家族やお友達と手巻き寿司パーティーをしたり、ちょっとしたお祝いのために家で酢飯を作りたいとき、寿司桶がなくて困ったことはないでしょうか?
大きくて、置き場所や管理に困る「寿司桶」。
材料にこだわったものは高価なこともあり、わざわざ買うのも大変だと思います。
今回は、そんなときに役立つ『寿司桶の代用品』をご紹介しますので、ぜひご家庭でのお寿司作りの参考にしてみてください!
目次
寿司桶とは?
ご存知の通り、寿司桶とは酢飯を作る際に使う桶のことです。
(※飯台や飯切や半切とも言います)
寿司桶は、木製で周りをタガと呼ばれる金属の細長い板が2本、横に押さえて作られています。
また、木が水を吸うのでしっかりと乾燥させないとカビが生えてしまうため、管理をきちんとしないといけません。
寿司桶を使う理由は2つ!
寿司桶を使う理由としては、主に以下の2つになります。
① 木にご飯やすし酢の余分な水分を吸わせるため
② ご飯が空気に触れる表面積を大きくして急激にご飯を冷ますことで、米が酢を吸収しやすくし照りを出すため
このように木が酢飯の水分を吸ったり、出したりすることでおいしい酢飯を作れることがメリットです。
また、寿司桶の素材に使われている「さわら」は、水辺に近い所に生えることが多く、水に強い特徴があります。
使用する前にあらかじめ水を張って湿らせておくと、寿司桶の内側にご飯がくっつかずに済むのです。
また、よく寿司桶で酢飯を作る際、うちわで扇ぎますが、これは表面がべたべたする前に水分をとばしてつやを出すという意味があります。
寿司桶の代用品はこの7つがおすすめ!
【寿司桶の代用品①】ボウル
炊きたてのお米に手早くすし酢を混ぜることが、おいしい酢飯を作るコツです。
ボウルであれば、平たい寿司桶よりも素早く混ぜることができ、また、スピーディーに混ぜられるのでお米が冷める前に混ぜることができ、おいしい酢飯を作ることができます。
バットなどでは深さがなくて、混ぜにくい人にもおすすめです。
買い物行って刺身食べたいね〜からのじゃあ手巻き寿司にしよっか!で晩ごはんは手巻き寿司。桶がないからボウルで酢飯作った。桶買おうか悩んでたけボウルで十分かも。あー食べ過ぎた。具めっちゃ余ってしまった(´;ω;`) pic.twitter.com/KnYtqKYM69
— ゆき (@aka112206210913) 2017年4月16日
しかし、ボウルは底が深いため、すし酢が下にたまらないように注意する必要があります。
風を当てながらしゃもじで切るように混ぜ、ご飯をほぐすようにしましょう。
【寿司桶の代用品②】フライパン
テフロン加工のフライパンは米粒がくっつかないため、混ぜ終わった酢飯を取り出しやすいというメリットがあります。
手巻き寿司始めるよー
卵焼きは旦那が作ってくれたよ!酢飯はフライパンで作ると、そこが平らだからボウルと違って酢がたまらないからベチャベチャにならないし、熱伝導的にも均一で美味しい酢飯ができるからおすすめだよ!
桶はないからこのまま使うよ!!! pic.twitter.com/FE1ACSuWTU— 真由美❀和小物作家 (@mayu_hatidori) 2019年2月3日
フライパンに炊いたお米を入れ、すし酢を回しかけます。ご飯をほぐすように、しゃもじを斜めに入れて混ぜ合わせます。
フライパンは平らで、温度もひんやりしていて適度に温度が冷めるので、うちわなどで扇ぐ必要もとくにありません。
【寿司桶の代用品③】大きめの深い皿
大き目の深い皿は、炊いたお米の水分を飛ばせるように平らにすることができます。
切るように混ぜる際、ボウルよりやりやすいのでおすすめの代用品です。
酢飯作りなう
ちなみにうちのお米は幻の米、五郎兵衛米です♪っていうプチ自慢(*ノωノ) pic.twitter.com/76hGbGnY3T
— るて(๑º﹃º๑)まま (@Ru_3_mama) 2015年11月9日
浅かったり平らな皿だと混ぜるときにご飯がこぼれやすいので、深さが適度にあるちょうどよい皿を使用した方がよいでしょう。
【寿司桶の代用品④】バット
熱いお米を冷ましながら混ぜるために、ご飯を浅く広げたいときに皿よりも深さもあり、ステンレスなどの料理用のバットが役立ちます。
絶賛、田村さん酢飯作り中( ´ ω ` ) pic.twitter.com/YYcO0Q8X
— あね (@anesan28) 2012年3月5日
すし酢とご飯を手早く混ぜた後、盛り付け用の皿などにうつしましょう。
【寿司桶の代用品⑤】土鍋・大きな鍋
土鍋や大きな鍋は深さが適度にあり、フライパンのように平らに広げることができるので、問題なく代用可能です。
酢飯作りついに成功 pic.twitter.com/Da1X1G769v
— 晃生 (@Iaxx2Wh) 2019年2月3日
【寿司桶の代用品⑥】アルミホイル
ちょうどいい大きさの皿やボウルなど無い場合、アルミホイルを使って酢飯を作ることが出来ます。
アルミホイルを大きめにカットし、表面に酢を塗ります。
その上に炊いたお米をのせ、すし酢をかけ、かきまぜて酢飯を作りましょう。
【寿司桶の代用品⑦】大きいジップロック
ちょうどよい大きさの容器が無い場合、量が多すぎなければ、一番大きいジップロックでも代用できます。
お皿を用いると端からお米がこぼれてしまうこともありますので、そういった場合はジップロックであれば、こぼれる心配もなく、すし酢をまんべんなく混ぜることができます。
炊飯釜は寿司桶の代用品として向いていない
洗い物も少なくて済み、そのまま使えるため、炊飯釜にすし酢を入れて酢飯を作る人も多いかと思います。
しかし、炊飯釜は酸に弱い性質のものもあって変形したり変色したりする可能性もあります。
代用品でおいしい酢飯の作り方
寿司桶は木でできていて水分を吸ってくれますが、代用品は木製ではありませんので、その役割を果たすことはできていません。
そこで、すし酢は少なめにお米は硬めに炊いた方がよいでしょう。
【用意するもの】
✔ 米3合に対し
✔ 米酢 大さじ4
✔ 砂糖 大さじ3~4
✔ 塩 小さじ2
酢飯のレシピ
お好みによって、甘すぎる場合は砂糖を減らすなど調節してください。
※混ぜるときには、こねないように注意し、切りこむようにさっくりと混ぜましょう
まとめ
まとめ
✔ 寿司桶とは、酢飯を作る際に使う桶(飯台、半切り)のこと。
✔ 寿司桶は通常は木でできているため、ご飯や酢飯の水分を吸い、美味しい酢飯を作ることができる。
✔ 寿司桶の代用品としては、以下の7つがおすすめ。
【ボウル、フライパン、大きめの深い皿、バット、土鍋・大きな鍋、アルミホイル、大きいジップロック】
✔ 寿司桶は、お寿司の入れ物としてもつかうことができるが、家にある大きめのお皿などで代用することができる。
✔ 代用品を使って酢飯を作るときはご飯を硬めに炊き、すし酢を少なめにして、切るように混ぜた方がよい。