紙やすりは意外となかなか家庭に常備していないことが多いはず。
また、頻繁に使うものではないため購入しても少ししか使わず、どこに閉まったのか忘れてしまうことも・・・。
少しだけ使いたいのに「購入するのもなぁ…すぐに使いたいなぁ…」という場合に身近な物で代用できると便利ですよね。
家に紙やすりがない悲劇
— サカノ (@sakasakano8_26) August 10, 2015
家に紙やすりないわ。どうしよ。
— 胡蝶@発送月曜日 (@kotyou10) July 18, 2016
そこで今回はそんなお悩みを解決する紙やすりの代用品をご紹介します。
目次
紙やすりの代用品にはこの9つが活躍!
紙やすりは木材、金属、タイヤなどのゴム製品、ステンレス、ミラー、ガラスなど様々な素材のささくれや汚れを磨きとるときに使います。
紙やすりがないときには、この9つの代用品を使って紙やすりとはまた違う磨き具合を感じてみてください。/
【紙やすりの代用品①】爪やすり
爪やすりは木材・金属に代用するのがおすすめです。
ただ、金属の爪やすりを代用するときには力加減に気を付けなければいけません。
力を入れすぎて代用すると紙やすりで削るよりも削れ過ぎてしまう可能性がありますので注意しましょう。
かじるスティック状のインコのおやつ入れを買ったんですが刺々
紙やすりがないので爪やすりでやすりました pic.twitter.com/ruwGYi5do3— すずろ庭 (@PlumSugar23) 2016年11月26日
また、爪切りに付いている爪やすりも紙やすりの代用として使うことができます。
カッターあると木材加工する時紙やすりの代用になったりする
— indigo (@indigodoragon) November 4, 2019
こちらも金属でできている場合が多いので、力加減に気を付けて代用する必要があります。
どちらもやすり部分の面積が小さいので、大きいものにやすりがけをする場合は少し手間がかかるのが難点となります。
【紙やすりの代用品②】カッター
カッターは木材など硬いものを削りたいときの代用に向いています。
カッターの刃を横にしてやすりをかけたい部分をこそげ落として使います。
爪やすりと同様に、力加減に気を付けないと紙やすりを使用したとき以上に削れ過ぎてしまう可能性がありますので、傷がつくと困ってしまうものには代用しないようにしましょう。
刃がボロボロになることもありますので不要になったカッターがありましたら、それを使用するのをお勧めします。
【紙やすりの代用品③】砂消しゴム
砂消しゴムは木材・金属・ステンレス・ミラーに代用するのがおすすめです。
砂消しゴムは、研磨剤が含まれている表面がザラザラした消しゴムです。
通常の消しゴムが紙の表面だけを消すのに対し、砂消しゴムは紙ごと削りながら消していくので紙やすりの代用になります。
紙やすり探してんけど家になかったので砂消しゴムで代用、、試してみる
— 🐟 (@maguro1245329) 2018年4月22日
紙やすりを削るのと同じくらいの効果がありますが、大きなものを均等に削りたいときには向きません。
少しだけ削りたいときには手軽に使えますので便利です。
ただ、削りたいものから出る削りかすだけでなく、砂消しゴムからの消しかすも出ますので少しだけ掃除が大変になります。
【紙やすりの代用品④】歯磨き粉
歯磨き粉はステンレス・ミラー・ガラスに代用するのがおすすめです。
ほとんどの歯磨き粉には研磨剤が含まれているため、紙やすりの代用として使うことができます。
代用の仕方は、歯磨き粉をティッシュに付けてやすりをかけたいものを磨くだけ。
紙やすりを使用して削るよりも削る効果が薄いので、硬いものを削るのには向きません。
また、シミがついてしまう可能性がありますので染み込む素材のものには代用しないようにしましょう。
【紙やすりの代用品⑤】研磨剤入りスポンジ
研磨剤入りスポンジは木材・金属に代用するのがおすすめです。
研磨剤入りのスポンジは、鍋や洗面台などを掃除するために持っている方も多くいらっしゃるかと思います。
使い古しでもいいですが、新品があればより落とす力が強くなります。
先日のブログでも少し書いたベトナムコーヒードリッパー☕️の鋭いフチを百均研磨剤入りハードスポンジで磨いて丸めました。フタと中の豆押さえるフィルター2箇所。触り心地良くなりましたね😉
紙ヤスリも棒ヤスリもあったけど、たまたま先日買ったから次いでで🤗水洗いだけで育成中☕️ pic.twitter.com/iEhseq6egf
— Satoshi Miura 🍀⊂('ω'⊂ (@smiura3000) 2017年6月12日
使い方としては不織布面に研磨剤が入っているので、不織布面を磨きたい部分に当て、使用するようにしましょう。
紙やすりを使用して削るよりも削る効果が薄いので思ったような仕上がりにはなりにくいかもしれません。
ただ、平らでこする面積が広いので均等にやすりがけしやすい道具となります。
【紙やすりの代用品⑥】軽石
お風呂場でかかとの角質を取るときに使う軽石も、紙やすりの代用になります。
表面がザラザラしていて硬いものでも削り取ることができ、木材・タイヤなどのゴム製品に代用するのがおすすめです。
ただ、やはり力加減に気を付けないと紙やすりを使用したとき以上に削れてしまう可能性がありますので、傷がついては困ってしまうものには使用しないようにしましょう。
また、軽石でも形を加工してあり、平らになっているものは均等にやすりがけできますが、ゴツゴツデコボコした形のものは均等にやすりがけできにくいので注意が必要です。
【紙やすりの代用品⑦】とくさ
(乾燥したトクサ 出典:Wikipedia)
庭などに生えている植物のとくさも紙やすりの代用になり、特に木材に代用するのがおすすめです。
とくさを一節ずつハサミで切り、その一節の真ん中を縦にハサミで切り開きます。
切り開いたとくさの外側の方を用いることで、やすりの代用となりツルツルの仕上がりになります。
(※ 最も目の細かい紙やすりと同等くらい)
木賊、とくさ。昔は紙やすりの代わりでした。 pic.twitter.com/hxk8FBpcOM
— happy-go-lucky やまちゃん (@oyy_5621351) 2014年1月9日
家の近所にとくさが生えていたので、とってきてみた。砥草。紙やすりがわりに使えます。昔はこれでリード削って調整したそうな。 pic.twitter.com/PPUqg2jGXF
— Saxofan (@masax_k) 2013年6月24日
ただ、紙やすりを使用したときより削る効果がうすいので、硬めのものを削るときには向きません。
切り開いたとくさは時間の経過で丸くなって固まり開けなくなりますので、開いたらすぐに板に糊付けすることで長時間使えるうえに使い勝手もよくなります。
【紙やすりの代用品⑧】ピカール
ピカールは研磨剤が含まれる金属磨きのことです。金属・ステンレスに代用するのがおすすめです。
種類は練状と液体が紙やすりの代用として向いています。
ピカールは本来、汚れ落としがメインなので紙やすりを使用したときより削る効果は薄いのですが、削るだけではなくピカピカになるので綺麗にしたいものには一石二鳥です。
使い方は、柔らかい布につけて磨き、乾いた布で乾拭きするだけ。
シミがついてしまう可能性がありますので、染み込む素材のものには代用しないようにしましょう。
【紙やすりの代用品⑨】鏡・ガラスのウロコ落とし
お風呂場や洗面所や車のガラスの水垢を落とすウロコ落とし。こすると水垢があっという間に消えてピカピカになります。
最硬質の研磨剤「人口ダイヤモンド」を使用しているものがありましたら、紙やすりの代用として十分な役割を果たします。
ステンレスやミラーなど、傷がつきやすい素材のものには必ず水で濡らしてから代用するようにしましょう。
鏡・ガラスのウロコ落としは、木材・金属・ステンレス・ミラー・ガラスに代用するのがおすすめです。
以上、紙やすりの代用品を9つご紹介しました。
紙やすりがなくて困ったときには以上の代用品を是非お試しください!
まとめ
まとめ
✔ 紙やすりの代用にはこの9つがおすすめ。
【爪やすり・歯磨き粉・カッター・砂消しゴム・研磨剤入りスポンジ・軽石・とくさ・ピカール・鏡ガラスのウロコ落とし】
✔ それぞれの代用品には注意点がいくつかあるが、気を付けながら使用することで十分紙やすりの代用となる。