【パプリカパウダーの代用品 7選】代わりになるのはコレ!!おすすめ代替品を紹介

 

真っ赤な色が特徴の「パプリカパウダー」。

 

サラダやロールキャベツ、スープなどを赤く彩りたいときなどに使用されます。

 

しかし、作ろうとしたレシピの材料にパプリカパウダーと書かれていても、使い道がわからず購入を踏みとどまるという人も多いでしょう。

 

カワルンちゃん
やばい!パプリカパウダーがない。どうしよう…

 

そんなときは、パプリカパウダーの代替品を使用してみましょう。

 

今回は、困ったときに役立つ『パプリカパウダーの代用品』についてご紹介していきますので、ぜひ参考になさってください!

 

パプリカパウダーって何?特徴や役割

 

パプリカパウダーとは、パプリカを乾燥させ、パウダー状にした香辛料です。

 

原料となるパプリカはハンガリーが原産と言われていて、ハンガリーにはパプリカパウダーを使った伝統料理があります。

 

例えば、牛肉や玉ねぎを煮込んだグヤーシュというスープ料理や、鶏肉と玉ねぎをトマトと煮込んだパプリカチキン、キャベツやお肉を使ったキャベッジロールなどが代表的。

 

また、スペイン料理のアヒージョやタコのガリシア風料理、サラミにもパプリカパウダーが使われています。

 


そして、パプリカはウガラシ科の野菜ですが、唐辛子のような刺激的な辛さはありません。どちらかと言えばほろ苦く、少し酸味のある味がするのが特徴です。

 

パプリカパウダーの役割は、主に2つ。

 

それは・・・

「料理に赤い色をプラスできること」と「パプリカの栄養をプラスできことる」

 

料理は見た目が赤くなると食欲増進につながります。

 

また、パプリカパウダーには、美容に欠かせないビタミン類や鉄分、カリウムなどが含まれており多くの栄養素を含んでいます。特にビタミンB群が豊富に含まれていて、代謝をアップさせる効果があるとされています。

 

さらに、貧血予防やたんぱく質を代謝する働きのある鉄分も入っているため、ダイエット効果や美容効果が期待できます。

 

カワルンちゃん
このような栄養価をプラスする役割のほか、パプリカの風味をプラスし、隠し味として使うこともできます。

 

パプリカパウダーの代用品はこの7つがおすすめ!

【パプリカパウダーの代用品①】チリパウダー

パプリカパウダーと同じく、赤色をした「チリパウダー」。

 

チリパウダーは、唐辛子のほか、さまざまなスパイスがブレンドされています。

 

具体的には、クミンやパプリカ、オレガノ、ニンニクなどがミックスされています。

 

パプリカも入っていて、風味が似ているのもポイントですね。

 

 

洋風の七味唐辛子のような香辛料で、炒め物や煮込み料理、揚げ物など、使い道がたくさんあります。

 

チリパウダーはパプリカパウダーよりも唐辛子の辛味が際立ちますが、スパイスによって風味をプラスできるのが特徴です。

 

辛い味をプラスして良い料理には、チリパウダーで代用してみるのもおすすめです。

 

(※ちなみに、チリパウダーと似た香辛料に、チリペッパーがありますが、別物なので注意が必要です)

 

カワルンちゃん

チリペッパーは唐辛子のみを粉末にした香辛料なので、刺激的な辛さがあります。

使用する際は間違えないようにしましょう。

 

【パプリカパウダーの代用品②】トマトパウダー

トマトを乾燥させ、パウダー状にした「トマトパウダー」。

 

赤色で辛味がないため、パプリカパウダーの代用に使用できます。

 

 

使い方はパプリカパウダーと同じく、料理に振りかければOK。炒め物や揚げ物、サラダ、スイーツの仕上げに振りかけて使用しても良いでしょう。

 

トマトのほのかな酸味と甘みがプラスでき、あらゆる料理に使えるところがポイントです。

 

製品によって分量は異なりますが、リコピンや鉄分、ビタミンなどの栄養素も入っているため、料理に栄養をプラスしたい時にもぴったり。

 

ただし、パプリカパウダーよりもマイナーな香辛料のため、手に入れにくいかもしれません。

 

また、パプリカパウダーのような風味がなく、色がつきにくいのが難点でもあります。

 

カワルンちゃん
大量に油を使う料理や煮込み料理などではなく、仕上げ用に使うのがおすすめです!

 

【パプリカパウダーの代用品③】ドライトマト

その名前の通り、トマトを乾燥させた「ドライトマト」。

 

トマトを乾燥させることで旨味がアップし、甘みが増すのが特徴。

 

パプリカパウダーで赤色をつける代わりにドライトマトを使えば、フルーティーな風味もプラスできます。

 

 

カワルンちゃん
料理全体に赤色が行き渡り、パプリカパウダーの色味効果が出ますよ!

 

【パプリカパウダーの代用品④】キムチの素

白菜キムチやキムチチャーハンを作る際に使う「キムチの素」。

 

辛い味がつきますが、赤色もプラスできるため、パプリカパウダーの代用に使えます。

 

 

カワルンちゃん
料理によって風味が変わってしまうためレシピを選びますが、赤色をつける際に役立つでしょう。

 

【パプリカパウダーの代用品⑤〜⑦】そのほか

○ケチャップ


○チリペッパー


○パプリカ、ピーマン


 

パプリカパウダーを使わなくてもOK?

 

ここまでパプリカパウダーの代用品を紹介してきましたが、「チリパウダーもトマトパウダーも家にない!」という場合はどうしたら良いのでしょうか?

 

どれも家にない場合は、わざわざ買いに行かなくても大丈夫!

 

先にも説明したように、パプリカパウダーは赤い色をプラスしたり、栄養をプラスする役割があります。

 

しかし、大量に使うレシピでないかぎり、味付けにはほとんど作用しません。

 

つまり、「パプリカパウダーを使わなくても料理の仕上がりに影響はあまりない」ということです。

 

代用品も用意できない場合や色合いを気にしないのであれば、使用しなくても問題ありません。

 

カワルンちゃん
赤色をつけるためにレッドペッパーやチリペッパーなどを使って味を変えてしまうよりも、そのまま何もしないで完成させるのが無難かもしれません。

 

パプリカパウダーを使った料理レシピ

 

パプリカパウダーはクセのない味で、赤い色合いをプラスできるほか、栄養もプラスできます。

 

毎日の料理に振りかけるだけでヘルシーな料理に仕上がりますよね。

 

カワルンちゃん
ここでは、代表的なパプリカパウダーを使ったおすすめ料理を紹介します。

 

◎「グヤーシュ」

玉ねぎを炒めてパプリカパウダーを振り入れてなじませ、水を加えます。

牛肉やスパイス、根菜類などを加えて煮込み、具材が柔らかくなったらできあがり。

具だくさんで食べ応えのあるスープに仕上がりますよ。

◎「パプリカチキン」

炒めた玉ねぎにパプリカパウダーをなじませ、水を入れて沸騰させます。

鶏肉や野菜を入れて煮込み、サワークリームなどを混ぜたらできあがり。

パンにもご飯にも合うハンガリーの定番料理です。

 

まとめ

まとめ

 

 パプリカパウダーはパプリカパウダーを乾燥させてパウダー状にしたもので、唐辛子のような辛さはなく、ほろ苦くて少し酸味があるのが特徴。

 

 パプリカパウダーの役割は、料理に赤色をプラスでき、ビタミンや鉄分などの栄養素をプラスする。

 

 パプリカパウダーの代用品には、以下の4つがおすすめ。

 

【チリパウダー、トマトパウダー、ドライトマト、キムチの素】

 

 代用品もない場合、パプリカパウダーを大量に使うレシピでなければ使用しなくても仕上がりにほとんど影響はない。

 

 パプリカパウダーを使ったおすすめ料理は、「グヤーシュ」「パプリカチキン」。