行楽などで飲み物や食べ物の持ち歩きにお役立ちな「保冷バッグ」。
1つのあるだけでもとても便利ですよね。
ただ、持っていくものが多くなりすぎて保冷バッグがもう1つ必要な時、または入れたいものが大きくて手持ちの保冷バッグに入らない時にはとても困ります。
そこで今回は、保冷バッグが無くてお困りの方におすすめな保冷バッグの代用品をご紹介します。
目次
保冷バッグの代用品を使うときは、保冷剤は必ず入れよう!
保冷バッグを使うときもそうかのですが、代用品を使うときにも必ず「保冷剤」はいくつか入れるようにしましょう。
保冷バッグやその代用品にモノを入れることで、ある程度は一定の気温は保たれますが、時間が経つと徐々にその気温も変化していきます。
冷蔵庫を持ち歩いているわけでありませんので、完全な状態で保冷するのは無理があるのです。
その変化を少しでも遅らせるために、保冷剤は必要となります。
保冷バッグやその代用品を使うときは、必ず保冷剤もセットであることをしっかり覚えておきましょう!
保冷バッグの代用品はこの7つがおすすめ!
【保冷バッグの代用品①】プチプチ(気泡緩衝材)
保冷バッグに次いで、保冷効果に優れており、代用品として使えるのはプチプチこと気泡緩衝材です。
引っ越しや宅急便で、割れやすいものや衝撃に弱いものを包む、あのプチプチとした包装紙のようなものが保冷バッグの代わりになります。
保冷剤を直接当てても問題ないものについては、保冷材を当ててからプチプチで包むといいでしょう。
【保冷バッグの代用品②】アルミホイル
どのご家庭でも置いている「アルミホイル」でも、保冷バッグの代用をすることができます。
アルミホイルは熱伝導率が高く「熱(冷たさ)が伝わりやすい」という特徴があり、保冷バッグの中にはアルミシートが敷いてあるのは、その理由からです。
アルミホイルを保冷バッグの代用品にするときは、保冷したいものに保冷剤を当ててからアルミホイルで包むのがおすすめです。
そうすることで保冷剤の冷たさがモノに伝わり、保冷状態を保つことができます。
保冷バッグのかわりにアルミホイルまいてきた! pic.twitter.com/8CFVWOXxoX
— みゅう☆🐾いい肉の日に女の子産みました (@myunekochan) 2018年7月13日
ちなみに、このアルミホイルで包んだものはビニール袋の中に入れて密封すると、より効果が持続するのでおすすめです。
【保冷バッグの代用品③】ラップ
食品などを保存するときに使用する食品用の「ラップ」も保冷バッグの代用品として使うことができます。
ラップは、包むことで外の空気をシャットアウトして、密封状態を作り出せます。
そのため、保冷したいものに保冷剤を当てた状態でラップを巻くことで、保冷効果が保たれるのです。
ちなみに、更にこの上からタオルを巻いたり、ビニール袋に入れたりすると、より保冷効果が持続します。
【保冷バッグの代用品④】タオル
身近にあって、すぐに使えるもので保冷バッグの代用品を探している人は「タオル」を使ってみるといいでしょう。
保冷したいものをしっかりとタオルで巻いて、ほどけないようにゴムやヒモでくくればOKです。
プチプチの時と同様に、対象のものに保冷剤を当ててからタオルを巻くとより効果的です。
ただ、タオルはあくまで即席でありその場凌ぎの保冷方法です。
長時間の保冷効果は期待することができませんので、短時間のウォーキングや散歩のときの飲み物や、出先で時間をかけずに比較的短時間で飲んでしまう飲み物(ビールなど)の保冷には使えるでしょう。
【保冷バッグの代用品⑤】新聞紙
プチプチやタオルのほかにも「新聞紙」も対象のものを包むことで保冷バッグの代用品とすることができます。
新聞紙の紙質は保冷に優れており、包むことによって物と新聞紙に空気の層が生まれ、保冷効果が発生します。
新聞紙で包まないと保冷効果が下がって2時間ほどしか持たない。。。 pic.twitter.com/SypDfEbAru
— fin. (@Ryukito_1st) 2018年9月4日
新聞紙を保冷バッグの代用品にするときは、保冷したいものに保冷剤を当てて新聞紙で包み、そのあとは新聞紙で包んだものをビニール袋の中に入れれば完成です。
ハイキングで手作り弁当を持っていく時などに、新聞紙の保冷はとても重宝するでしょう。
【保冷バッグの代用品⑥】発泡スチロール
大量の飲み物やかさばるホールケーキや食べ物など、保冷したいものがたくさんある時や大きさが時は、代用品として「発泡スチロール」を使用するのがおすすめです。
実はこの発砲スチロール、保冷効果としては保冷バッグにも劣らないほどの実力があります。
発泡スチロールを保冷バッグの代用品にするときは、保冷したいものと保冷剤を入れるだけでOKなのですが、更に保冷効果を高めるにはコツがあります。
それは「隙間を作らない」ということです。
保冷させてたい物がたくさんあるときはそれと保冷剤でいいのですが、隙間ができるときは新聞紙やタオルなどを入れて隙間を作らないようにするといいでしょう。
特に暑い日は、その発泡スチロールをポリ袋などに入れておくといいですよ。
【保冷バッグの代用品⑦】段ボール
発砲スチロールに続き、保冷バッグの代用品に優れているのが「段ボール」です。
段ボールは波状の紙を挟んで作っているため、空気の層が出来て保冷に適しています。
保冷したいものを入れたあとは、しっかりとガムテープなどで封をし、外の空気が入ってこれないようにすればOKです。
ただし、段ボールを保冷バッグの代用品にするときは、時間が経つと、保冷したいものや保冷剤から水分が発生(結露)して、段ボールを濡らしてしまう恐れがあります。
そのため、保冷するものをしっかりとビニール袋に入れてから段ボールに入れるようにしましょう。
段ボールは紙製品なので、水気に弱く、濡れると強度も保冷性も一気に落ちてしまいますので注意してください。
保冷をより徹底したいときは、代用品を組み合わせよう!
ここまでは、保冷バッグの代用品についてご紹介してきました。
どれもそれなりに保冷効果があるものですが、猛暑日や持ち歩き時間によっては徐々に効果が薄くなってしまうのが弱点です。
せっかくの品を大切に、より良い状態で保冷したいときは、ここでご紹介した代用品を組み合わせるといいでしょう。
例えば…
生ウニを買う為に、発泡スチロール、新聞紙、氷まで持参で、泉銀まで電車で来てくれるお客さんがいるだ。保冷バッグじゃないんだ。クルマ移動じゃないんだ。これは驚いた。w pic.twitter.com/Tl6ZcpWT4X
— 森田釣竿(漁港) (@tsurizaomorita) 2015年7月17日
まとめ
まとめ
✔ 代用品を使うときには、必ず「保冷剤」はいくつか入れるようにする。
✔ 保冷バッグの代用品は、以下の7つがおすすめ。
【プチプチ(気泡緩衝材)、アルミホイル、ラップ、タオル、新聞紙、発泡スチロール、段ボール】
✔ 保冷をより徹底したいなら、複数の代用品を併用することで保冷効果を高めるのがおすすめ。