅がそれほど広くないので、子供が走ってきたときに体や首に当たらないように気を付けてくださいね。
【用意するもの】
✔ 紙テープ
手順
- 紙テープの端と巻いてある方をコースの内側と外側で持ちます。
- 子供がゴールするときに、端を持っている人がテープを放し、片方がそれを引っ張ればOKです。
- 子供にテープをきらせても良いですが、後程その注意点について紹介します。
【ゴールテープの代用品③】手芸用の平ゴム
手芸用の平ゴムも使い方次第でゴールテープの代わりとして使えます。ゴムなので弾力があり、当たったとしても伸びるため安心です。
平ゴムには幅の狭いもの、広いもの、様々ありますが、できれば幅の広いものの方が体の細いところに巻き付く心配が少ないので代用品にはおすすめです。
【用意するもの】
✔ 平ゴム
手順
- 平ゴムの端と端をコースの内側と外側で持ちます。
- ゴールするときは片方の人が手を離し、片方がそれを引っ張るようにすればOKです。
【ゴールテープの代用品④】トイレットペーパー
トイレットペーパーもゴールテープの代わりとして使うことが可能です。
トイレットペーパーは紙ですし、薄手のものなのでそこまでケガの危険性はありません。割りとどこでも手に入るのでゴールテープを準備し忘れても安心です。
ただし幅が広いので、可能ならばカッターなどで半分に切ると使いやすいでしょう。
【用意するもの】
✔ トイレットペーパー
✔ カッター
手順
- トイレットペーパーの幅を半分くらいに切ります。大きめのカッターを使ってくださいね。
- コースの内側と外側に人が立ち、片方が紙の端を持ち、片方が巻いてある方を持ちます。ホルダーに入れる時のように芯に指や手を入れると良いでしょう。
- 子供がゴールしたとき紙が切れたら、トイレットペーパーを取る要領で紙を引っ張れば新しくゴールテープを張ることができます。
【ゴールテープの代用品⑤】はちまき
はちまきを何本か結ぶか、長いはちまきもゴールテープの代用品として使えます。
しっかりしているのでちぎれる心配もなく安心です。ただ、しっかりしている分、当たったときにケガをしたり、転んでしまう可能性があるので使い方には気を付けましょう。
【用意するもの】
✔ はちまき
手順
- はちまきを何本か結んで一本のヒモにします。
- コースの内側と外側に人が立ち、それぞれ端を持ちます。
- ゴールする前に片方の人がテープを放せばケガをする心配もありません。
【ゴールテープの代用品⑥】バンダナ
バンダナや風呂敷などを帯状にして結べばゴールテープの代わりとして使えます。
ただ、元々は正方形なので折り畳まなければならず、幅が均一にならない可能性があります。
【用意するもの】
✔ バンダナや風呂敷
手順
- バンダナや風呂敷を広げ、三角形に折ります。三角形のてっぺんからくるくると折り畳んで帯状にします。
- 何本か作ったら、端を結び合わせていきます。
- ある程度の長さになったら完成です。コースの内側と外側に人が立ち、端と端を持って使います。
【ゴールテープの代用品⑦】布ベルト
布製のベルトも何本か合わせればゴールテープの代わりに使えます。
ただ、なるべく柔らかい素材のベルトを使い、金具がついているものは避けるようにしましょう。金具が万が一当たるとケガの原因になります。
【用意するもの】
✔ 布ベルト
手順
- 布ベルトを何本か結んで繋げ、1本にします。
- あとはコースの内側と外側に人が立ち、両端をそれぞれ持てばOKです。
注意点や代用品の使い方
代用品はあくまで代用品。代用品を使う場合には使い方に気を付けましょう。
大人がゴールテープを持つと、子供の年齢によっては首の位置にテープが来ることが多いです。
そうなると勢いよく走ってきた場合、首にテープが巻き付いたり、テープと皮膚が擦れることで火傷をする危険性があります。
そのため、ゴールテープを持つ人は子供のお腹あたりにテープが来るよう意識して持つようにしましょう。
また、このようにゴールテープは子供にきらせると思わぬケガをしたり、転倒に繋がる恐れもあります。
そのため、最近では下記のようにテープをきらせない使い方が増えてきています。
- コースの内側と外側で、テープの端と端を持ちます。
- 子供がゴールする直前でテープを持っている手を自分の顔の前くらい、子供の頭の上くらいに上げます。
- 全員がゴールしたらゴールテープの位置を元に戻せばOKです。
代用品に向いていないものは?
ゴールテープの代用品として向いていないのは「固いもの」「細いもの」になります。
固いものは万が一子供に当たった場合、ケガをする可能性がありますし、、細いものは首や足に巻き付いてしまう危険があります。
まとめ
まとめ
✔ ゴールテープは医療用の包帯、紙テープ、平ゴムで代用できる。
✔ トイレットペーパーでも代用できるが、幅が広いので半分に切った方が使いやすい。
✔ はちまき、バンダナ、布ベルトでも代用できるが、長さが足りないことが多いので結び合わせる必要がある。
✔ 布ベルトは金具がついているものは避け、なるべく柔らかい素材のものを使う。
✔ ゴールテープは子供の身長に合わせて持つ位置を変える必要がある。
✔ ゴールテープは安全面を考えて子供にきらせないことが多い。
✔ 固いものや細いものはケガの可能性があるので、ゴールテープの代用品には向かない。