楽しくて可愛いセルフネイル。サロンに行くよりお財布に優しいですよね。
あんなデザインやこんなデザイン、今日の洋服のコーディネートに合わせて、と思いを巡らせるのも楽しみのひとつですね。
でも、奥が深いネイルの世界。「始めてみたいけど色んな道具が必要そう」「筆を使いこなせるか不安」と躊躇っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ネイルのバリエーションを増やしたい、時短したい方にもオススメな『ネイル筆の代用品』をご紹介します!
筆の代用品はこの6つがおすすめ!
さて、それではマニキュアやジェルネイルの筆の代用品をそれぞれ見ていきましょう。
まずはマニキュア筆の代用品です。
【マニキュア筆の代用品①】他のマニキュアブラシ
お手持ちのマニキュアの中に「コレの付属の筆は使いやすい!」というお気に入りがひとつはあると思います。
そのお気に入りの筆をキッチンペーパーで拭い、塗りたい色のマニキュアのボトルに突っ込むだけでOKです。
拭いただけで落とし切れない場合、キッチンペーパーに除光液を含ませ、優しく摘んで落とします。
【マニキュア筆の代用品②】キュアブラシ
上で、マニキュアは筆に使うのに適していないと書きましたが、例外としてマニキュア専用のブラシが販売されています。
爪の大きさに応じて毛の長さが選べ、細いので直接マニキュアボトルに差し込めるのも嬉しいです。
【マニキュア筆の代用品③】ファンデーションのパフ
ファンデーション用のパフも、マニキュア筆の代用品として使用することができます。
使用手順は以下の通りです。
手順
- 塗りたいマニキュアをファンデーション用のパフに塗り、指に押し当てます。
- 1回で薄いようなら、2回、3回と好みの色の濃さになるまでポンポンと叩きます。
- 除光液をつけた綿棒ではみ出した箇所を消したら、完成です。
使い捨てになってしまうので、100円ショップで大袋に入ったファンデスポンジを買って使うのがオススメです。
次にジェルネイル筆の代用品を見ていきます。
【ジェルネイル筆の代用品①】アクリル絵の具用の筆
アクリル絵の具の筆はジェルネイルに使用することができます。
同じ画材用の筆でも、水彩絵の具や日本画用の筆は合成樹脂であるジェルに耐える強度がありませんので、NGです。
間違えずアクリル絵の具用を選んでください。
【ジェルネイル筆の代用品②】メイクブラシ
メイク用のブラシをジェルネイルに使用することができます。特にリップブラシはメイク用の筆の中でも毛足が短く、塗りやすいです。
最初からキャップがついているのも嬉しいですね!
そのまま使うには毛が硬いかな?と感じたときは、以下の手順で行いましょう。
手順
- お湯に浸し、筆先を柔らかくします。(※耐熱温度はその筆によって違うので、ぬるま湯から始め徐々に熱いお湯を足していくと良いです。指で筆の柔らかさを確認しながらおこなっていましょう)
- 天日干しし、筆の中まで完全に乾燥させます。
【ジェルネイル筆の代用品③】ラッカー用ブラシ
プラモデルなどの塗装に使うラッカー用筆も、ジェルネイル筆の代用品として使用できます。
有機溶剤であるラッカーにも耐えうる強度のある筆ですので、安心して使用することができます。
ジェルネイル使った筆は、毎回ジェルクリーナー、もしくは無水エタノールで拭き取ってください。
そして紫外線で筆先を痛めないよう、キャップをする必要があります。
キャップが付いていないタイプの筆には、アルミホイルを巻くことで代用可能です。
色んなアレンジもできる!役立つネイル筆の代用品【8選】
さらにアート用の筆がなくても、以下の代用品でさまざまなアレンジを楽しむことができます!
①爪楊枝【ドットや細かい絵、模様を描く】
先端にマニキュアを付けて絵を描いたり、チョンチョンとドットを描いたりと細かな仕上げに便利です。
竹串も同様に使えます。
ドットを押すだけならば、先端が玉になっているアメピンもオススメです。
玉の部分にマニキュアを付けて爪にハンコを押すようにして使います。
②綿棒【ぼやけドット、スプレーアート感ネイルなど】
綿棒もドットを描くのに便利です。
ポップでくっきりとしたドットを描ける爪楊枝と違い、ぼんやり滲んだような優しい仕上がりになります。
綿棒の先端にマニキュアを塗り、爪にポンポン押します。
マニキュアを何色か爪に乗せて綿棒で混ぜたり、ドットを数個くっつけて花柄にしてもオシャレです。
③スポンジ【グラデーション】
台所用スポンジはグラデーションネイルを作るのに非常に便利です!
手順
- スポンジを爪より少し大きなサイズに切ります。
- マニキュアを2〜3色使い、横縞グラデーションになるようにスポンジを塗ります。
- 塗り終えたスポンジを爪に押し当てます。
- 爪からはみ出した部分があれば、リムーバーと綿棒で落とします。
スポンジは縦長の向きになるように、爪の長さを意識して色の幅を決めると綺麗に仕上がります。
④アイシャドウチップ【丸フレンチ、ハートのフレンチなど】
アイシャドウチップはころんとした可愛い形をしていますので、そのフォルムを活かした丸フレンチやハートのフレンチネイルにオススメです。
手順
- あらかじめ爪にベースカラーを塗っておきます。
- アイシャドウチップにアクセントカラーにしたいマニキュアを塗り、爪先に押し当てます。
可愛らしい丸フレンチは、ぷっくりとしたジェルネイルや、パステルカラーとの相性抜群です。
また、アイシャドウチップの先端の方のみを使い、爪先に均等に二列になるように押すとハートのフレンチネイルが完成です。
⑤野菜や果物のネット+スポンジ【網模様】
ミカンやオクラが入っていたネットも、スポンジと組み合わせて使用することができます。
細かな網目模様が簡単に描くことができますので、ネイルのアクセントにオススメです!
手順
- あらかじめベースカラーを塗っておきます。
- ネットを爪にかぶせ、マニキュアを塗ったスポンジを上からポンポンと押します。
- ネットを外します。
気を付けたいのは、ベースカラーと上から重ねた色が入れ替わるような仕上がりになることです。
例えば「白地に黒の網目模様を描きたい」と思った場合、ベースに黒を塗り、ネットをかぶせて上から白のマニキュアを重ねることになります。
他の爪とベースカラーを揃えたい場合は特に注意してくださいね。
⑥食品用ラップ【アート柄】
食品用のラップを使い、幾何学っぽいアート柄を描くことができます。
手順
- ベースカラーをあらかじめ爪に塗っておきます。
- くしゃくしゃにしたラップにネイルをざっと塗ります。
- ラップを爪に押し当てます。
ポイントは、ラップにあまりべったりとマニキュアを塗りすぎないことです。力を抜いてラフに塗りましょう。
⑦マスキングテープ【マスキング用、ネイルシールとして】
人気の雑貨、マスキングテープもなんとネイルに使用することができます。
塗りたくない部分に貼ってはみだしを防ぐ「マスキング (養生)」に使用すると、フレンチネイルやブロックネイル、ラインなども思い通り描くことができます。
さらに面白いのが、マスキングテープをネイルシールとして使用することができるんです。
手順
- マスキングテープを爪より少し大きめに切ります。
- シワにならないよう気を付けながら爪にマスキングテープを貼ります。
- はみ出した箇所を爪切りで切り落とし、トップコートやジェルを塗ります。
お気に入りのマスキングテープが自分のネイルに、と思うと嬉しいですね!
⑧絆創膏(ドット、フレンチなどのマスキング用)
マスキングといえば、絆創膏も便利です。
絆創膏の穴が開いた部分を切り取って爪に貼り、上からマニキュアを塗ることで、ドットを描くことができます。
また、絆創膏の隅のカーブを生かして、フレンチネイル用のマスキングをすることもできます。
絆創膏を切り取り、爪の縁からお好みの幅を開けて貼り付け、その上からマニキュアを塗ります。
セルフネイルの可能性って無限大ですね!
身近にあるものを使って、ぜひ自分だけのオリジナルネイルを作り出してください♪
まとめ
まとめ
✔ マニキュアのハケが使いにくい場合、使いやすい他のマニキュアの筆をきれいに拭って使うと良い。
✔ マニキュア専用の筆も販売されている。
✔ ファンデーション用のパフをネイル筆の代用品として使用することもできる。
✔ ジェルネイル用の筆として、アクリル絵の具用やラッカー用の筆を代用できる。
✔ メイク用のブラシもジェルネイルに使用することができる。