美容や健康に良いと話題の「ココナッツオイル」。
甘くトロピカルな香りが特徴で、料理やお菓子作りのほか、お肌や髪のケアにも使える万能なオイルです。
しかし、近所のスーパーに売っていなかったり、ココナッツ独特の香りが気になったりして、レシピ通りに作れないこともありますよね。
そんなときは、ココナッツオイルの代替品を使ってみるのも良いでしょう。
今回は、ココナッツオイルの代わりに使えるオイルをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください!
目次
ココナッツオイルとは?効能や使い方
ココナッツオイルとはココヤシから作られる油で、ヤシ油とも呼ばれます。
サラダ油やラードなどとは異なり、植物性の飽和脂肪酸が主な成分で、酸化しにくい性質があります。
また、すぐにエネルギーに換わるため、脂肪燃焼効果や冷え性を改善する効果が期待され、有名人も愛用するほどです。
使い方は、トーストに乗せてバターの代わりにしたり、揚げ物や炒め物の油に使ったりと、普段の料理に活躍します。
ココナッツオイルは体に良くないという意見も?
海外セレブが使用していることを発信してから、多くの人がココナッツオイルを使用し始めました。
確かにさまざまな効能が期待できますが、一方で健康に良くないという声もあります。
アメリカの一部の研究では、ココナッツオイルに豊富に含まれる飽和脂肪酸が悪玉コレステロールを増加させるとし、避けるべきと主張しています。
ココナッツオイルを摂りすぎるとめまいや腹痛を引き起こすとも言われているため、過剰摂取は避けるのが賢明です。
1日あたりのココナッツオイルの摂取量は、大さじ2杯程度が目安と言われています。
ココナッツオイルの代用品は【食用編】
【ココナッツオイルの代用品①】オリーブオイル
イタリア料理に使用することの多い「オリーブオイル」。
オリーブの実から抽出したオイルを使用しているため、フルーティーな香りが楽しめるのが特徴です。
オリーブオイルはココナッツオイルと同じく植物性のオイルで、酸化しにくいという特徴を持っています。
そのため、ココナッツオイルの代わりに健康的なオイルを使いたい人におすすめです。
りんごのココナッツオイル焼きが美味しそうで
オリーブオイルで代用して作ってみたのですが、、
りんごと蜂蜜は最高の組み合わせですな!!
オリーブオイルでも美味しくできました(´ω`) pic.twitter.com/QeWR70FlRi— あにゅ (@cherish0122) 2014年12月17日
ココナッツオイルをポタージュスープやドレッシングに使用するなら、オリーブオイルで代用してもおいしく食べられます。
【ココナッツオイルの代用品②】バター
料理に加えればコクがプラスされ、お菓子に加えれば風味豊かに仕上がる「バター」。
さまざまな用途があるため、冷蔵庫に常備しているという家庭も多いでしょう。
ココナッツオイルには独特の甘い香りがありますが、バターは芳醇な香りが特徴です。
甘い香りが苦手な人は試してみても良いですね。
【ココナッツオイルの代用品③】マーガリン
バターと同じように使用用途が幅広い「マーガリン」。
冷やしても硬くなりすぎないため、冷蔵庫から出した直後でも切り分けが簡単にできるのが特徴です。
バターは牛乳から作られるのに対し、マーガリンはコーン油や大豆油などを原料として作られています。
【ココナッツオイルの代用品④】サラダ油
炒め物や揚げ物、ドレッシング、おかし作りなどに活用できる「サラダ油」。
万能なオイルなので、使用頻度の高い油と言えるのではないでしょうか。
サラダ油はココナッツオイルとは異なり、サラサラとしているのが特徴です。
また、クセのない味わいなので、どんな料理にも代用可能なところがポイント。
【ココナッツオイルの代用品⑤】MCTオイル
ココナッツなどに含まれる中鎖脂肪酸だけを抽出して作られた「MCTオイル」。
糖質制限ダイエットを実践している人にはおなじみのオイルでしょう。
中鎖脂肪酸は肝臓で消化できる栄養素なので、すぐにエネルギーに換わるのが特徴です。
ココナッツオイルの成分が入っているため、有効成分を含んだ代用品を探している人におすすめです。
ココナッツオイルの代用品【美容編】
【ココナッツオイルの代用品①】オリーブオイル
食用としての代用にも登場した「オリーブオイル」。
ココナッツオイルはヘアトリートメントにも使用できますが、ない場合はオリーブオイルで代用できます。
【ココナッツオイルの代用品②】アルガンオイル
モロッコが原産の「アルガンオイル」。
アルガンの木から採れるオイルで、現地の砂漠地域では食用のほか、薬用、化粧用として使用していたと言われています。
ココナッツオイルと同じようにスキンケアに使用できます。
【ココナッツオイルの代用品③】アボカドオイル
エイジングケア効果があるとされる「アボカドオイル」。
保湿効果が高いため、乾燥肌の人におすすめです。
【ココナッツオイルの代用品④】ひまわり油
マーガリンなどに使用される「ひまわり油」。
酸化されにくいオレイン酸が豊富に含まれているため、老化防止に役立つとされています。
【ココナッツオイルの代用品⑤】グレープシードオイル
ブドウの種から作られた「グレープシードオイル」。
ココナッツオイルと比べてサラッとしているため、ボディオイルのベタつきが気になる人にもおすすめです。
ココナッツオイルの代用品を使う場合の分量は?
ここまで紹介した代用品は硬さや取り扱いがそれぞれ異なりますが、基本的に同量に置き換え使用できます。
例えばココナッツオイル大さじ1杯のレシピなら、オリーブオイル大さじ1杯に代用してみてください。
まとめ
まとめ
✔ ココナッツオイルは植物性の飽和脂肪酸が含まれているため、美容や健康に良いと言われてる。
✔ 摂取量が多いとおなかを壊したりめまいを引き起こす可能性があるため、1日大さじ2杯程度にする。
✔ 食用でのココナッツオイルの代用品には、以下の5つがおすすめ。
【オリーブオイル、バター、マーガリン、サラダ油、MCTオイル】
✔ 美容用でのココナッツオイルの代用品には、以下の5つがおすすめ。
【オリーブオイル、アルガンオイル、アボカドオイル、ひまわり油、グレープシードオイル】
✔ ココナッツオイルを他のオイルで代用する場合は同量を使用する。