円などの図形を描くときに使用される文具、「コンパス」。

 

算数や数学の授業で使われることも多い道具です。

 

このコンパスがあれば必要なときにキレイな円を描くことができますが、「いざ円を描こうとしたときに手元にコンパスがない!」ということもありますよね。

 

カワルンちゃん
やばい!コンパスがない。どうしよう…

 

今回はそんな困ったときのために、コンパスの代わりに身近にあるものを使ってキレイな円を描く方法をご紹介します!

 

コンパスの代用品を選ぶコツ!

 

コンパスというと円を描くための道具だと思われがちですが、できることはそれだけではありません。

 

コンパスとは、2本の脚を使って、長さを写し取ることができる道具でもあります。

 

写し取った長さをそのまま移動させることもできるので、線分の長さを比較するのにも使われます。

 

片方の脚を支点に、もう一方の脚を同じ長さを維持したまま移動させることができるので、支点からの距離が等しい場所をぐるりと通った円が描けるという仕組みです。

 

つまり、重要なのは「支点となる脚」「支点から同じ距離を保ったまま移動できる脚」。

 

カワルンちゃん
これらに代わるものさえあれば、コンパスがなくてもキレイな円を描くことができるということです。

 

コンパスの代用品として使える身近なものはこんなにある!

【コンパスの代用品①】クリップと2本のペン

 

コンパスを使わずにキレイな円を描こうとするとき、まず探してみてほしいのは「クリップ」

 

「ゼムクリップ」と呼ばれている針金でできた小さな文具です。

 

数枚の書類やプリントをまとめるときなどに使われることが多いので、書類棚か鞄の中を探せばいくつか見つかるかもしれません。

 

円の書き方は簡単。

【用意するもの】

✔ クリップ

✔ 2本のペン

手順

  1. 2本のペンを紙の上に置いたクリップの内側に立てます。
    ※両端に1本ずつ、それぞれのペン先を針金に当てて固定するのがコツ
  2. クリップをぴんと張るような意識で、左端に立てたペンは左に、右端に立てたペンは右に引っ張るようにしましょう。
  3. 一方のペンはしっかり立てたまま、もう一方のペンを左右に動かしてみましょう。
  4. そのままぐるりと一周すれば、キレイな円の出来上がりです。

 

 

いかがでしょうか。

 

支点となるペンを支えている手と、もう片方の手が交差するところで少し戸惑うかもしれませんが、ぴんと糸を張るような意識でそれぞれのペン先をクリップの両端に固定していれば、ペン先が一度紙から離れても大丈夫です。

 

この方法、クリップの数を増やすことによって、大きな円も簡単に描くことができて便利です。

 

カワルンちゃん
描きたい円の大きさに合わせてクリップをつなげてみてくださいね。

 

【コンパスの代用品②】画鋲と糸

 

鞄や引き出しの中を探してもクリップが見つからない!

 

そんな時は、「画鋲」があれば大丈夫です。

 

部屋の壁にポスターなどを飾るのに使われていれば、少しの間拝借させてもらいましょう。

 

画鋲と「糸」も、コンパスの代わりに利用することができます。

【用意するもの】

✔ 画鋲

✔ 糸

※糸は、多少引っ張ってもちぎれないものなら縫い糸でも毛糸でも大丈夫

手順

  1. まず糸の両端をそれぞれ輪っかになるように結びます。
  2. 紙の上に刺した画鋲に片方の輪っかを引っかけて固定し、支点を作ります。
  3. 次に反対側の輪っかにシャープペンシルや鉛筆の先を差し込み、糸をぴんと張った状態でペンをぐるりと一周させましょう。
    ※糸の長さを調節すれば、好きな大きさの円をキレイに描くことができます

鋲が机に直接刺さらないように、紙の下に厚紙などを敷いておくといいかもしれません。

 

カワルンちゃん
画鋲を使いますので、机やテーブルを傷つけてしまわないように注意してくださいね。

 

【コンパスの代用品③】画鋲と厚紙

 

ソーイングセットを持ち歩いているというわけでもない場合、ちょうどいい糸が見つからないこともあるでしょう。

 

では、糸の代わりに「厚紙」を使ってみましょう。

 

使い終わったノートの表紙やお菓子の空き箱から、描きたい円の大きさに合わせた長さに切り取ったものでOKです。

【用意するもの】

✔ 画鋲

✔ 厚紙

手順

  1. 糸を使ったときと同じように、画鋲を使って支点を作ります。
  2. 厚紙の片側に画鋲を刺して固定したら、反対側の端に小さな穴を開けましょう。
    ※画鋲からこの穴までの長さが円の半径になります
  3. 開けた穴にシャープペンシルの芯の部分を差し込み、ぐるりと回すと円の完成です。
    ※穴に緩みがあると、動かしている間にペン先がずれてキレイな円になりませんので注意しましょう

 

 

カワルンちゃん
破れやすい紙を使うとペン先でどんどん穴を広げてしまうことがありますので、厚紙のようにできるだけしっかりとした紙を選ぶのがおすすめです。

 

【コンパスの代用品④】ストローと2本のペン

 

③で紹介したのと同じ要領で、厚紙以外のものを利用しても円を描くことはできるでしょう。

 

例えば平たく潰したストローを用いても、針などで穴を開けることができれば代用品として使えます。

 

ペンが2本あればペン先を支点にすることもできますので、画鋲が手元になくてもOK

 

カワルンちゃん
こちらも穴を開けるときは、怪我のないよう十分注意してくださいね。

 

【コンパスの代用品⑤】2本のペン

 

これまで挙げたものがどうしても見つからない場合もあるでしょう。

 

うまく描くには少しコツが必要になりますが、ペンケースに入っているものでなんとかしてみましょう。

 

これまで同様一方のペン先を支点に、もう一方のペン先で円を描いていきます。

【用意するもの】

✔ 2本のペン

手順

  1. 本のペンをお箸を持つときのイメージで手に持ち、親指と薬指で支えているほうを紙の上にしっかりと固定します。
    ※親指と人差し指、中指で支えているほうのペン先も紙の上に乗っている状態でスタンバイOK
  2. 2本のペンがどちらも動かないように注意しながら、下にある紙のほうを回します。
    ※ポイントは、ペン先を動かすのではなく、紙のほうを動かすこと!
  3. ペン先の下で紙がぐるりと回り、円が描かれていきます。

 

 

支点となるほうはもちろん、作図するほうのペン先もじっと動かさないのがコツです。

 

カワルンちゃん
トライしているうちにだんだんキレイな円が描けるようになっていくので、最初は歪んでしまっても何度か挑戦してみてください。

 

まとめ

まとめ

 

 コンパスの代用品には、「支点となる脚」と「支点から同じ距離を保ったまま移動できる脚」が必要。

 

 コンパスの代用品としてキレイな円を描くためには、以下のものがおすすめ。

 

 【クリップ、画鋲、糸、厚紙、ストロー、2本のペン】