【UVライトの代用品 6選】レジン作成に!!ライトがない時の代替品&作り方(自作ライト)を紹介

 

UVレジンのアクセサリーは素敵ですよね。

 

100均でも数多くのアイテムが置いてあり手軽に楽しむことができますし、本格的なアクセサリーの作成もアイデア次第で楽しめます。

 

そんな初心者さんでもお手軽に始められるのが魅力のレジンですが、UVライトがない場合、どうすれば良いのでしょうか?

  

特に初心者さんは、「いつまで続けるかわからないし、ちょっとお高いライトまで用意するのは…」と躊躇ってしまいますよね。

 


 

カワルンちゃん
UVライトがない。買おうかな…うーん、どうしよう…

 

でも大丈夫!ライトがなくてもレジン作成できます。

 

今回は困ったときに役立つ『UVライトの代用品』についてご紹介します!

 

レジンってなに? 

 

そもそもレジン(Resin)というのは、英語で「樹脂のこと」です。

 

レジンにもたくさんの種類があり、主に以下の4種類あります。

 

  • エポキシレジン
  • UVレジン
  • ポリウレタンレジン
  • ポリエステルレジン

 


アクセサリー作りによく使われるのは「エポキシレジン」と「UVレジン」ですね。

 

ポリウレタンレジンはフィギュア製作などに使われ、ポリエステルレジンは浴室やプールなどの防水用として使用されるため、アクセサリー作りには不向きです。

 

エポキシレジンは、2液混合タイプで、主剤と硬化剤を混ぜると化学反応が起こって固まります。透明度が高く、立体的で高級感のあるアクセサリー作りに最適のレジンです。しかし、量や形状、気温にもよりますが、硬化するまでに数日の時間がかかります。

 

一方、UVレジンは紫外線照射することで固まります。紫外線ライトを照射するとほんの数分で固まりますので、直ぐに作りたい場合におすすめです。

 

ただし、厚めの物や他の素材を入れた場合、固まりにくく、粘性も強いため気泡が抜けにくいという特徴があります。

 

カワルンちゃん
「時間をかけずにすぐに作りたい!」という方にはUVレジンがよさそうですね!

 

UVライトとは?お値段はいくら?

 

UVライトは紫外線を照射するライトのこと。光の波長が1nm400nmくらいのもののことです。

 

UVライト9Wのジェルネイル用とUVレジン用の36Wがあります。36Wの方が硬化時間が短く、9Wは硬化時間がやや長いという特徴があります。

 

基本的にはUVライトが売っているのは手芸専門店ですが、ホームセンターなどでも扱っている場合があります。

 


 

価格は様々ですが、一般的なものはおよそ1000円~5000円くらい。

 

 

100均でもUVライトは売っていますが、ネイル用でペンタイプの物が多く、大きな物を硬化するのは少々大変です。

 

カワルンちゃん
UVライトを使うときは、紫外線カットメガネゴーグルの着用するようにしましょう。

 

UVライトの代用品はこの5つがおすすめ!

【UVライトの代用品①】太陽光

代用品として有名なのは太陽光ですね。

 

太陽光には紫外線が含まれていますから、日当たりの良いところに置いておくと固まってくれます。

 


固めるレジンの量や形状によりますが、硬化時間は数分~数時間くらい。曇りの日は倍くらいの時間がかかりますのでご注意くださいね。

 

お日様の光ですからもちろんタダ。魅力的ですよね。

 

カワルンちゃん
作ったら日当たりの良いところに置いておくだけで良いのでとっても簡単、初心者さんにおすすめです!

 

【UVライトの代用品②】ブラックライト

波長にもよりますが、ブラックライトも代用可能です。

 

 

お手持ちの物があれば、UVライトよりは硬化時間が長くなりますが、わざわざUVライトを買う必要はないかもしれません。

 

カワルンちゃん
物によりますが、市販のUVライトを購入するより低価格になる場合もあります。

 

【UVライトの代用品③】蛍光灯

蛍光灯も紫外線を発しています。

 

太陽光線の1000分の1なので、硬化するのにものすごい時間がかかりますし、表面しか固まらず、ベタベタする場合もありますので、雨の日にちょっと使う、仮硬化くらいの認識がちょうどいいかもしれませんね。

 

 

カワルンちゃん
照射距離が長いと硬化しないので、近くに寄せて光を当てるようにしましょう。

 

【UVライトの代用品④】白熱球

現在は製造中止になっている白熱球は、蛍光灯の4倍ほどの紫外線を発しています。

 

カワルンちゃん
もし、おうちにあったら試してみてもいいと思いますが、蛍光灯と同じく、仮硬化くらいの認識でお願いします。

 

【UVライトの代用品⑤】LEDライト

LEDライトは2種類あります。

 

・紫外線LED-400nm未満

・可視光線LED-400nm以上。

 

市販されているLEDライトの多くは紫外線成分をほとんど含んでいません。

 

蛍光灯と比べると200分の1程度。蛍光灯でも表面が固まるくらいだったので、普通のLEDライトでUVレジンを硬化させるのは難しいようです。

 

ですが、紫外線LED(UV-LED)などの紫外線を発生するライトは、UVレジンがしっかりと固まります。

 

 

カワルンちゃん
最近ではLEDレジンというのも発売されていますので、そちらを使用すると上手に固まりますよ!

 

100円ショップのUVライト・紫外線ライトがおすすめ!

①ダイソー:マジックライトペン

秘密のお手紙用のUVライトとして売られていますが、紫外線を発しているのでUVレジンは硬化します。

 

ただ、前述のとおり、本来UVレジンを硬化する目的として作られていないので、普通のUVライトに比べると硬化時間が長く、照射箇所も狭いため、使い勝手に問題があります。

 

 

カワルンちゃん
小さな物やパーツなどには便利ですので、物によって使い分けてみてください。

 

②ダイソー・セリア:ランチャーライト・UV‐LED

そのままではライトとして使用できませんが、電球部分を外してUV‐LEDを取り付けるとUVライトになります。

 

 

ペンタイプのマジックライトペンに比べると、照射範囲が広くなるので使い勝手が若干良くなります。

 

ただ、電球部分を分解して半田付けする必要があるので、半田付けをしたことない方には難しいかもしれませんね。

 

半田付けのセットは、100均に売っていますので、高価なUVライトを買うよりはお安くなります。

 

 

ランチャーライトをUVライトに改造する方法

  1. ランチャーライトを分解し、本体・電池ケース・スイッチ兼フタに分けます。
  2. 基盤から半田で止まっているLEDを半田ゴテで溶かしながら取り外します。
  3. 用意したUV-LEDを向きに気をつけて半田で止めます。
  4. 元通りに組み立てて、完成!

 

③ダイソー・セリア・キャンドゥ:シークレットペン

キラキラシークレットペンもダイソーのマジックライトペンと同じく、UVライトを発しますので、UVレジンを硬化することができます。

 

 

照射範囲が狭い分、細かな作業には向いていますので、物によって使い分けてみてください。

 

仮止めなどにはとっても便利と評判です。

 

 ペンタイプのUVライトの場合、少しでも照射範囲を広げたいと思ったらアルミホイルを使うと照射範囲が広くなります。

 

 

やり方

  1. アルミホイルをクシャクシャにして枠を作ります。
  2. 枠の中に作品を入れUVライトで照らします。

カワルンちゃん
クシャクシャになったアルミホイルに光が反射して、直接光を当てるよりも広範囲に光を当てることができますので、ペンタイプに疲れてしまったらぜひお試し下さい。

 

まとめ

まとめ

 

 UVライトの代用品として、太陽光・ブラックライト・蛍光灯・白熱球・紫外線LEDライト・100均のシークレットペンの6つが使用できる。

 

 UVライトがなくても上記の代用品を使えば、UVライト使用時よりも長く時間が掛かるが、綺麗に硬化する。

 

 代用品の蛍光灯や白熱球だと、物によっては、表面しか固まらない場合がある。

 

 ペン型のライトは、仮止めや小さなものを硬化させる時に便利。

 

 100均のランチャーライトは、電球をUV-LEDに変えればUVライトに改造できる。

 

 アルミホイルの枠を作れば、光量を増やすことができる。