UVレジンのアクセサリーは素敵ですよね。
100均でも数多くのアイテムが置いてあり手軽に楽しむことができますし、本格的なアクセサリーの作成もアイデア次第で楽しめます。
そんな初心者さんでもお手軽に始められるのが魅力のレジンですが、UVライトがない場合、どうすれば良いのでしょうか?
特に初心者さんは、「いつまで続けるかわからないし、ちょっとお高いライトまで用意するのは…」と躊躇ってしまいますよね。
レジンアクセサリーを作ろうとイキナリ始めたけどuvレジンだから紫外線で固まるんやて( ¯•ω•¯ )
雨だよw
UVライト高くて買えないよw pic.twitter.com/AjEVza1M0o— うりこ@パンモチーフ厨 (@nasi0116) June 20, 2015
でも大丈夫!ライトがなくてもレジン作成できます。
今回は困ったときに役立つ『UVライトの代用品』についてご紹介します!
目次
レジンってなに?
そもそもレジン(Resin)というのは、英語で「樹脂のこと」です。
レジンにもたくさんの種類があり、主に以下の4種類あります。
- エポキシレジン
- UVレジン
- ポリウレタンレジン
- ポリエステルレジン
シリコン型の痛みが早いランキング(自分調べ)
1、エポキシレジン
2、UVレジン
3、レジンキャスト
4、ポリエステルレジンエポキシは元々接着剤らしいから…型にくっ付く力が強い。
UVレジンは製品にもよる。
ポリエステルレジンは型離れも良いけどとにかく硬化中は臭いがすごい😭画像はランキング順 pic.twitter.com/Ovyhn3KC1K
— nut-meg*透明キャンディとアクセサリー (@nutmeg2) April 7, 2021
アクセサリー作りによく使われるのは「エポキシレジン」と「UVレジン」ですね。
ポリウレタンレジンはフィギュア製作などに使われ、ポリエステルレジンは浴室やプールなどの防水用として使用されるため、アクセサリー作りには不向きです。
エポキシレジンは、2液混合タイプで、主剤と硬化剤を混ぜると化学反応が起こって固まります。透明度が高く、立体的で高級感のあるアクセサリー作りに最適のレジンです。しかし、量や形状、気温にもよりますが、硬化するまでに数日の時間がかかります。
一方、UVレジンは紫外線照射することで固まります。紫外線ライトを照射するとほんの数分で固まりますので、直ぐに作りたい場合におすすめです。
ただし、厚めの物や他の素材を入れた場合、固まりにくく、粘性も強いため気泡が抜けにくいという特徴があります。
UVライトとは?お値段はいくら?
UVライトは紫外線を照射するライトのこと。光の波長が1nm~400nmくらいのもののことです。
UVライト9Wのジェルネイル用とUVレジン用の36Wがあります。36Wの方が硬化時間が短く、9Wは硬化時間がやや長いという特徴があります。
基本的にはUVライトが売っているのは手芸専門店ですが、ホームセンターなどでも扱っている場合があります。
やっとUVライト届いた👏👏
ジェルネイルもレジンもどっちもやるぞ😇👏 pic.twitter.com/FqqoqaNKVw— みなつ (@mirage1412) September 25, 2018
価格は様々ですが、一般的なものはおよそ1000円~5000円くらい。
100均でもUVライトは売っていますが、ネイル用でペンタイプの物が多く、大きな物を硬化するのは少々大変です。
UVライトの代用品はこの5つがおすすめ!
【UVライトの代用品①】太陽光
代用品として有名なのは太陽光ですね。
太陽光には紫外線が含まれていますから、日当たりの良いところに置いておくと固まってくれます。
初めて作ったレジン作品
UVライトを持っていないので、最近まで太陽光でせっせと硬化させてました。#レジン好きな方と繋がりたい pic.twitter.com/ys6aEKggRa— Maison du Ciel メゾン デュ シエル -空の家- (@Maison_du_Ciel) October 25, 2018
頑張れ太陽光!!!!←UVライト無し pic.twitter.com/bZDLMMtAkZ
— 無影手shin.DC5 (@shin168_DC5) April 2, 2018
固めるレジンの量や形状によりますが、硬化時間は数分~数時間くらい。曇りの日は倍くらいの時間がかかりますのでご注意くださいね。
お日様の光ですからもちろんタダ。魅力的ですよね。
【UVライトの代用品②】ブラックライト
波長にもよりますが、ブラックライトも代用可能です。
UVライトを実家に置いてきたから、100円のブラックライトで硬化させてる pic.twitter.com/FT1yuJD94v
— あこ@例大祭い25b (@0ako_t0) 2019年1月3日
お手持ちの物があれば、UVライトよりは硬化時間が長くなりますが、わざわざUVライトを買う必要はないかもしれません。
【UVライトの代用品③】蛍光灯
蛍光灯も紫外線を発しています。
太陽光線の1000分の1なので、硬化するのにものすごい時間がかかりますし、表面しか固まらず、ベタベタする場合もありますので、雨の日にちょっと使う、仮硬化くらいの認識がちょうどいいかもしれませんね。
なんとか形にっ
収縮問題をネットで調べたら、急にUVライトに当てて固めると収縮率が高くなるとの記述があったので、蛍光灯に当ててからUVに当てました。
メーカーにもよると思うけど私の使ってる液は蛍光灯でも固まってしまうので逆に利用してみました!
白バック黒バックで撮影
西陽MAX( ˃ ⌑︎ ˂ ) pic.twitter.com/lOlxzuEziO— Ana&Eve @低浮上中・ツイ販します (@Ananan_jpn) 2018年6月29日
【UVライトの代用品④】白熱球
現在は製造中止になっている白熱球は、蛍光灯の4倍ほどの紫外線を発しています。
ほんと小物の複製してるときってレジン硬化させるのに白熱電球は最適だな
— 双海火陰(ふたみん)@活動頻度減/低浮上 (@lune_balle) April 20, 2012
【UVライトの代用品⑤】LEDライト
LEDライトは2種類あります。
・紫外線LED-400nm未満
・可視光線LED-400nm以上。
市販されているLEDライトの多くは紫外線成分をほとんど含んでいません。
蛍光灯と比べると200分の1程度。蛍光灯でも表面が固まるくらいだったので、普通のLEDライトでUVレジンを硬化させるのは難しいようです。
ですが、紫外線LED(UV-LED)などの紫外線を発生するライトは、UVレジンがしっかりと固まります。
今日の作品作り
迷さん(@mukimeihakusi さんのミュシャ柄シート使ってイヤリングとネックレスのセット作ってみました。
レジン道さん(@resindou1 )さんのレジン液はLEDライトでもきれいに硬化しました(*≧∀≦*) pic.twitter.com/ZKpAsNEUyw— まるねこ (@maruneko_888) 2017年7月2日
100円ショップのUVライト・紫外線ライトがおすすめ!
①ダイソー:マジックライトペン
秘密のお手紙用のUVライトとして売られていますが、紫外線を発しているのでUVレジンは硬化します。
ただ、前述のとおり、本来UVレジンを硬化する目的として作られていないので、普通のUVライトに比べると硬化時間が長く、照射箇所も狭いため、使い勝手に問題があります。
初めてレジンやるんだがUVライトが無いので百均の消えた文字が見えるペンで代用してみた。結構固まるんだこれが pic.twitter.com/Ee7f72gEDW
— 🐏ふーま🐕 (@ifumaharu) 2015年5月25日
②ダイソー・セリア:ランチャーライト・UV‐LED
そのままではライトとして使用できませんが、電球部分を外してUV‐LEDを取り付けるとUVライトになります。
100均LEDライト改造✨
LEDを紫外線LEDに交換
レジン、タミヤ光硬化パテ用
紫外線LEDライト完成✨
道具制作で満足してしまい
なかなか本題制作が進まない👍 pic.twitter.com/SHhwUREUq1— momoだんご (@momodesu4) 2017年6月17日
ペンタイプのマジックライトペンに比べると、照射範囲が広くなるので使い勝手が若干良くなります。
ただ、電球部分を分解して半田付けする必要があるので、半田付けをしたことない方には難しいかもしれませんね。
半田付けのセットは、100均に売っていますので、高価なUVライトを買うよりはお安くなります。
ランチャーライトをUVライトに改造する方法
- ランチャーライトを分解し、本体・電池ケース・スイッチ兼フタに分けます。
- 基盤から半田で止まっているLEDを半田ゴテで溶かしながら取り外します。
- 用意したUV-LEDを向きに気をつけて半田で止めます。
- 元通りに組み立てて、完成!
③ダイソー・セリア・キャンドゥ:シークレットペン
キラキラシークレットペンもダイソーのマジックライトペンと同じく、UVライトを発しますので、UVレジンを硬化することができます。
百均のシークレットペンのブラックライトがUVライトの代わりになると聞いてちまちまやってみてます手が痛い。 pic.twitter.com/N83TiBHCtq
— 黒慧 (@curoe_nanolabo) 2015年3月10日
照射範囲が狭い分、細かな作業には向いていますので、物によって使い分けてみてください。
仮止めなどにはとっても便利と評判です。
ペンタイプのUVライトの場合、少しでも照射範囲を広げたいと思ったらアルミホイルを使うと照射範囲が広くなります。
やり方
- アルミホイルをクシャクシャにして枠を作ります。
- 枠の中に作品を入れUVライトで照らします。
まとめ
まとめ
✔ UVライトの代用品として、太陽光・ブラックライト・蛍光灯・白熱球・紫外線LEDライト・100均のシークレットペンの6つが使用できる。
✔ UVライトがなくても上記の代用品を使えば、UVライト使用時よりも長く時間が掛かるが、綺麗に硬化する。
✔ 代用品の蛍光灯や白熱球だと、物によっては、表面しか固まらない場合がある。
✔ ペン型のライトは、仮止めや小さなものを硬化させる時に便利。
✔ 100均のランチャーライトは、電球をUV-LEDに変えればUVライトに改造できる。
✔ アルミホイルの枠を作れば、光量を増やすことができる。