コーヒーの風味とフワフワ食感がたまらない「ティラミス」。
お家でも本格的なティラミスを作る方も多いと思います。
しかし、やはりティラミスに必須なスポンジをわざわざ焼くのは面倒ですよね。
できれば簡単に作って美味しく食べたいものです。
そこで今回は、そんなときに大活躍する『ティラミスに使うスポンジの代用品』をご紹介していきます。
お困りの際はぜひ参考にしてみてください!
目次
ティラミスに入れるスポンジの役割とは?
そもそもティラミスにスポンジは絶対必要なのでしょうか?
本来のティラミスはスポンジ生地ではなくビスコッティと呼ばれるティラミス用に作られたビスケットを使っています。
ティラミスが日本で流行したのはバブル時代なのですがその当時はビスコッティを入手するのが難しかったため、スポンジ生地を使ったものが多く出回っていたのです。
現在ではビスコッティは手に入りやすくなったものの、コストの面などでビスケットを使用したものよりもスポンジ生地を使用したものがほとんどになっています。
そのような背景があり、もしかするとビスコッティを使用したティラミスを知らない人もいるかもしれません。
でもどちらを使用していたとしてもティラミスには変わりありません。
ですので、「絶対にスポンジ生地でなくてはならない」という決まりはありません。
ティラミスのスポンジの代用品はこの6つ!
ここからはティラミスのスポンジの代用品を6つ紹介していきます。
御家庭にあるもの・お好みのものをお選びください!
【ティラミスに使うスポンジの代用品①】ビスケット
市販のビスケットを使うことでスポンジの代用になる上にスポンジ生地を使うよりも本格的なティラミスを作ることができます。
方法はとっても簡単でビスケットを細かく砕いてコーヒーに浸したものをクリームと交互に重ねて作るのはもちろんのこと、砕くのさえめんどくさい場合はそのままコーヒーに浸してしまってもOKです。
ビスケットの大きさに合う器に交互に入れていくことで綺麗なティラミスができます。
ティラミス作りました〜☕️
マスカルポーネにはまってしまった!
ちょっと緩めに仕上がった…
スポンジ焼くの面倒がって、ビスケットを使ったけど、充分美味しいし簡単!
コーヒーとの相性抜群です!!
美味しい😋 pic.twitter.com/JbV93YBGZH
— まっきーのキッチン (@mackey_kitchen) 2016年5月5日
ただし、ビスケットの種類によっては形を保ったまま浸すことが難しいものもありますのでハケなどで少しずつ塗るように浸すと形を保ったまま使うことができます。
【ティラミスに使うスポンジの代用品②】カステラ
カステラはスポンジ生地とほとんど材料が同じですので代用品として便利です。
ふわふわした食感はもちろんクリームとの相性もとてもいいです。
ティラミス初めて作りました🙂
スポンジはカステラで代用したのでけっこう簡単でした(*´ч`*) pic.twitter.com/wstesqdVnD— AI. (@3443sn_sh_oD) 2017年12月24日
ただし、スポンジ生地よりも元々の味がしっかりしていて甘さもあるので、染み込ませるコーヒー液を濃いめや甘さ控えめにするなどする方がバランスが良くなります。
1本で売られているのを使うのもいいですが、スーパーなどに切れ端のカステラがたくさん入ったものが安く売られていることもありますのでお勧めです。
【ティラミスに使うスポンジの代用品③】食パン
そのまま食べるには少し味気がないパンの耳はティラミスのスポンジの代わりになります。
小さくちぎったパンの耳にコーヒーを染み込ませるだけのとっても簡単な方法です。
余りがちなパンの耳を使い切ることができる上に美味しく食べられるのでお勧めです。
もちろん耳だけではなく中のふわふわの部分を代用することも可能です。
ティラミスを作ってみました ☕
スポンジ代わりに食パンをコーヒーに浸してみました!良い感じに出来ました👍✨ pic.twitter.com/VdRyFD4Jxw— おいしいもんね (@Onakasuita_0101) 2017年1月7日
ただ、もともとかなり柔らかいものではありますのでコーヒーの量によってはベチャベチャになって食感が悪くなってしまう可能性があります。
そのため一気に大量にコーヒーをかけたりせずに少しずつコーヒーに浸すことをお勧めします。
【ティラミスに使うスポンジの代用品④】お麩
鍋などをする機会に買ったはいいものの余ってしまいがちなお麩は、意外な組み合わせと思うかもしれませんがスポンジの代わりになります。
乾燥したままのお麩を細かく砕きコーヒーに浸しておきます。
こうすることでお麩がコーヒーを吸い込んでふわふわした生地になります。
荒めに砕いておくことでふわふわ感が増して美味しくなるのでお勧めです。
ちょっとぼけたけど、ティラミスの底にはスポンジの代わりに酒シロップに漬け込まれた車麩が…このシロップ染み込んだ味も美味しい(´∇`艸) pic.twitter.com/pfaStj7bIL
— 東奥人 (@aoren119) 2015年9月12日
ただ、お麩は比較的よく水分を含む食材ですので浸しすぎてしまうとベチャベチャになってしまいますので、もし浸しすぎてしまった場合は少し絞ってから使用するなどの工夫が必要になります。
【ティラミスに使うスポンジの代用品⑤】パン粉
揚げ物以外であまり使う機会のないパン粉が余っているお家も多いはず。
コーヒーにパン粉を適量入れ浸すことでスポンジの代わりになります。
ちぎった食パンやスポンジ生地ほどの存在感はなくなってはしまいますが、スポンジの代用品としては十分な役割を果たしてくれます。
食感はビスケットを砕いて浸したものとほとんど差はありません。
また、コーヒーの染み込みが早いので使うコーヒーの量が少量で済むのもいいところです。
こちらもコーヒーの量が多すぎても少なすぎても食感が悪くなってしまいますので、少しずつ調節しながら好みの食感にしてみてください。
【ティラミスに使うスポンジの代用品⑥】ホットケーキ
スポンジ生地を焼くのは面倒ですがホットケーキであれば比較的簡単に作れるのではないでしょうか?
いつも通りに焼いたホットケーキをコーヒーに浸してクリームと重ねるだけで簡単にティラミスを作ることができます。
小さなお子様がいるご家庭の方でもお子様と一緒にホットケーキを焼いて楽しみながら作ることができるのでお勧めです。
ティラミスのスポンジの代用品を使う時の注意点
スポンジの代用品を使うときに注意して欲しいのは甘さの調節です。
代用品の中にはもともと甘みがあるものはもちろんのこと全く甘みのないものもあります。
そんな中で全て同じ分量で作ってしまうと甘すぎたり反対に甘さがなかったりしてしまい、美味しく食べられない可能性が出てきます。
もともとに甘さがあるものを代用品として使う時はコーヒーはブラックにしたり、クリームの甘さを少し控えめにするなどの調節が必要になります。
反対に甘みが全くないものを代用品として使う時はコーヒーの甘さを少し強くして見るなどして調節が必要になります。
好みによっても変わってくるとは思いますが、クリームとのバランスを考えながら甘さの調節をすることによって、いつものティラミスよりもさらに美味しく食べることができます。
まとめ
まとめ
✔ 本来のティラミスはスポンジではなくビスケットを使ったものである。
✔ スポンジがなくてもティラミスは作ることができる。
✔ 家にありがちな食材・市販のものを代用品を使うことで簡単・短時間・経済的にティラミスを作ることができる。
【ビスケット、カステラ、食パン、お麩、パン粉、ホットケーキ】
✔ 代用品によっては甘さの調節が必要になる。