焼きそば、牛丼、チャーハンにお好み焼き。
紅しょうがはさまざまな料理に添えられ、味付けや彩りにアクセントを与える役目を果たしています。
しかし、食べたいときに「家にない!」なんてこともありますよね。
紅しょうがが手元にないとき、代わりになる食材にはどんなものがあるのでしょうか?
今回は、困ったときに役立つ『紅しょうがの代用品』についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
紅しょうがってどんなもの?
紅しょうがは、生姜を梅酢に漬け込んでつくられた漬物の一種です。
梅干しは塩漬けにした梅の実を天日干ししてつくられますが、塩漬けにした後に残るのが梅酢という液体です。
名前のとおり梅の風味を感じられる梅酢は貴重な調味料として使われることもあり、これを利用した漬物のひとつが紅しょうがというわけです。
あの酸っぱい味は、梅酢からくるものだったんですね。
代用品を選ぶコツはやはり、口の中をさっぱりさせる「酸味」と、料理のアクセントになるような「塩気や辛味」を感じられるものを選びましょう。
紅しょうがの代用品はこの8つがおすすめ!
【紅しょうがの代用品①】梅干し
上記のように、紅しょうがは梅酢に漬け込むことによってつくられます。
紅しょうがの風味が梅を漬けるときに出る梅酢由来のものであるなら、「梅干し」は代用品として十分に役目を果たすことができます。
紅しょうががなかったから梅干しで代用 pic.twitter.com/aOZBkyhoo2
— ざきこ (@tabascochan_) 2017年7月20日
酸味と塩気だけを料理に足したいなら、昔ながらのシンプルな梅干しがおすすめです。
赤しそを使って漬けたものなら、彩りの意味でも立派に代役を務めてくれるでしょう。
【紅しょうがの代用品②】しば漬け
赤紫色が鮮やかな漬物の一種、「しば漬け」を代わりに使うのもいいでしょう。
紅しょうがが苦手なので
代わりにしば漬けを使いました!
サーモンのステーキは
いいアクセントになって
美味しかったです(^^)あさりのぬるま湯での砂抜きは
びっくりする位効果あり過ぎて
これからはこの方法で砂抜きします!#cookpadTV #和牛キッチン pic.twitter.com/bSbiPMI85D— さとみ (@satoking5558) 2019年3月18日
梅干しでは少々寂しく感じられた歯ごたえも、しば漬けならポリポリと気持ちのいい食感を楽しむことができます。
京都の伝統的な漬物である「しば漬け」は、ナスやきゅうりを赤しそと塩で漬けたもの。
赤しそは梅干しを漬けるときにも使われますから、紅しょうがの代わりに使っても大きな違和感を感じることはないでしょう。
【紅しょうがの代用品③】福神漬け
カレーライスをつくった日に開封した「福神漬け」が余っているなら、お好み次第でこちらも紅しょうがの代用品としておすすめです。
ヒルメシです😆🎵🎵
冷蔵庫の余りの焼きうドォーーン😊
紅しょうが無かったので福神漬けで😅 pic.twitter.com/KK8GK1B2j0
— 一の蔵 (@surfsurfersurf1) 2018年9月6日
福神漬けは梅酢や赤しそで漬けられているわけではありませんが、味付けにはお酢も使われており、ほどよい酸味は料理のアクセントや口直しとして役目を果たすことでしょう。
紅しょうがとくらべると甘みが強いので、使用する量には注意が必要です。
しば漬けや福神漬け以外にも多くの種類がある漬物。
それぞれに風味に特徴がありますが、それを踏まえた上で分量に気を付けながら使ってみると、料理との相性によっては新しい美味しさを発見できるかもしれません。
【紅しょうがの代用品④】キムチ
お好み焼きやたこ焼き、焼きそばなどをつくるとき、紅しょうがに代わる何かで味にアクセントをつけたいという場合は、「キムチ」を使うのもおすすめです。
紅しょうが切らしてたからキムチで代用 pic.twitter.com/y8Uw5Y8so2
— かわいさん (@nogoro_kun) 2017年8月3日
【紅しょうがの代用品⑤】ガリ
お寿司の横に添えられていることが多い「ガリ」。
ガリは生姜をお酢に漬け込んだものであり、その点で紅しょうがととても近いものですので、代用品として活躍するでしょう。
豚ドゥン~
紅しょうがないからガリで代用 pic.twitter.com/vQ76uMteVv— みどら (@midritomidra) 2019年1月10日
生姜を甘酢に漬け込んだものがガリ、梅酢に漬け込んだものが紅しょうがで、それぞれ関東と関西で食べ方に違いが生まれたといわれています。
甘酢と梅酢、風味は多少異なりますが、紅しょうがが手に入らなければ、ガリを刻んで使ってみましょう。
【紅しょうがの代用品⑥】生姜+合わせ酢+赤しそのふりかけ
冷蔵庫に「生姜」があるなら、千切りにして「合わせ酢」と「赤しそのふりかけ」で、紅しょうが風に味付けしてしまうというアイデアもあります。
保存容器に材料を詰めて半日ほど漬けておくだけという手軽さがうれしいレシピです。
【紅しょうがの代用品⑦~⑧】そのほか!みんなのアイディア
◎新生姜
紅しょうがの代わりに新生姜もよいよい pic.twitter.com/bfdTSML5p3
— ジュリエッタ (@RGM89D7a6) 2018年1月22日
◎みょうが
冷やし中華はじめました。紅ショウガの代わりにミョウガにしてみました。明日のお弁当分も作ってしまいましたが、果たして美味しさは保たれますでしょうか。いただきます。 pic.twitter.com/AZOsFSKQ4Z
— ゆりち (@yuri_m1029) 2017年5月22日
新生姜と市販の梅酢でつくる自家製紅しょうが
もし、新生姜が手に入り、手間をかける時間があるならば、いっそ自宅で簡単に紅しょうがを手作りしてみるのはいかがでしょうか?
【用意するもの】
✔ 新生姜
✔ 塩(生姜の重量の約3%)
✔ 梅酢(生姜がひたひたに浸かる量)
手順
- スライスした新生姜に塩を振って数時間置きます。
- 時間が経って塩がなじんだら、生姜を両手でぎゅっと絞りましょう。
塩を振ったきゅうりや大根の水気を絞るのと同じ要領です。 - 絞り終えたものを風通しのよい場所に干しておくことができればなおOKです。
長く保存できる紅しょうがをつくるには、生姜の水分をしっかりと抜いておくことが肝心です。 - 水分を絞り終えた新生姜を保存容器に詰め、梅酢をひたひたになるまで注ぎます。
生姜はあらかじめ千切りにしてから容器に詰めるようにすると、お料理に使用するときに便利です。 - 冷蔵庫で数週間~1か月ほど保管すれば完成です。
まとめ
まとめ
✔ 紅しょうがは、生姜を梅酢に漬け込んだ漬物の一種。
✔ 紅しょうがの代用品には、以下のような食品がおすすめ。
【梅干し、しば漬け、福神漬けなどの漬物、キムチ、ガリ、生姜+合わせ酢+赤しそのふりかけ、新生姜、みょうが】
✔ 新生姜に塩を振り水気を抜いたものを梅酢に漬けこむことで、自宅でも簡単に紅しょうがを作ることができる。