熱々のお鍋を食卓に置くときに使う鍋敷き。
よく温まったおでんを皆で食べるときなどは、鍋敷きがあるととても便利ですよね。
どの家庭でも1つがあるであろう鍋敷きですが、なかには「持っていない」「こないだダメにしたから捨ててしまった」というお宅もあることでしょう。
せっかく皆でお鍋を食べようと思っていたのに、鍋敷きがないと困ってしまいますよね。
そんなときに、鍋敷きの代用に出来るものを知っておくと、とても助かります。
そこで今回は、困ったときに役立つ『鍋敷きの代用品』についてをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
鍋敷きの役割や種類は?
鍋敷きは、熱々の鍋ややかんなどをコンロから降ろす際に、調理台やテーブルを傷めないように下に敷く敷き物です。
鍋敷きが熱を吸収することで、調理台やテーブルを保護することができます。
おでんのようにお鍋ごとテーブルに持って行くような料理のときや、他の料理を作る際に出来上がった料理の鍋をコンロから調理台に移動させるときなどに、鍋敷きは大活躍することでしょう。
また、鍋敷きにはいくつかの種類があります。
布製のものをはじめ、木製や金属製、陶器製、コルク製などバラエティに富んでいますが、最近はシリコン製のものが人気です。
どれも熱から調理台やテーブルを守るという鍋敷きの基本的な役割を果たすほかにも、それぞれに長所があります。
例えば、布製のものはいつでも簡単に洗えて衛生的ですし、シリコン製は滑りにくく安定性があり、金属製は耐久性に優れているのがいいところです。
鍋敷きの代用品はこの10つがおすすめ!
【鍋敷きの代用品①】段ボール
段ボールは適度な厚みがあって鍋などの熱をしっかり吸収してくれますし、鍋くらいの重みでは簡単につぶれることもないので、鍋敷きの代用品には持ってこいです。
研究室でもつ鍋パしてる(鍋敷き代わりの段ボール) pic.twitter.com/P43asIiG0k
— モカ子 (@m_mkk102) 2018年8月16日
ちょうどいいサイズに切って使えますし、使い終わったあとはそのまま捨てられるのでとても扱いやすい代用品と言えるでしょう。
また、段ボールは加工のしやすさがいいところで、オシャレなお手製鍋敷きを作ることができます。
何も加工しなくても鍋敷きとして使うことは出来るのですが、どうせならオシャレにしたいという人や来客時にお鍋をしたいという人は、このお手製鍋敷きがおすすめです!
【鍋敷きの代用品②】新聞紙
新聞紙は1枚だけではなく、何枚かを重ねることで鍋敷きの代用品とすることができます。
今日の実家飯。うどん鍋(?)と途中でトマトが足りなくなったサラダ。鍋敷きが無いので新聞紙で代用。 pic.twitter.com/hVfUeNMRxa
— あさだみほ (@asayanen) 2017年11月25日
新聞紙に厚みを出すことで、調理台やテーブルを熱から守ることができます。
使い終わったあとはそのまま捨てることができるので、汁などで汚してしまっても大丈夫です!
ただ、新聞紙は鍋やテーブルなどに色や柄が移ってしまうことがあります。
【鍋敷きの代用品③】タオル
タオルも新聞紙と同様に、何枚か重ねることで鍋敷きの代用品とすることができます。
【10/3の晩御飯】
・豚と白菜のミルフィーユ鍋鍋敷きがなかったのでタオルで代用😅
お手本通りにならなかったけどこれこれで美味しい😋ひとり鍋ですよ、ええ pic.twitter.com/ZTXyKVUEqB
— あじさい/ハル (@ajisai_2552) 2016年10月2日
新聞紙と違って色や柄移りもないので、安心して使うことができます。
なかには「より安全に使うためにも、タオルは濡らして使ったほうがいいのでは」とテーブルへの伝熱を心配する人もいるかもしれませんが、乾いたタオルのほうが熱を通しにくいので、タオルは乾いたものを使うのがいいでしょう。
【鍋敷きの代用品④】雑誌
読み終わってゴミの日を待っている雑誌も、鍋敷きの代用品にはピッタリです。
雑誌にはページ数があるので、1冊あれば十分に鍋敷きとして使うことができます。
ラザニア大成功。美味しかった。
鍋敷きが無いから代わりにマンガ雑誌を敷いた。 pic.twitter.com/yINu5iO7By— せな公 (@ZZombi1010) 2019年5月1日
なかでも、タウンページやカタログ、週刊マンガ雑誌などはページ紙が多く厚みがあるのでおすすめです。
ただし、雑誌は表紙がカラーなので色移りしてしまうおそれがあります。
【鍋敷きの代用品⑤】ランチョンマット
食事時のテーブルの防汚に使われるランチョンマットも、素材次第では鍋敷きの代用をすることができます。
鍋敷きの代わりに畳んだランチョンマットでいいや、と横着したら焦げた
気に入ってたのに pic.twitter.com/rODJq4pMSw— 池田裕子 (@ikedayuko) 2018年4月21日
ランチョンマットには木製やビニール製、樹脂製など様々な素材のものがありますが、代用品にするなら「布製」に限ります。
【鍋敷きの代用品⑥】ミトン(鍋つかみ)
素手で持てなくなるほど熱くなった鍋や鉄板を持つときに使うミトン(鍋つかみ)も、実は鍋敷きの代用品とすることができます。
鍋敷きなかったから鍋つかみ代用。 pic.twitter.com/dEJwwselt0
— めめこ (@memeko_0108) 2017年3月9日
ミトンは熱を通さないための構造がなされており、それを活かすことで鍋敷きとして使うことができます。
ただし、ミトンのサイズが鍋よりも小さかったら代用するのは難しいでしょう。
【鍋敷きの代用品⑦】カッティングボード
カッティングボードは、アヒージョやオムレツを作ったスキレットの敷き物として使われることもあるように、サイズ感さえマッチすれば鍋敷きの代用品として使うことができます。
カッティングボードはいいぞ。
鍋敷きにもなる pic.twitter.com/zpdCSg31EQ— 燻丸@停学 (@ibushi_maru) 2016年3月12日
【鍋敷きの代用品⑧~⑩】そのほか!みんなのアイディア
◎台拭き
鍋敷き代わりに台拭き置いてるのはご愛嬌 pic.twitter.com/1NDmXahZPA
— アナスイ (@Highwaystqr) 2018年10月20日
◎ストーンプレート
オーブンレンジ様のおかげで机が狭い(笑)
そして、鍋敷きが無かったのでストーンプレートで代用。
なんだかなぁ。 pic.twitter.com/KBIfSogdUH— 黒子 (@husinnsya) 2018年5月10日
◎木の板
味噌煮込みうどん
by母鍋敷き代わりの木の板は
父の日曜大工の余り物らしい…wこの雑な感じが実家に帰ってきたな〜って思う😇 pic.twitter.com/SVrA3nBUnl
— 加藤みおり@パーソナルスタイリスト&フリーランス事務始めました🌸 (@MirainaruMe) 2018年12月30日
段ボールで簡単に作れる!お手製鍋敷きの作り方をご紹介
前述したように、段ボールの加工しやすいという特徴を活かすことで簡単にオシャレな鍋敷きを作ることができます。
手作りすることで愛着がわきますし、自分の好きなデザインの鍋敷きを作ることができます。
また、家にあるものや残っているものだけでも作ることができるので、低コストなのも嬉しいポイントでしょう。
【用意するもの】
✔ 段ボール…3枚から4枚ほど。重ねて厚みを出します。
✔ 厚紙…1枚。型紙として使います。
✔ お好みの布や紙…適度なサイズ感のものを1枚。最後に段ボールのトップに貼る飾りつけ用です。
✔ カッターやハサミ、鉛筆、ボンド…段ボールの加工や貼り付けで使います。
手順
- まずが型紙つくりから始めます。厚紙に自分が作りたい鍋敷きのデザインを描き、切り抜きましょう。
- 作った型紙を使って、全ての段ボールに型を書き写します。
- 型に沿って、全ての段ボールを切ります。
- 段ボールを切り終わったら、ボンドを使って段ボール同士を貼り合わせていきます。ずれないように、ピッタリと貼っていきましょう。
- 貼り合わせた段ボールは、おもしを乗せて1日から2日ほど乾かします。
- ボンドが乾いたら、鍋敷きの表面となる部分にお好みの布や紙を貼ります。ボンドでしっかりと貼り付けていきましょう。
- 1日ほど乾かしたら完成です!
このように、とても簡単なので何種類でも作ることができます。
お手製の鍋敷きがいくつかあると、お料理やお鍋タイムが楽しくなることでしょう。
まとめ
まとめ
✔ 鍋敷きの役割は、鍋ややかんなどの熱から調理台やテーブルを守ること。
✔ 鍋敷きには、布製のほかにも木製や金属製、陶器製、コルク製、シリコン製などがあり、それぞれに長所がある。
✔ 鍋敷きの代用品は、以下の10つがおすすめ。
【段ボール、新聞紙、タオル、雑誌、ランチョンマット、ミトン(鍋つかみ)、カッティングボード、台拭き、ストーンプレート、木の板】
✔ 段ボールの加工しやすいという特徴を活かすことで、低コストかつ自分のお好みのデザインの鍋敷きを手作りすることができる。