クッキーやケーキ、さらにちょっと手の込んだ料理が作れる便利な「オーブン」。
しかし、オーブンによっては天板が付いていないものがあるのをご存知でしょうか?
また、久々に天板を使用しようとしてどこにしまったかわからなくなってしまうこともありますよね。
さらに、近年多いオーブンレンジも物によっては、「ターンテーブルはついているけれど天板がない!」ということがあります。
パンなどの大きいものを焼くときはそのままでも大丈夫ですが、クッキーのように小さなものや汁が出る物、さらに様々な具材を乗せた物を焼くときは天板がないととても不便です。
そこで今回は、そんな困ったときに役立つ『オーブンの天板の代用品』をご紹介します。
ぜひオーブンの機能を最大限に活かしてみてくださいね。
オーブンの天板の代用品はこの6つがおすすめ!
オーブンの天板の代用品は「耐熱素材かどうか」が何よりも重要になります。
そのため、代用品には基本的には金属や耐熱容器を使用することになります。
オススメは・・・
- 金属製のトレーやバット、ケーキ型
- 耐熱素材のお皿
- ターンテーブルやフラットテーブル
- 取っ手の取れるタイプのフライパン
を使用することです。
そしてちょっと意外な手作り方法として「牛乳パック」を使用する方法があります。
【オーブンの天板の代用品①】金属製のトレーやバット
金属製のトレーやバットは汁の出る肉料理などでも美味しさを逃がさずに料理をすることができとても便利です。
オーブン対応のトレーやバットであることを確認し、網の上の乗せるだけでオーブンの天板の代用品になります。
天板代わりにバットに入れてオーブンに15分投入! pic.twitter.com/uyU2GWB2ZH
— とーり (@touri_ichi) February 13, 2019
トレーやバットの中にクッキングシートやシリコンシートを敷いておくと、焦げ付きを予防することができるのでオススメです。
この時、トレーなどからシートがはみ出していると火災の原因になりますので、事故を防ぐためにもはみ出した部分はハサミでカットするようにしてください。
【オーブンの天板の代用品②】ロールケーキ型
ロールケーキを作る時に使う四角いケーキ型も、大きさがしっかり合っていればそのままでオーブンの天板の代用品になります。
深さはないのでクッキーなど薄いものを作る時にオススメです。
ロールケーキ型(今度はオーブンレンジに入る大きさ)と、ケーキスライサー来ましたぞい☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ pic.twitter.com/8shx2hweVw
— 八汰@冬コミ日曜日南ヤ39b (@AchtRabe) November 28, 2019
ケーキは基本的にオーブンで作るものなのでほとんどのケーキ型がオーブン対応で作られています。
【オーブンの天板の代用品③】耐熱素材のお皿
グラタンやドリアなどを作るときは耐熱素材のお皿を利用するととても便利です。
オーブン対応のグラタン皿やカップなどに食材を入れ、そのまま網の上にのせて使用することができます。
鮭のオーブン焼き❣️
耐熱皿に冷凍野菜敷いて魚やシーフードミックスを置き、あれば料理酒を魚に振って、あとはオリーブオイルとガーリックハーブソルトまわしかけて300℃のオーブンで30分グリルしました🍁#手抜き料理#白ワイン買い忘れた件について pic.twitter.com/lnE3YdW0VP— miechan(みーちゃん) (@miechan_128star) September 18, 2019
【オーブンの天板の代用品④】牛乳パック+アルミホイル
今回ご紹介する代用品の中で唯一耐熱対応ではないのが牛乳パックです。
そのままでは燃えてしまう牛乳パックですが、ある工夫をすることでしっかりとした天板の代用品になります。
大きさも簡単に変えられるのでとても応用力のあるアイテムとしてオススメです。
【用意するもの】
✔ 牛乳パック
✔ アルミホイル
手順
- 牛乳パックをオーブンに入る用に切ります。
(※この時、箱型にするか平面にするかはお好きな方法を選んでいただけます。箱形にする時、牛乳パックを止める場合はセロハンテープではなくホチキスを使用してください) - 牛乳パックが見えないよう、アルミホイルで覆います。
- アルミホイルを巻き付けた牛乳パックをオーブンに入れます。
この方法で牛乳パックがオーブンの天板の代用品に早変わりします。
この時の注意点としては、「必ず牛乳パックが見えないようにすること」。牛乳パックが少しでも見えてしまっていると、オーブンの熱に負けてしまい火災が起きる可能性があります。
【オーブンの天板の代用品⑤】ターンテーブルやフラットテーブルにのせる方法
こちらはオーブンではなく主にオーブンレンジの場合、使える方法です。
オーブンレンジにはターンテーブルやフラットテーブルが付いています。
レンジ機能のみで使えるものと思いがちですが、オーブンレンジによっては最初からついているターンテーブルなどを天板として利用できるものがあります。
機種によって違いがあるので説明書を熟読するようにしてください。
【オーブンの天板の代用品⑥】取っ手の取れるタイプのフライパン
T-fal(ティファール)などの取っ手が取れるタイプのフライパンもオーブンの天板の代用品になります。
料理の下ごしらえをして、そのままオーブンに入れることができます。
時短でありながら、ちょっと手の込んだ料理を作ることができるので、忙しくても料理をするのが好きな方にオススメな方法です。
こちらが例のいつ開けたか覚えてないラムで作ったラムレーズンで作ったレーズンバターと上白糖の代わりのスティックシュガーと、1年半賞味期限の切れた小麦粉を目分量でどうにかして天板の無いオーブンにフライパンを突っ込んで作ったクッキーです。どうにかなる。どうとでもなる。 pic.twitter.com/pnYZzjPgEE
— へんり (@henri_o) June 6, 2017
昨夜、蜜蜂honeyな御姉様から、ご教授頂きました「塩釜」レシピ🍖
ゲランドなくて、ドイツ岩塩。
牛🐮高くて、豚🐷ですが、如何でしょうか、御姉様🌹?焼き上がるのが楽しみ楽しみ😺🎶
面倒猫は、天板代わりにT-fal使ってます。オーブンin出来て、便利よ! pic.twitter.com/8Y7pVvbxgD— しまねこ😺12/1クリマThanks<M446> (@neko_shimahana) March 25, 2018
オーブンの天板の代用品を選ぶときの注意点
オーブンの天板の代用品を選ぶとき、いくつか注意点があるのでご紹介します。
①オーブン対応のものであるかどうか(牛乳パックを除く)
バットやトレー、耐熱皿をご紹介した時にも書きましたが、必ずオーブン対応のものを使用しなければなりません。
自分で耐熱だから大丈夫、と思っていたお皿でも、レンジには対応できてもオーブンは対応していないというものが多くあります。
レンジとオーブンでは温度が大きく異なります。
そのため、一般的にお皿には購入時、裏についているシールにレンジとオーブンそれぞれ使用可能かの記載があるはずです。ちなみにレンジ禁止と書いてあるものはオーブンも禁止です。
昔から家に合ったものに関してはオーブンに対応していると思ってしまうのはとても危険です。
途中で割れてしまう可能性があるので改めて買ったほうが安心です。
②大きさが合うかどうか
天板の代用品を買いに行く場合、しっかりとオーブンの大きさを測っておくことが大切になります。
この時注意したいのがオーブンの中の大きさを測ることです。オーブンの外側を測っても意味がないので注意してください。
さらにもともと天板があるタイプのオーブンは中に天板を置くための出っ張りがあります。
③そもそも天板が必要なタイプかどうか
これはオーブンレンジによくあるパターンです。
レンジに使うターンテーブルが天板の代わりになるオーブンレンジが数多く販売されています。
これは商品の説明書の中で、オーブン使用時の項目を読むと分かるので熟読してみてください。
ターンテーブルを天板の代用品として使える場合は、クッキングシートなどをターンテーブルの上に置いてそのまま使用することができます。
また、オーブンの天板の代用品は使用し始めてからも気にしなければならないことがあります。
それが「天板利用時と比べ、火の通り方が異なる」という点です。
レシピに掲載されているオーブン使用時の時間は天板を使用した場合で考えられています。
オーブンの天板の代用品としてオーダーメイドという手も!?
これまでオーブンの天板の代用品をご紹介してきましたが、最も良い方法は「オーブンの販売元に問い合わせる」ということです。
本来、天板がついているタイプならば、天板のみを購入することができる場合があります。
費用はかかりますが、最も安全な方法です。
しかし、購入ができない場合やそもそも天板が付いていない場合もあります。
その場合はオーダーメイドで天板を作ってくれるサイトもあります。
まとめ
まとめ
✔ オーブンの天板の代用品はオーブンの熱に耐えうる素材かどうかが最も重要。
✔ オーブンの天板の代用品は金属製のトレー、バット、ケーキ型、耐熱素材のお皿、取っ手の取れるタイプのフライパンがオススメ。
✔ オーブンレンジの場合、ターンテーブルやフラットテーブルを天板の代わりとして使えるものが多い。
✔ オーブンの天板の代用品として牛乳パックとアルミホイルを組み合わせて自作することができる。
✔ オーブンの天板の代用品を選ぶとき、大きさをしっかり測っておくこと。
✔ オーブンの天板は販売元に問い合わせれば購入できる場合もある。
✔ オーブンの天板をオーダーメイドで作ってくれるサイトがある。