【食洗機洗剤の代用 3選】おすすめ!!オキシクリーンやセスキ・クエン酸など代替品を紹介

 

食洗機の使用に欠かせない「食洗機洗剤」。

 

専用の食洗機洗剤を使用すると、ピカピカでキュッキュッとした仕上がりになりますよね。

 

しかし、たまたま買い置きを切らしてしまったりすることもあるでしょう。

 

カワルンちゃん
やばい!食洗機洗剤がない。どうしよう…

 

そんなときは、食洗機洗剤の代用品を使用してみるのがおすすめです。

 

今回は、困ったときに役立つ『食洗機洗剤のおすすめ代用品』についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

 

食洗機洗剤の役割は?代用品を選ぶポイント

 

食器を自動で洗える食洗機。

 

使用する洗剤は専用のものを使うことが推奨されていますよね。

 

食洗機洗剤は、もちろん汚れを溶かして落とすという役割があります。

 

一般的な食洗機洗剤は、炭酸塩などのアルカリ剤が主体となった洗剤で、発泡性が低いのが特徴です。

 

また、界面活性剤があまり使われておらず、高温で洗浄力が上がる洗剤です。

 

食洗機は少量の水で洗浄しますので泡立ちの良い食器用洗剤などを使用すると、故障の原因にもなります。

 

そのため、泡立ちがよい洗剤は食洗機洗剤の代用品に向きません。

 

カワルンちゃん
食洗機洗剤の代用品を選ぶ際は、アルカリ性で泡立ちが少ないものが良いでしょう。

 

食洗機洗剤の代用品はこの3つがおすすめ!

【食洗機洗剤の代用品①】オキシクリーン

衣類、キッチン、流し台、風呂場など、さまざまな場所に使える「オキシクリーン」。

 

SNSなどで話題になり、愛用している人も多いのではないでしょうか?

 

オキシクリーンは酵素系の洗剤で、臭いがないのが特徴です。

 

40度から60度くらいで洗浄効果がアップすると言われているため、食洗機洗剤の代用にぴったりですね。

 

 

ただし、オキシクリーンには汚れの再付着防止の成分が入っていません。

 

そのため、食洗機洗剤を使用した時よりもピカピカ度が低いかもしれませんね。

 

カワルンちゃん
よりきれいに仕上げるためには、念入りに予備洗いをし、目に見える汚れは拭き取っておいた方が良いでしょう。

 

【食洗機洗剤の代用品②】クエン酸

ナチュラルクリーンニングで人気の「クエン酸」。

 

クエン酸は酸性のため、アルカリ性の汚れを落とすのに役立ちます。

 

食器を洗うというよりも、食洗機内を洗浄するための代用に使えるでしょう。

(※酸性の汚れにはアルカリ性である「アルカリウォッシュ」が効くのでクエン酸と配合してみるのもおすすめです)

 

 

食洗機は石鹸カスや水あかなどがたまりやすく、お手入れをしていないとピンク色のぬめりなども発生しやすくなります。

 

それも放っておくと黒カビになり、便利な食洗機も不衛生で洗った意味がなくなってしまいますね。

 

そこで活躍するのが「クエン酸」。食洗機にクエン酸を入れて洗浄すると、食洗機内にある汚れがすっきりと落ちます。

 

カワルンちゃん
汚れが落ちるだけでなく、悪臭やバイ菌を抑える働きもありますよ!

 

【食洗機洗剤の代用品③】酵素系漂白剤

まな板などを漂白するのに使用する「酵素系漂白剤」。

 

衣類などの洗濯に使用する酵素系漂白剤でも代用が可能です。

 

 

代用できる理由は、成分にあります。

 

酵素系漂白剤は、過酸化ナトリウムが主成分です。

 

過酸化ナトリウムは水に溶けると炭酸ソーダと過酸化水素に解離。発生した過酸化水素は熱が加わると活性酸素と水に分解されます。

 

このときに発揮される酸化力が洗浄力になるのです。

 

アルカリ性なので、タンパク質を溶かす働きがあることも1つの理由です。

 

酵素系漂白剤は、プールなどで使われる塩素系のものと異なり、独特の臭いがないのもポイント。

 

石鹸洗剤などを使った時にできる水滴の跡などもつきにくいため、ピカピカに洗い上げることができます。

 

ただし、使用する食器の素材に注意する必要があります。

 

例えば鉄、銅、アルマイトなどの金属製の食器や漆器は酵素系漂白剤の酸化力が反応し、傷んでしまうことがあります。

 

カワルンちゃん
また、40度〜60度くらいの温水で使用しないと洗浄力が発揮されないため、温度管理に注意しましょう。

 

食洗機洗剤の代用品に使えないもの

①食器用洗剤

食器用洗剤は界面活性剤が主成分で、泡立ちが良い汚れを浮かせて落とすという特徴がありますよね。

 

一方、食洗機洗剤は界面活性剤がほとんど使われず、泡立ちはなく、アルカリ性で高温のお湯によって汚れが洗浄されます。

 

このように食器用洗剤は性質が異なるため、食洗機洗剤の代用に食器用洗剤を使用すると、汚れが落ちにくいでしょう。

 

先にも説明したように、食器用洗剤は泡立ちやすいため、食洗機の中が泡だらけになってしまいます。

 

 

カワルンちゃん
少量の水しか使われないため、パイプが目詰まりして故障の原因にもなるため、代用には向きません。

 

②塩

身近な調味料である塩を使って、食洗機洗剤の代用にできたら便利ですよね。

 

塩でも洗浄は可能ですが、洗剤ほどの洗浄力はありません。

 

カワルンちゃん
メーカーが許可をしていないことも多く、長期間使用すると食洗機の故障につながるため、代用はおすすめできません。

 

③重曹

油汚れのお掃除に重曹を使うことがありますよね。

 

しかし、食洗機洗剤の代用に重曹を使用すると、故障の原因になります。

 

重曹は水に溶かすとアルカリ性になり、油汚れを落としやすくなりますが、酵素成分が含まれていないため、デンプンやタンパク質の汚れが落としにくいでしょう。

 

また、温水によって炭酸カルシウムなどが食洗機内に残り、黒く汚れたようになってしまいます。

 

重曹が洗い流しきれず、食器や食洗機内に白い粉が付着することもあるでしょう。

 

カワルンちゃん
重曹を使用した場合はメーカー保証外になるなど、万が一故障した際にもメーカーが対応してくれないことも多いようです。

 

まとめ

まとめ

 

 食器用洗剤は汚れを溶かして落とす役割がある。

 

 アルカリ性で発泡性が低く、高温で洗浄力が上がるのが特徴なので、泡立ちの少ない代用品を選ぶのがポイント。

 

 食洗機洗剤の代用には、以下の3つがおすすめ。

 

【オキシクリーン、クエン酸、酵素系漂白剤】

 

 食器用洗剤、塩、重曹については、食洗機洗剤の代用に使えない。

 

(それぞれ洗浄する働きはありますが、泡立ちがよく、パイプがつまる危険性があること、庫内が黒くなることなど、故障の原因になるため使用しないことをおすすめします。)