子供の頃から慣れ親しんだ「下敷き」。
ノートに字や絵を描く時、あるとないとでは書きやすさが全く違いますよね。
しかし、下敷きがなくて困った経験はありませんか?
仕方なく下敷きなしで書いてみるものの、上手く書けないし、下のページに形がついてしまい嫌になってしまいます。
そんな時、なにか代わりになるものがあると便利ですね。
そこで今回は、困ったときに役立つ『下敷きの代用品』についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
下敷きの代用品を選ぶコツ
下敷きには使い道によって数種類のものがありますが、ここでは鉛筆で字を書く時に使う下敷きについて考えます。
ノートの下に何も敷かずに字を書こうとすると、紙の下が柔らかく字が書きにくいですよね。
また、筆圧で紙がでこぼこになり跡が残ってしまい、残念な状態になることもあります。
やはり下敷きがあった方が作業ははかどります。
そこで下敷きの代用品を探す時は、「筆圧で跡がつかないぐらいの硬さと厚さがあり、平らなもの」を選びましょう。
下敷きの代用品はこの7つがおすすめ!
では、下敷きが手元にない時に身近にあるもので代わりになるものにはどんなものがあるでしょうか?
ちょうど良さそうなものをご紹介していきたいと思います。
①クリアファイル
どこのご家庭にもたいてい何枚かあるのではないでしょうか?
薄手なのでやや心もとない感じはしますが、敷いてみると意外と書きやすいです。
薄いし軽いし、下敷き代わりに持ち歩くのもいいかも知れません。
②クリアケース
クリアファイルよりも硬い素材のプラスチックでできています。
クリアケースは間に大事な書類などを入れると、書類がクシャクシャにならず、キレイに保管できるというものです。
程度な硬さがあり薄いので、下敷きの代わりにとても向いています。
③厚紙
お菓子の箱など、ちょうどいい大きさのものがあれば、下敷きの代わりに敷いて使ってみましょう。
曲がったり折れたりしやすいですが、一度使う分には何の問題もありません。
④机の硬さを利用する
書きたいページでノートを開き、それ以外のページを反対側に折り返します。
つまり、1ページだけを机に置いて机を下敷き代わりに使うというあらわざです。
⑤板
取れる本棚の棚板を下敷きに使う…という裏技もあります。
ただ、本棚にある本を全てよけてから棚板を取らないといけないので、結構大変ですね。
⑥薄い本
ノートに挟まるぐらいの薄い本があれば、本の表紙を下敷き代わりに使うことができます。
いえにたいてい数冊はあると思うので、探してみましょう。
⑦ほかのノートの表紙
薄い本同様、ほかのノートの表紙を使うこともできます。やはり筆圧で書いた字の跡がつかないように気を付けましょう。
下敷きの代用品に向いていないもの
下敷きの代わりになるものはいくつもありましたね。
では、逆に下敷きに向いていないものについて考えてみましょう。
①柔らかいもの
柔らかものの上ではキレイな字を書くことはできません。
それどころか、鉛筆がノートに刺さって穴が空いてしまうかもしれません。
やはり下敷きは適度な固さのあるものがいいようです。
②分厚いもの
厚みがありすぎると、ノートに挟むことができません。薄くてノートにしっかり挟めるものを探しましょう。
③凹凸のあるもの
でこぼこしたものをノートに挟んでも、キレイな字は書けませんね。
超便利!おすすめの下敷き【3選】
ここではオススメの下敷きをいくつかご紹介していきます。
①コクヨ下敷き「まなびすと」
まず一つ目は、コクヨ下敷き「まなびすと」、楽天ショップでは最安値です。
上部と右側に目盛りがついています。
簡易クリップが付いているので、クリップボードとしても使えます。税込71円です。
②ソニック「やわカタ下敷き B5 透明」
次にソニック「やわカタ下敷き B5 透明」のご紹介です。
表面はザラザラ感があり柔らかいので芯先が滑らず丁寧に書くことができます。
裏面はツルツルの光沢面で、細い芯先も引っかからずサラサラと書けます。税込166円です。
③「硬筆下敷き A4 ダブル ソフトタイプ 」
最後に「硬筆下敷き A4 ダブル ソフトタイプ 」をご紹介しましょう。
下敷きの上に薄手のフィルムが付いており、ノートのようにフィルムをめくって間に紙を挟めます。
字のお手本などを挟んで紙を上に置くと上からなぞることができ、線がひいてあるノートを挟んで上に無地の紙を置くと真っ直ぐ字を書けます。税込313円です。
お気に入りの下敷きが見つからない!手作り下敷きの作り方
探すとたくさんの種類がありますが、好みのものが見つからない方、手作りはいかがでしょうか?
【用意するもの】
✔ カッターマット
✔ カッター
✔ B5の硬質ケース
✔ 下敷きにする画像2枚
✔ のりまたは両面テープ
手順
- 1枚の画像を硬質ケースの大きさに合わせて切ります。縦も横も合わせて切りましょう。この時、左右対称になるように横を少し短くします。試しに一度、硬質ケースに入れてみましょう。
- もう1枚の画像を用意します。
- のりか両面テープを先ほど切った画像の裏に付け、もう1枚の画像を貼り付けます。
- もう1枚の画像のはみ出したところを切ります。
- 中に入れる紙ができあがりました。硬質ケースに入れましょう。
- 好きな画像を使った世界に一つだけの下敷きができあがりました!
【参考動画】
とても簡単にできますが、いくつか作る時の注意点があります。
注意点
- のりはあまり厚く塗るとはみ出したり、かわいた時に画像が波打ったようになってしまいますので、薄く均等に塗るようにしましょう。
- 両面テープは所々に貼ると後で段差ができてしまい使い心地がイマイチになりますので、全体に隙間なく貼りましょう。
楽しく作れそうですね!
しかも全て百均で手に入るものばかり。カッターマットがない場合は、ダンボールや厚紙などでも代用できます。
まとめ
まとめ
✔ 下敷きとは、ノートに字を書く時に、紙の下に挟むプラスチックの板。
✔ 代用品は「筆圧で跡がつかないぐらい硬くて厚い」「平らなもの」を選ぶと良い。
✔ 下敷きの代用品は以下のようなものがある。
【クリアファイル・クリアケース・厚紙・机の固さを利用する・板・薄い本・ほかのノートの表紙】
✔ 「柔らかいもの」「分厚いもの」「凹凸のあるもの」については下敷きの代用には向かない。
✔ お気に入りの下敷きが見つからない場合は、手作りで下敷きを作ることもできる。
いかがでしたでしょうか?
子供の頃によく使っていた下敷きもなかなか奥が深いですね。
工夫することによっていろいろな使い方もあります。
ノートに字を書く際や、子どもとのちょっとした遊びにぜひ活用してみてください!