干ししいたけを戻す過程で出てきたしいたけの戻し汁。
コクとうま味がたっぷりなので、あらゆる料理のだしとして使うことができます。
しかし、干ししたいけは比較的高価だし、使う予定がなければだしを取るためだけに使うのは気が引けますよね。
そんなときに、しいたけの戻し汁の代用になるものを知っておくと、とても助かります!
そこで今回は、困ったときに役立つ『しいたけの戻し汁の代用品』についてご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
しいたけの戻し汁の特徴&代用品を選ぶポイント
しいたけの戻し汁は、干ししいたけからジワジワとにじみ出てきた旨味たっぷりのだしです。
煮物や汁物、つゆなどの和食全般のだしとして大活躍!
また、しいたけの戻し汁は栄養もたっぷり、生活習慣病の予防に役立つエリタデニンや、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDなどが豊富に含まれています。
健康が気になる成人や育ち盛りの子供にも嬉しい栄養なので、家族全員でしいたけの戻り汁は摂りたいところです。
そんなしいたけの戻し汁の代用品は「だしになるもの」を選ぶといいでしょう。
お料理に旨味とコクを与えてくれるだしであれば、いい感じに代用することができます。
特に魚介系のだしは、上品な風味があるのでしいたけの戻し汁の代わりに持ってこいです。
しいたけの戻し汁の代用品はこの8つがおすすめ!
①ほんだし
お手軽な和風だしとして一般家庭で親しまれているほんだしは、しいたけの戻し汁の代用品としておすすめです。
いやしかし、ほんだし入れるとめっちゃ美味しくなりますな。万能調味料すぎる pic.twitter.com/K9sygs8THP
— 古鉄@ほぼ蕎麦 (@kotetsu_of) 2018年8月29日
かつおベースのだしでどんな和食にも馴染みやすく、しいたけの戻し汁が必要なレシピでも活躍してくれることでしょう。
ほんだしを代用するときは、必要な分だけほんだしを水やお湯に溶かして使うといいでしょう。
②昆布だし
上品な昆布の風味と香りがたまらない昆布だしも、しいたけの戻し汁の代わりに使うことができます。
☆かつお昆布だし
かつお節のイノシン酸と昆布のグルタミン酸を合わせると、単独より7~8倍のうまみに❗
水1㍑に昆布20gを20分漬ける➡中火で昆布から気泡が出たら取り出す➡かつお節20~30gを入れ火を止め2分おく➡こす
味が深まる万能だしの出来上り☺https://t.co/fLhS8vtf96#だしソムリエ pic.twitter.com/dPnBj3Bbsy— だしソムリエ公式♡おだしと料理 (@dashi_love_go) 2018年11月5日
昆布には、干ししいたけに含まれている「グルニア酸」と同じ旨味成分であるグルタミン酸が含まれているため、しいたけの戻し汁の代用品としてとても優秀です。
昆布だしを代用するときは、そのまましいたけの戻し汁を使うときと同じでOKです。
③かつおだし
汎用性が高く使い勝手の良いかつおだしも、しいたけの戻し汁の代わりに使うことができます。
朝晩と鰹出汁をとってます
鰹出汁って
万能だね👨❤️❤️
鰹万歳🙌🙌🙌
— 濱田マサル (@hamadamasaru) 2015年1月1日
あっさりとした風味の中にかつおのコクや旨味があり、しいたけの戻し汁の代用品としておすすめです。
かつおだしを代用するときは、そのまましいたけの戻し汁を使うときと同じでOKです。
④いりこだし
イワシやアジなどの魚を乾燥させてだしを取るいりこだしも、しいたけの戻し汁の代用品としておすすめです。
ほんのりいい香りのいりこだし完成!
冷凍して、煮物やうどんだしに使いますよ。 pic.twitter.com/KusdlRzPfK— oleolesaggy&みやたけ わたや (@ekibensaggy) 2014年4月13日
かつおと同じ旨味成分であるイノシン酸が豊富で、コクや旨味がたっぷり含まれています。
いりこだしを代用するときは、そのまましいたけの戻し汁を使うときと同じでOKです。
⑤めんつゆ
料理の味付けや麺料理のつゆなどで活躍するめんつゆも、レシピ次第ではしいたけの戻し汁の代わりに使うことができます。
昨日は、めんつゆ論争が起こってましたが、私は「めんつゆ」がないと何も作れません。めんつゆは、なんでも作れる万能な魔法のアイテムでーす!だから「めんつゆ」は、冷蔵庫に入ってます! #めんつゆ #めんつゆ論争 pic.twitter.com/3gB45I7JMV
— リアル画伯 (@realgahaku) 2018年3月21日
めんつゆは魚介ベースのだしに醤油やみりん、砂糖などの調味料が加えられているつゆで、お料理によってはしいたけの戻し汁の代用ができます。
めんつゆはすでに味付けがされているので、代用するときは味が濃くなりすぎないように気を付けましょう。
⑥昆布つゆ
昆布の旨味やコクがしっかりと活きている昆布つゆも、レシピ次第ではしいたけの戻し汁の代わりに使うことができます。
② 昆布つゆ
日本で買ってた時と同じメーカーあって本当助かる。なんか煮物の味がまとまらない時に使うとまとまって美味くなる。万能。#ふぁぼされた数だけ自分でちゃんと使ってるおすすめ pic.twitter.com/q7lTvJUAoH— ゆきまさ@TheNight新エピソード (@Yukimassa_) 2018年4月9日
昆布だしをベースにして調味料で味付けがされており、料理での用途はめんつゆとよく似ています。
昆布に含まれるグルタミン酸が、しいたけの戻し汁の旨味の代わりをしっかりと果たしてくれるでしょう。
昆布つゆは、めんつゆ同様にすでに味付けがされているので、代用するときは味加減に気を付けましょう。
⑦貝柱だし
中華風のお粥やスープなどによく使われる貝柱だしも、しいたけの戻し汁の代わりに使うことができます。
台湾で貝柱のほんだしを買ったから中華粥にしてみたんだけどうますぎだなこれ…卵なかったからねぎとほんだしと塩少ししか入れてない。天才か…?? pic.twitter.com/JFl990JfEi
— chi(:3[___] (@c_h_i_7) 2019年7月1日
上品な風味と独特なコクがあり、中華で使われることが多いですが和食でも使うことが可能です。
また、貝柱には旨味成分であるグルタミン酸が含まれているので、しいたけの戻し汁の旨味に近づけることができます。
貝柱だしを代用するときは、必要な分だけほんだしを水やお湯に溶かして使うといいでしょう。
⑧味の素
あらゆる料理に旨味を与えてくれる味の素も、しいたけの戻し汁の代わりに使うことができます。
グルタミン酸の話してたら味の素の味が恋しくなったので買った pic.twitter.com/aU5wH2BxT2
— 高木直人@山大VR部 (@Gao80840) 2019年3月5日
味の素の主な原材料は旨味成分であるグルタミン酸です。
そのため、同じく旨味成分がたっぷりと含まれているしいたけの戻し汁の代用にピッタリでしょう。
味の素を代用するときは、調理中のお料理に味を見ながら少しずつ振りかけるようにします。
一気にかけると旨味が強くなりすぎてお料理全体の味が変わってしまうので注意が必要です。
まとめ
まとめ
✔ しいたけの戻し汁は、干ししいたけから取れる旨味たっぷりのだしで、和食全般に活躍している。
✔ しいたけの戻し汁の代用品は、だしになるもの、特に魚介系のだしを選ぶと良い。
✔ しいたけの戻し汁は、以下の8つがおすすめ。
【ほんだし、昆布だし、かつおだし、いりこだし、めんつゆ、昆布つゆ、貝柱だし、味の素】