【はちみつの代用品 10選】メープルシロップ・砂糖・オリゴ糖など代わりになるものを紹介!

 

料理やお菓子作りで甘味を加えたり、お肉を柔らかくするために使う「はちみつ」。

 

家にはあるけど、固まっていて使えない!」「そもそも家にない!」というご家庭は少なくないと思います。

 

カワルンちゃん
やばい!はちみつがない。どうしよう…

 

固まったはちみつを湯せんで温め、液体状に戻すのも面倒。わざわざ蜂蜜だけを買いに行くのもためらってしまいますよね。

 

そこで今回は、そん名困ったときに役立つ蜂蜜の代用品をご紹介します。

 

はちみつの代用品はこの10つがおすすめ!

 

蜂蜜の代用品として選ぶコツは、「甘味」「栄養価の高さ」「ツヤだし」「肉を柔らかくできるかどうか」です。

 

カワルンちゃん
今回はこの条件で蜂蜜の代用品10種類を紹介します。困ったときにはぜひお試しください!

 

【はちみつの代用品①】砂糖

 

 

砂糖には以下の3種類があります。

  • 上白糖
  • グラニュー糖
  • 三温糖

 

上白糖は、蜂蜜に含まれる転化糖が入っているため甘味を感じやすく使う砂糖の量が少なく済み、砂糖の中で一番蜂蜜に近いです。

 

日本で7割の使用率を占める上白糖なので、上白糖を常備しているご家庭も多いはずです。

 

また、スティックシュガーで見かけるグラニュー糖は、淡白でクセがなく溶けやすいため、お菓子作りや紅茶の甘味に加えるのに適しています。

 

煮物などに使われる三温糖は、ショ糖を取り除いた後の糖蜜を三回煮詰めて作られているため雑味も入り最も甘味を強く感じられます。

 

蜂蜜の無難な代用として用いるならば上白糖、溶けやすさで選ぶならグラニュー糖、甘みの強さなら三温糖がおすすめです。

 

 

 

【はちみつの代用品②】ガムシロップ

 

砂糖と水、アラビアガムを煮て作った甘味料です。よくコンビニエンスストアのコーヒーサーバーに置いてありますよね。

 

このガムシロップもはちみつの代用品として十分に役立ちます。

 

ガムシロップは砂糖を水で薄めたものなので、ガムシロップによってはあまり甘味を感じないこともあります。

 

液体の飲料にほんの少量の甘味を加える時はガムシロップが代用品としておすすめです。

 

 

【はちみつの代用品③】黒蜜

 

黒蜜とは、砂糖の一種の黒砂糖(黒糖)を水に溶いて煮詰めたものです。液体の黒蜜を連想する方もいるでしょう。

 

ベースになっている黒砂糖は、カルシウムや鉄、亜鉛など各種のミネラル分が糖蜜に多く含まれているため渋みや雑味も感じやすい半面、甘味も強く感じられます。

 

独特の味をもつ黒蜜は香り高く味わい深い代わりに使い道が限られますが、みつ豆やくずきり、くず餅にはぴったりの甘味料ですよね。

 

 

【はちみつの代用品④】オリゴ糖

 

こちらのオリゴ糖もはちみつの代用品として用いることができます。

 

健康に良い成分として知られ、低カロリーで甘さ控えめといった印象があると思います。

 

市販のオリゴ糖は大腸でビフィズス菌を増やし整腸効果を促したり、オリゴ糖はブドウ糖の半分のカロリーという利点を活かし摂取カロリーを抑えたり、効果は様々です。

 

一般的な砂糖の50%の甘味ではありますが、カロリーも低く、砂糖の量や健康面を気にする場合はオリゴ糖がおすすめです。

 

 

【はちみつの代用品⑤】水飴

 

水飴は、デンプンを酸や糖化酵素で糖化して作られた粘液状の甘味料で、純正の水飴である「米水あめ」や「麦芽水あめ」の主成分は麦芽糖です。

 

どちらの水飴も、甘味やツヤ、食感を出すためには使いやすいのでお菓子に向いています。

 

ただし食べ過ぎや大量の使用で糖の吸収が早くなり、身体に負荷がかかるので注意してください。

 

甘味としてだけではなく、北京ダックのような肉表面の食感をパリっとさせる時にも水飴は使えます。

 

 

【はちみつの代用品⑥】ジャム

 

果実に砂糖を加えて煮詰めた食品がジャムですが、種類は多くイチゴ・リンゴ・ミカン・ブドウ・アンズ・木イチゴ類があります。

 

果実含有量の基準は45%以上で、糖度は4065度以上とジャム一瓶の全体量の50%近くが糖分です。

 

砂糖=糖分ではなく、果実を煮詰めて糖分を増しているので、極端に砂糖が多いわけではありません。

 

蜂蜜の代用品としては風味のある甘味の追加や、発色も良いのでデコレーションにジャムを用いてもおしゃれですね。

 

使用量はジャムの糖度や味で決めると良いでしょう。

 

 

【はちみつの代用品⑦】メープルシロップ

 

ホットケーキやワッフルにかけるメープルシロップの原料は、サトウカエデなどの樹液を濃縮したものです。

 

メープルシロップは、香りと甘味の強さの中にわずかに酸味があり少々クセが強いため、蜂蜜より使用する機会は少ないですよね。

 

ただ、蜂蜜に比べ低カロリーで、カリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル類が豊富に含まれている他、ビタミン類のパンテトン酸やビオチンも蜂蜜に比べて多く栄養価が長けています。

 

定番のホットケーキにかけたり、ケーキの生地に少し入れてみるのもおすすめです。

 

 

【はちみつの代用品⑧】ケーキシロップ

 

メープルシロップに似た風味で甘みの強いシロップです。

 

子どもの舌に合うメープルシロップの代用品のイメージですが、甘味という点はメープルシロップよりも甘く、カロリーも少し高めです。

 

ケーキシロップなので、ケーキの表面に塗るまたは生地に加えるとシロップの良さが引き立ちます。

 

ケーキに塗る際は、表面を触った時、まだ中から温かさが伝わる状態でケーキシロップを塗ってください。内部までケーキシロップが染み込み、しっとり感が増します。

 

 

【はちみつの代用品⑨】本みりん

 

みりんの原料は、蒸したもち米、米麹、焼酎もしくはアルコールです。

 

本みりんはブドウ糖やオリゴ糖などの多種類の糖で構成されてるため砂糖よりまろやかな甘味になります。

 

食材の表面に「テリ」と「ツヤ」も与えてくれ、かつみりんに含まれるアルコールと糖類が煮崩れを防いでくれます。

 

甘味とともにテリとツヤを与えてくれるみりんは、料理に使うのが良いですね。

 

 

【はちみつの代用品⑩】パイナップル

 

甘味料の視点から代用品を挙げてきましたが、蜂蜜には肉を柔らかくするという効果があり、肉に蜂蜜を染み込ませるレシピがあるのはそのためです。

 

パイナップルも同じくタンパク質分解酵素によって肉を柔らかくするため、酢豚にパイナップルが入っています。

 

料理の味付けに差支えず、柔らかい肉料理を作る時のみの代替品になります。

 

 

はちみつの代用するときの注意点

 

お菓子作りと料理では向いている代用品が変わってくるので、味や特性を見てから使用したほうが失敗しにくくなります。

 

特にチョコレートの湯せんに用いる蜂蜜はチョコレートの硬さを調節する為の蜂蜜なので、代用品によっては同じ効果が期待できません。

 

また色のある代用品を加えるとお菓子や料理の色が大きく変化する可能性があるので、見た目に差支えが出ないか考慮してください。香りも同様です。

 

大抵の蜂蜜代用品に合うものはヨーグルトやパンケーキ、珈琲や紅茶などの飲料ですが、ジャムの種類によってはヨーグルトに加えると酸味が増すだけになってしまう場合もあるのでご注意ください。

 

カワルンちゃん
その料理やお菓子に向いている代用品を複数加えても良いですが、配合を間違えると食べづらい味になってしまいますので可能なら少しずつ配合して味見するようにしてくださいね。

 

まとめ

まとめ

 

 蜂蜜の代用品は以下の10つがおすすめ。

 

【砂糖・ガムシロップ・黒蜜・オリゴ糖・水飴・ジャム・メープルシロップ・ケーキシロップ・本みりん・パイナップル】

 

 いずれもケースバイケースで十分代用品になる。