絵を描くのに必須であるパレット。
その中でもペーパーパレットは、使い終わったら破って捨てるだけ!簡単に片付けられるのでパレットを使用する際の難点である「洗うのが面倒」という手間が省ける事が魅力で人気です。
しかし、便利であるものの、コストパフォーマンスはあまり良くないというデメリットもあります。
そんな時に家にあるものや安価で購入できるもので代用できれば、わざわざ買いに行く必要もありませんし、低コストで済ませることができますよね。
そこで今回は、『ペーパーパレットの代用品』をご紹介します。
目次
ペーパーパレットの代用品はこの9つがおすすめ!
【ペーパーパレットの代用品①】クッキングシート
クッキングシートは汁が染み込んでしまったり、食材がくっつかないようにする加工を施してあるため、絵具やレジンなどの液状のものを乗せても染み込んでしまうことなく使用できます。
ただ、クッキングシートはロール状になっているため、そのまま使用すると絵具がこぼれてしまう可能性があります。
パレットとして使用する前に真っ直ぐに直しましょう。
【ペーパーパレットの代用品②】牛乳パック(紙パック)
牛乳パックなどの紙パックは液体が漏れ出さないように加工されているため、絵具などを乗せても染み込んでしまうことはありません。
また、牛乳パックは面によって大きさが違うので用途に合わせて大きさを選ぶことができますし、形がしっかりしていて丈夫なので安定感もありオススメです。
注意点としては、使用した後絵具がついたままリサイクルに出すことはできない場合があります。
【ペーパーパレットの代用品③】食品トレイ
食品トレイは食材の汁気がこぼれてしまわないように加工を施してあるため、ペーパーパレットのように絵具やレジンなどを乗せても染み込んでしまったり、流れ出てしまう事がないので安心して使用できます。
また、器状になっているのでたくさん絵具を出してしまったり、少し傾いてしまっても絵具が机などに溢れてしまう心配も少ないので、子供用として使用するのもおすすめの代用品です。
ただ、食品トレイはとても軽い上に割れやすいので風で飛ばされてしまったり、少し力を入れただけで、破れてしまう可能性があります。
【ペーパーパレットの代用品④】シール台紙
シール台紙は100均でも購入できるため安価でペーパーパレットの代わりとして活用できます。
新品のシール台紙でなくても、使用しなくなったシールなどが家にあればシール部分だけ剥がしてしまえば同じように使用することができます。
【ペーパーパレットの代用品⑤】クリアファイル
プラスチック製のクリアファイルは、水が染み込むこともないので絵具などの液状のものを乗せてもボロボロになってしまう心配がありません。
使用した後は、そのまま捨ててしまうのではなく、いったん絵具を乾かすとクリアファイルを軽く曲げてあげるだけでパリパリと絵具が割れて剥がれてくれますので何度か繰り返し使用することができます。
注意点としては、絵具やネイル用品、レジンの種類によっては乾いた後にクリアファイルを曲げてもうまく取れないものもあります。
【ペーパーパレットの代用品⑥】ラップ
ラップは量も多いのでペーパーパレットに比べてもコスパが良い代用品です。
使用する際はラップそのままだと不安定なので、雑誌やノートなどに巻きつけて使用するとラップがぐちゃぐちゃになってしまったり風で飛んでしまう心配がなく使用できます。
注意点としては、ノートなどに巻く際にピンとはるようにしないと絵具がラップのシワに溜まって使いにくくなってしまいます。
【ペーパーパレットの代用品⑦】ビニール袋
ビニール袋はそのまま捨ててしまうのではもったいないので、ペーパーパレットの代わりとして活用してから捨ててみてはどうでしょうか。
使用する際は中に雑誌やノートを入れて安定感を出してから使用するのがお勧めです。
使用した後は裏返すように外してあげることで絵具が溢れてしまう心配もありません。
ビニール袋を使用する際の注意点は材質によっては絵具を弾いてしまって使いにくい場合があります。
【ペーパーパレットの代用品⑧】広告チラシ
広告チラシの中でもツルツルとした材質のチラシ。
こちらは、ある程度水を弾く加工が施されているので「どうしても今すぐ絵具を使用したい!家に代用品になるものがない!」というような緊急用のペーパーパレットの代用品としておすすめです。
チラシを使用する際はなるべく写真や文字の少ない部分か、真っ白になっている裏面部分などを使用するようにすることで絵具の色などがわかりやすくなります。
注意点としてはツルツルとした加工は水性のものを弾きやすいので、絵具の種類や使う水の分量などによっては弾いて使いにくい場合があります。
【ペーパーパレットの代用品⑨】粘着クリーナー
粘着クリーナーは、安価でたくさん使用できますのでペーパーパレットよりもコスパ良く使用することができます。
使用する際は、粘着部分をテーブルなどに貼り付けてツルッとした裏面にあたる部分をパレットとして使用しましょう。
粘着部分でテーブルに固定されるのでパレットが落ちてしまったり、ずれることがなく安定感がとてもあります。
注意点としては、剥がす際にゆっくりと剥がさないと絵具が溢れてしまう可能性があります。
まとめ
まとめ
✔ クッキングシートは必要量だけ出すことができる。
✔ 使用後の牛乳パックは捨て方に注意が必要。
✔ 深さのある食品とれいは絵具が溢れにくくて便利。
✔ シール台紙を使用する際はバインダーに挟めるものがお勧め。
✔ クリアファイルは繰り返し使用できるのでコスパが良い。
✔ 貼り方に気を付ければラップはコスパも良く使いやすい。
✔ ビニール袋は材質によっては絵具を弾くので注意が必要。
✔ 身近に何もない場合は広告チラシでも代用ができる。
✔ 粘着クリーナーはテーブルに固定できるので安定感がある。