【ロールケーキ型の代用品 5選】クッキングシート・新聞紙・アルミホイルなど代替品&折り方を紹介!

 

シンプルでおいしい、「ロールケーキ」。

 

思い立ったときに挑戦できるロールケーキですが、せっかく作ろうと思っても「家に型がないから作れない!」ということもありますよね。

 

 

カワルンちゃん
やばい!ロールケーキの型がない。どうしよう…

 

また、わざわざケーキごとに型を買おうと思っても、しょっちゅう作るわけでもないのでもったいなく感じてしまうこともあります。

 

今回はそんな困ったときに役立つ『ロールケーキの型の代わりに使えるもの』をご紹介していきます!

 

ロールケーキの型の特徴と代用品を選ぶコツ!

 

 

一般的に売られているのは、高さ約2cmで約28cm×28cmの正方形や、長方形の形をしています。

 

鉄製やスチール製、アルタイト製が多く、生地をはがしやすいようにフッ素加工されているものもあります。

 


また、ロールケーキの型が無かった場合に代用できるものとして、主に「紙製のもの」と「金属製のもの」2種類に分けられます。

 

紙の着火温度は200250度ですが、お菓子作りの際はオーブンで160170度での加熱のため、紙の着火温度まで至ることはありません。

 

そのため、普通に使用していれば紙が燃えてしまうという心配はありません。

 

ただ、火加減や調理する時間に注意し、油を吸った紙を熱源に近づけると燃えやすくなるので、調理中、問題が無いか注意しましょう。

 

カワルンちゃん
アルミホイルなどの金属は、オーブンで使用することで発火することはありませんが、間違えて電子レンジで使用すると発火しますので、注意しましょう。

 

ロールケーキの型に代用品はこの5つがおすすめ!

【ロールケーキ型の代用品①】クッキングシート

 

お菓子作りに欠かせない「クッキングシート」。常備している人も多いのではないでしょうか。

 

クッキングシートは型に敷くだけではなく、作りたいロールケーキの大きさに合わせて型を作ることもできます。

 

(出典:Cpicon オレンジフロランタン&紙型の作り方 by sim♡♡ham

【用意するもの】

✔ クッキングシートのみ

長方形の型の作り方

  1. 作りたい大きさの一回り大きめに、クッキングシートを用意します。
  2. 作りたい型の大きさに合わせ、まわりを折りこんで、折り線をつけます。
  3. 長い辺の部分を、つけた折り線に向かって半分に折ります。折った幅が、型の高さになります。
  4. そのままの状態で紙を裏返しし、短い辺を最初につけた折り線に沿って折り、同様に長い辺も折り線に沿って折ります。
  5. 四隅の上部を、上からつぶすように三角に折って、家のような形にします。四隅を全て折ります。
  6. 上と下の辺を、外側に向かって折り返します。(家の屋根の部分にあたるところで半分に折ります。)
  7. 折った全ての辺を立たせれば、完成です。

カワルンちゃん
敷紙にクッキングシートの代わりに半紙(わら半紙)、クラフト紙、コピー用紙を使うこともできます!

 

お菓子をよく作る人や、専門家の人は、クッキングシートよりも半紙を愛用している人もいます。クッキングシートよりも、スポンジの表面がつるつるせずに仕上がるため、ケーキの見た目が良くなります。

 

また半紙は紙質が柔らかく、余分な油を吸い取ってくれます。

 

半紙の大きさが作りたい型の大きさに足りない場合は、重ねて敷けば大丈夫ですが、気になる場合は、重ね合わせる部分に油を少し塗るといいでしょう。

 

しかし、半紙やコピー用紙には、体に有害となるような薬剤が使われている場合もあり、熱を加えることで、健康に害になる可能性もあるかもしれないので、気になる人は、別のものを使用するとよいでしょう。

 

カワルンちゃん
クラフト紙は、程良く厚手なので、生地がしわにならずに焼き上がります。

 

【ロールケーキ型の代用品②】新聞紙

 

ケーキ作りに、新聞紙で型を作って使用することができます。

 

新聞紙が発火する温度は291度となっているので、ロールケーキの型としても代用できます。

 

【用意するもの】

✔ 新聞紙

✔ はさみ

✔ ホチキス

手順

  1. 新聞紙5枚ほどを重ねて、作りたいレシピの型のサイズよりも、3センチ大きめにはさみで切ります。
  2. 外側から3センチ内側に切り込みを入れます。
  3. 四隅の左上部は上から下方向、右丈夫は右から左方向、右下部は下から上方向、左下部は左から右方向に切ります。
  4. 切り込みを入れた部分は重ねて、外側を立たせ、四隅をホチキスで留めます。
  5. ロールケーキの型としてはこれで完成です。
    ※出来上がった型に、オーブンシートやアルミホイルを巻いて使用してください。

 

【参考動画】

 

カワルンちゃん
ホチキスを使っていますので、間違えて電子レンジで使用しないように気を付けてくださいね。また、留める際、セロテープは高温で溶けるので使用しないでください。

 

ケーキの型の代用に使える新聞紙ですが、一方で、新聞紙を食品づくりに使用することに対して心配の声もあります。

 

最近の新聞紙に使われているインクは、環境に配慮したソイインクと、有機顔料インクがあります。ソイインク(大豆インク)は植物性由来のもので、環境や人体に害となる作用はないそうです。

 

しかし、実際にどういったインクを使用しているのかについて新聞社各社は社外秘としており、はっきり分かりません。黒いインクはカーボンブラックを原料としていて、有機顔料系インクは発がん性が指摘されています。

 

カワルンちゃん
新聞紙の型に直接入れるのではなく、敷紙やアルミホイルを敷いて使用するため、生地に直接インクが触れるわけではないので、問題はありませんが、気になる方は別の材料で代用するといいでしょう。

 

【ロールケーキ型の代用品③】アルミホイル

 

アルミホイル単体で型を作ることは難しいので、紙で型を作り、その周りにかぶせるとよいでしょう。

 

焼き上がったスポンジがはがれやすく便利です。

 


しかし、アルミニウムを多く体内に摂取すると脳細胞の増殖速度を低下させたり、健康に影響がある可能性があり、研究が続いています。

 

アルミホイルが食品に浸出していく可能性は、トマトジュースやレモンのような酸性で液体の食品のものが高く、スパイスを使用すると更に危険性が高いという研究があります。

 

カワルンちゃん
ロールケーキのスポンジには、酸性のものやスパイスを使用することはないので問題はありませんが、こちらも気になる方は、敷紙を使用するとよいでしょう。

 

【ロールケーキ型の代用品④】バット、ホーローバット

 

揚げ物などで使用する「バット」。

 

ステンレス製やアルミ製、ホーローのバットは、大きいものであればロールケーキの型に代用できます。

 

代用する際はお使いのものが、オーブン対応のものかどうかを確認しましょう。

 

バットの大きさによっては、ロールケーキのスポンジの大きさが少し小さくなってしまうかもしれませんので、生地の量を減らすなど調整してください。

 

バットを使うときは、オーブンペーパーを敷くのをおすすめします。

 


シートにバットの底の面に沿って折り線をつけ、そこから四隅を斜めに折り、ハサミで切り込みを入れて、敷紙として使用しましょう。

 

または、直接バターや油を塗って生地を流し込んで焼くこともできます。

 

【ロールケーキ型の代用品⑤】天板

 

オーブンで使用する天板をそのままロールケーキの型として使用することが出来ます。

 

天板にクッキングシートなど敷紙を敷いて使用しましょう。

 

カワルンちゃん
天板の底に溝などなければ、バットと同じように、バターや油を塗って使用することもできます。

 

ロールケーキ型の代用品として向かないもの

①牛乳パック

ロールケーキの型がない場合、牛乳パックを切って開いて型を作り、敷紙やアルミホイルを敷いて使用する人もいます。

 

牛乳パックの材料は、ポリエチレンラミネートと紙、ポリエチレン層でできています。

 

紙はスポンジを焼く際の温度では燃えませんが、ポリエチレンラミネート部分が80度くらいで柔らかくなって、溶けてしまいます。

 

敷紙を敷いていれば、スポンジに直接ポリエチレンが付いてしまうということは無いかもしれませんが、溶けたポリエチレンが食品に付着する可能性があります。

 

カワルンちゃん
そうなるとポリエチレンも一緒に口に入れてしまう可能性があるため、牛乳パックでの代用はしない方がいいでしょう。

 

②お菓子の空き缶

空き缶の内側には塗装されているものもあり、耐久温度が高くても120度くらいとなっています。

 

熱を加えることが前提に作られているわけではないので、生地をじかに入れない方がよいでしょう。

 

カワルンちゃん
使用する場合は、敷紙を必ず敷いて下さい。

 

まとめ

まとめ

 

 ロールケーキの型の代用には、紙製と金属製の2種類がある。

 

 ロールケーキの型に代用品は、以下の5つがおすすめ。新聞紙、バット、天板での代用においては、敷紙を敷くと良い。

 

【クッキングシート、新聞紙、アルミホイル、バット、天板】

 

 牛乳パックや空き缶での代用はやめた方がよい。