布やフェルトの裁断をするときには、まずチャコペンでの印付けが必要となります。

 

ただ、チャコペンって、必要なわりには線が描きづらいなど不便な点がいくつかあります。しかも、基本的に専門店にしか置いてないので、買いたい時にスグ買えないなんてことも。

 

そんな煩わしさから解放されるためにも何か別のもので代用できたなら…

 

今回は、そんなチャコペンの代用品をご紹介します。

 

チャコペンの種類とそれぞれの特徴

 

 

チャコペンとは裁縫道具の一つで、裁断する前に布地に直接印付けをするために使います。

 

油性ペンではないので、こすったり、洗濯することでスグに消えます。チャコペンの種類は主に以下の4つあります。

 

①鉛筆タイプ

 

こちらが最も一般的で鉛筆のように削りながら使うタイプのチャコペンで、芯が折れないように鉛筆キャップのようにキャップが付いています。

 

また、そのキャップの先にはチャコペンで書いた線を消すための消しゴム代わりとなるブラシが付いています。

 

②チョークタイプ

 

チョークがそのままチャコペンになったような形状をしているものです。

 

鉛筆タイプのようにブラシは付いていませんが、こするか洗濯するかすれば、描いた線は消えます。

 

③ペンタイプ(水性)

 

 

こするだけでは消えづらいですが、水で洗えばスグに消えます。または、別のタイプには時間が経つと消えるものもあります。

 

鉛筆タイプのものよりも印を付けやすいのですが、時間が経つと消えるタイプのものは、印を付けてから時間を置くと「いつの間にか消えてしまう」ということもあるので気を付ける必要があります。

 

④チャコペーパー

 

ペンタイプではなく、ペーパータイプである「チャコペーパー」というものもあります。

 

シート状になっていて、布の上に置きヘラやルレットを使って印を付けると、生地にチャコペーパーの色が付き印になるというものです(転写する感じの使い方)。

 

チャコペンの代用品はこの5つで決まり!

 

チャコペンがないなら違うものを使いましょう。

 

以下のもので代用可能ですので、困ったときにはぜひ使ってみてください。

 

【チャコペンの代用品①】鉛筆

 

Bぐらいの柔らかいタイプのものがお勧めです。

 

消すときは消しゴムで消せますし、洗濯することでも消すことができます。

 

しかし、落ちづらくなるのであまり強く書き過ぎないようにしましょう。

 

また、HBなど硬いタイプの鉛筆は落ちづらくなる前に生地を傷める原因になるので避けてください。

 

鉛筆をチャコペン代わりにするときは、芯を尖らせずに平たい面がある状態で使いましょう。芯が尖っていると、生地に芯がひっかかり傷めてしまう可能性がありますので注意しましょう。

 

ちなみに、百円ショップに売っているようなあまり質の良くない鉛筆だと、鉛筆のカスが布の隙間に入り込み消しづらくなる可能性があるので要注意。なるべく一般的によく知られているようなメーカーのもので代用してください。

 

【チャコペンの代用品②】色鉛筆

 

普通の色鉛筆で代用できます。

 

色は何色でもいいのですが、できれば生地と同系色の色を使うことをお勧めします。

 

 

鉛筆同様に消しゴムや洗濯することで消えますが、色が残った場合のことを考えて、生地と正反対の色を選ぶことはしないようにしましょう。

 

【チャコペンの代用品③】フリクションボールペン

 

 

いわゆる「消せるボールペン」というタイプのものです。

 

フリクションボールペンに付いている専用の消しゴムでこすって消すこともできますが、フリクションボールペンのインクは特殊なインクで、高温(60℃以上)になると消えるという性質を持ちますので、アイロンで消すこともできます。

 

 

生地に印を付けたのち、アイロンをかければキレイに消せすことがでいるので便利です。

 

ただ、高温になったら消えるので、直射日光のあたるような場所に放置してしまうと自然と消えてしまうことがあるので注意しましょう。

 

【チャコペンの代用品④】消える蛍光ペン

 

 

フリクションボールペンの蛍光ペンバージョン。

 

これもまた、高温になると消える性質を持つので扱い方に気を使わなくてはいけませんが、フリクションボールペン同様の使い方をすれば、チャコペンの代用として使うことができます。

 

いつのまにか消えてしまった…などといったことのないよう、くれぐれも直射日光が当たるような場所に放置しないでください。

 

【チャコペンの代用品⑤】ヘラ or ルレット

 

 

代用品というよりも、一つのやり方としての紹介になりますが、ヘラやルレットを使い、布に押し当て凹ませて印を付けるというやり方もあります。

 

あまり強く押しあてると生地が傷む可能性がありますし、弱すぎると印がスグに消えてしまう可能性があるので力の加減が難しいとは思われますが、この方法でやればペンの色などが残らずにキレイに仕上げることができます。

 

チャコペンの代用品に向かないもの

 

クレヨンや油性ペンなど色が残る可能性があるものは使わない方がいいです。

 

何となく「大丈夫!」と思っても使わないようにしましょう。

 

①クレヨン

何となく見た目がチャコペンと似ているようにも思われますが、クレヨンは水に溶けない性質を持ちますので代用は不可です。

 

布に付くと油溶性のシミとなり、洗濯しても落ちずに残ってしまうのでチャコペンの代用としては使わないでください。

 

②油性ペン

当然といえば当然ですが、油性ペンは洗濯をしても落ちてくれませんので代用不可

 

「薄く書けば何とかなるかな?」と魔が差すこともあったとしても、やめておいた方がいいです。

 

③水性ペン

「水性なんだから大丈夫!」と思うのは大間違い。

 

水性ペンは必ずしも水で洗えば落ちるというものではなく、付いたものによっては落ちづらくなります。

 

特に布は付くと落ちなくなる可能性大なので気をつけてください。

 

④シャープペンシル

鉛筆で代用可であればシャープペンシルでも…と思う方もいるかもしれませんが、シャープペンシルでは細すぎてうまく布に印を付けることができません。

 

また、細すぎる芯が布にひっかかってしまい布を傷める可能性もあるため代用には向きません。

 

⑤ボールペン

フリクションボールペンであればいいですが、一般的なボールペンで代用するのはやめておいた方がいいです。

 

油性と水性の両タイプのボールペンがありますが、どちらもシミになる可能性が高いです。

 

薄く描けば大丈夫そうにも思われますが、落ちなくなってしまっては元も子もないので使わないようにしてください。

 

まとめ

まとめ

 

 チャコペンの種類には以下のようなものがある。

 

【鉛筆タイプ、チョークタイプ、ペンタイプ(水性)、チャコペーパー】

 

 チャコペンの代用品には以下のようなものがある。

 

【鉛筆、色鉛筆、フリクションボールペン、消える蛍光ペン、ヘラ・ルレット】

 

 クレヨンや油性ペンなど色が残る可能性があるものは使わない方が良い。