お菓子のレシピに偶に書かれている「メープルシュガー」。
しかし、あまり聞きなれない・見たことのないものですよね。
当然家に置いてあるということもあまりないと思います。
やっぱりメープルシュガーないかー........
無印とかだったらあったかもしれないんだけど、閉まってるからなぁ........
— フィー (@Fia_1399) May 2, 2021
メープルシュガーがないー
— あすたな (@Astona_tachyon) August 1, 2013
メープルシュガーがなくて作るのを断念…なんていうこともあるかもしれません。
では、メープルシュガーがない場合、他のもので代用ができるのでしょうか?
今回は、困ったときに役立つ『メープルシュガーの代用品』についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
メープルシュガーの特徴と代用品を選ぶ際のコツ
メープルシュガーは聞いたことなくても、メープルシロップは知っている方も多いのではないでしょうか?
メープルシロップは、ハチミツに色や見た目が似ており、独特の味わいがあります。
パンケーキなどにかけるととてもおいしいですよね。
メープルシュガーの素は、シュガーメープルなどの楓の木から採取した樹液です。
シュガーメープルとは、主にカナダで栽培されている木の種類。カナダ国旗にもシュガーメープルの葉っぱがかたどられています。
この樹液を煮詰めて濃縮させたものがメープルシロップです。
さらに、メープルシロップから水分を取り除いてサラサラの粉状にしたものがメープルシュガーです。
妹が昔ディズニーで買ったプーさんのハニーフィナンシェが美味しかった!食べたい!ていうから作ろうと思ったけど、メープルシュガー売ってないからメープルシロップからとりだした pic.twitter.com/RnVbtqto01
— ゆりもち (@ckw_norway) November 21, 2020
100%樹液でできており、「森のお砂糖」と呼ばれています。
成分が濃縮されているのでミネラル分が豊富。砂糖に比べてカロリーも低めなのも魅力的です。
少し価格は高めですが、メープルならではの味わいとスッキリとした甘さがいつもと違う特別感を演出してくれます。
メープルシュガーの代用品を選ぶ際は、やはり同じようにコクのある砂糖を使うのが一番です。
メープルシュガーの代用品はこの7つがおすすめ!
砂糖にはいろんな種類があります。
それぞれに特徴があり、その特徴に合った使い方があります。
メープルシュガーと同じような風味を再現することはできませんが、砂糖としての代用品はいくつかあります。
①ブラウンシュガー
いわゆる「茶色い砂糖」です。
これも細かく種類がありますが、日本で比較的簡単に手に入るものとして次のようなものがあります。
ブラウンシュガーは天然のものが多いので、栄養面でもメープルシュガーに負けず劣らず豊富に含まれます。
黒糖
黒糖は、サトウキビが原料です。
絞り汁を加熱して水分を蒸発させた、精製されていない砂糖です。
メープルシュガーのサトウキビ版です。メープルシュガーとは少し違いますが、コクや独特な味わいがあり、代用品として使っても問題なく作れます。
お花っぽいクルミパン(^ ^) メープルシュガーがないから黒砂糖代用で。ほのかに甘い pic.twitter.com/fJiPMBYv1S
— 小紅 (@kyourasuku) May 4, 2014
きび砂糖
きび砂糖もサトウキビから作られます。
黒糖と白砂糖のちょうど中間の精製度です。
コクという点ではやや劣りますが、サラサラで使いやすいです。
メープルバターツオップのメープルシュガーをきび砂糖で作ってみた pic.twitter.com/IU3WJvjpVg
— りーちゃん (@8r3s1) July 31, 2015
てんさい糖
甜菜を原料とした砂糖です。
オリゴ糖やミネラルが豊富に含まれます。
まろやかな甘みとコクがあり、お菓子作りにもよく使われるのでメープルシュガーの代わりとして問題ありません。
三温糖
これは、天然とは言い難いですが、「茶色い砂糖」という点でブラウンシュガーの仲間に入っています。
三温糖は、上白糖やグラニュー糖を作ったあとの糖液を煮つめて作り、カラメルを加えたものです。カラメルを入れることで茶色くなり、味に深みが出ます。
メープルシュガーの風味とは違いますが、三温糖独特の香ばしさが出ておいしく仕上がります。
②上白糖・グラニュー糖
上白糖やグラニュー糖はクセがなく、どんなお菓子、料理にもなじみます。
たいていのご家庭にあると思うので、わざわざ買いに行かなくても思い立ったらすぐ作れますね。
しかし、残念ながらコクや独特な味わいはあまり期待できません。
③メープルシロップ
メープルシロップなら家にあるというご家庭も多いと思います。
シロップなので、全量を代用すると水分が多くなりまとまりにくくなってしまいますが、風味付けとして上記の砂糖類と併用するとうまくいきます。
やっぱりメープルの風味が欲しい…という方は使ってみてはいかがでしょうか?
メープルマフィン
いつもはメープルシュガーで作るけど、今回はメープルシロップで作ってみた。#手作りおやつ pic.twitter.com/xdwXI8Yt6d
— ゆき (@yukihitog) April 4, 2018
④ハチミツ
これもメープルシロップ同様、砂糖類と併用して使うことができます。
失敗なく作れますが、やはりハチミツ独特の風味に仕上がるので、ちょっと違った味わいになります。
注意点
ハチミツにはボツリヌス菌が混入していることがあり、加熱しても殺菌できません。
1歳以上になると体に入ってきてもやっつけることができるので問題ありませんが、赤ちゃんが食べるとまだ腸内環境が整っていないので菌が増え、病気になってしまいます。
一歳未満の赤ちゃんが食べるものには使わないようにしましょう。
メープルシュガーはどこで買える?
ここまでメープルシュガーの代用品についてお伝えしてきました。
代用はできそうだけど、やっぱりメープルシュガーを使ってみたい…。
では、メープルシュガーはどこで手に入るのでしょうか?
①製菓専門店
その名の通り、お菓子作りに必要なアイテムが豊富にそろっています。
当然、メープルシュガーやシロップも置いてあるでしょう。
②輸入品を取り扱うお店
輸入雑貨や輸入食品が置いてあるところでも手に入れることができるでしょう。
③デパ地下
デパ地下にも輸入食品が売られていることが多いでしょう。
高級感漂いますが、品揃えは豊富です。
④ネットショップ
ネット検索すれば一発で見つかります。
お店によって送料がかかったり、届くのにも少々時間がかかりますが、急がない場合は一番確実な方法になります。
ネットショップでは、200gでおよそ700円台からあります。
まとめ
まとめ
✔ メープルシュガーとは、楓の木の樹液を煮詰めてシロップにし水分を取り除いたもの。
✔ 「森のお砂糖」と言われ、ミネラルが豊富でカロリーも低め。
✔ 代用品にはコクのある粉類の砂糖を使った方が失敗しない。
✔ ブラウンシュガーは、代用品で使える。
✔ サトウキビが原料の黒糖やきび砂糖、甜菜を原料としたてんさい糖、上白糖の残りの糖液を煮詰めカラメルを加えた三温糖がブラウンシュガーの仲間。
✔ 上白糖・グラニュー糖、メープルシロップ、ハチミツも代用可能。
✔ ハチミツはボツリヌス菌が混入しやすいので、赤ちゃんには不可。
✔ メープルシュガーは①製菓専門店、②輸入品店、③デパ地下、④ネットショップなどで購入可能。