料理にお菓子作りにと、大活躍する「水飴」。
大学芋や生キャラメルを作る際には、水飴がないと始まりません。
トロリとした触感でよくお料理やお菓子に絡み、ツヤ出しの効果もあり、砂糖の代わりにお料理に水飴を使っているは結構多いものです。
しかし、急に水飴を使ったお菓子や料理を作りたくなっても「水飴がない!」なんてことになったら残念ですよね。
そんなときに水飴の代用になるものを知っておくと、とても便利です。
今回は、そんな困ったときに役立つ『水飴の代用品』についてご紹介します!
目次
そもそも水飴って何でできているの?
(水飴 出典:Wikipedia)
トロリとした質感に優しい甘みが特徴の水飴。
甘さがあるので、砂糖がたっぷり入っているのかと思う人もいることでしょうが、実は水飴の主な原料は穀物にたくさん含まれている「でんぷん」なのです。
水飴はでんぷんを糖化させ、ひたすら煮詰めて作ります。
砂糖のようなコクはありませんが、スッキリとした甘みがあり、クセがないので料理の風味や素材の味を邪魔しないので、甘味調味料として愛用している人も多いでしょう。
水飴の代用品は比較的簡単に作れる!
水飴を使ったレシピなのに、水飴がないとなると慌ててしまうことでしょう。
ですが、水飴は家にあるもので代用品が作りやすいので、水飴がなくてもレシピを諦める必要はありません。
水飴の代用品は粉状の材料を使うことが多いですが、そういうときは「水」に溶かして加熱するだけでOKです。
どのお宅にも置いてある調味料と水さえあれば、簡単に水飴の代用品を作ることができちゃいます。
また、代用品の中には液状のものもありますが、それを使用する場合はそのまま水飴と同じように使えるものが多いです。
粉状の代用品と違ってひと手間がいらないのは使いやすいですよね。
とにかく便利なので、液状の代用品があるときはそちらを使うといいでしょう。
水飴の代用品はこの7つがおすすめ!
【水飴の代用品①】はちみつ
栄養たっぷりでコクのある甘味が特徴の「はちみつ」。
お料理にお菓子作りに愛用している人は多いことでしょう。
そんなはちみつは、水飴の代用品として使うことができます。
バレンタイン🎁
ビスキュイにアーモンドプードル、
刻みアーモンド中身にはホワイトチョコ、マンゴーピューレ、マンゴー果肉のムース
グラサージュのチョコは水飴がないので、はちみつで代用!
いいツヤになりました💓 pic.twitter.com/SyQEcA4wpA— にャんふさ❤ (@nyanfusa) 2017年2月12日
はちみつを水飴の代用品として使うときは、そのまま水飴の代わりに使ってOKです。
ただ、はちみつは独特なコクがあるので、仕上がりは多少水飴とは異なります。
【水飴の代用品②】普通の砂糖
どのご家庭にも甘味料として置いているであろう「普通の砂糖」。
基礎調味調の1つなので、常備しているお宅も多いことでしょう。
そんな普通の砂糖も、ひと手間加えるだけで水飴の代用品とすることができます。
普通の砂糖で代用を作るときは、砂糖2:水1の割合で混ぜ合わせ、加熱することで作成が可能です。
ふと思い立ち、砂糖と水で水飴作り。 pic.twitter.com/IAUEoIN11z
— ken-ji (@keeeeeeeenji) 2014年12月20日
火にかけて作るのもOKですし、電子レンジを使えば、とても簡単に作ることができます。
ただ、焦がさないようにマメに確認しながら加熱していきましょう。
ちなみに、加熱する際の注意点は「完全に沸騰させない」ことです。
電子レンジでもガスでも、フツフツとしてきたら一旦加熱を中断して代用品の様子を確認しながら作るといいでしょう。
【水飴の代用品③】オリゴ糖
低カロリーで、胃腸の働きを助ける甘味料の「オリゴ糖」。
健康志向の人は、砂糖の代わりにオリゴ糖を使っている人も多いことでしょう。
そんなオリゴ糖も、ひと手間加えることで水飴の代用品とすることができます。
鍋をキレイにして、あんこと水、オリゴ糖を入れる。
(有名既製品メーカーの美味しい羊羹は、こだわりの白ザラメや水飴を使っている。僕は水飴の代わりにオリゴ糖を代用) pic.twitter.com/5EZZiJsE
— yoshitaka.o (@yoshisugar) 2012年8月5日
オリゴ糖を代用品として使うときは、普通の砂糖と同じようにオリゴ糖2:水1の割合で混ぜ合わせ、加熱して作ります。
【水飴の代用品④】グラニュー糖
普通の砂糖よりも純度が高い「グラニュー糖」。
普通の砂糖よりもサラサラとしており、お菓子作りや飲み物の甘み足しとして使われることが多いです。
そんなグラニュー糖も、水飴の代用品として使うことができます。
グラニュー糖を鍋に入れて、全体が浸るまで水を入れて加熱します。
加熱の終了は色で判断!100度を超えたら目を離さないで!125度までの間で色が急に黄色になるので、見逃さないように注意です。
全体が黄色くなったらべっこう飴の完成です。
(コンロの汚れは見逃して…) pic.twitter.com/lPFJEbkBUg— G3💛🐰 因幡組広報課撮影係🐰💛 (@G3_Gulden_Draak) 2018年12月24日
グラニュー糖で代用品を作るときは、普通の砂糖と同様にグラニュー糖2:水1の割合で混ぜ合わせ、加熱することで作成が可能です。
【水飴の代用品⑤】ガムシロップ
アイスコーヒーやアイスティーを飲む際に、甘み足しとしてよく使われる「ガムシロップ」。
クセのない甘さで、飲み物の味を引き立ててくれますよね。
そんなガムシロップも、水飴の代用品として使うことができます。
#迫真料理部
大学芋
水飴が無かったからシロップで代用し、ゴマがなかったので諦めました。
左が紅あずまで右が紅はるかです、おいしかったです。すすすすすす pic.twitter.com/OhIX8KRQBw— オッスくん (@OSSU_bad_AIM) 2017年10月9日
ガムシロップを代用品として使うときは、そのまま水飴と同じように使ってOKです。
【水飴の代用品⑥】三温糖
砂糖を作る際に出た糖液を、何度か煮詰めて作られた「三温糖」。
茶色がかっているのが特徴で、深いコクがあるので和食や和菓子を作るときによく使われてします。
そんな三温糖も、水飴の代用品とすることが可能です。
三温糖を使って代用品を作るときは、砂糖などと同様に水に混ぜてじっくりと加熱して使いましょう。
【水飴の代用品⑦】レアシュガースウィート
健康面や美容面を気にする人に注目されている甘味料の「レアシュガースウィート」。
希少糖とぶどう糖、果糖を理想的なバランスで含有したヘルシーな甘味料なのです。
しっかりとした甘みがあり、クセもないのでとても使いやすく、飲み物に入れる他にもお料理やお菓子作りなどにも使われています。
そんなレアシュガースウィートも、水飴の代用品として使うことが可能です。
レアシュガースウィートを代用品で使うときは、水飴を使うときと同じように使いましょう。
まとめ
まとめ
✔ 水飴の主な原料は砂糖ではなく、穀物にたくさん含まれている「でんぷん」。
✔ 水飴の代用品は粉状の材料を使うことが多いのですが、そういうときは「水」に溶かして加熱するだけでOK。
✔ 水飴の代用品は、以下の7つがおすすめ。
【はちみつ、普通の砂糖、オリゴ糖、グラニュー糖、ガムシロップ、三温糖、レアシュガースウィート】