お菓子作りやオーブン料理などでよくある「ツヤ出し」は、卵黄やバターなどを表面に塗りますよね。
通常刷毛を使うことが多いと思いますが、なかには「刷毛が固まってて使えない!」なんて人もいると思います。
そこで今回は、料理&お菓子作りに最適な『刷毛(ハケ)の代用品』をご紹介します。
ご紹介する代用品はどれもどこのご家庭にもあるものですので、刷毛がない、使えない、という場合には試してみてくださいね!
目次
刷毛(ハケ)の代用品はこの6つがおすすめ!
料理やお菓子作りに使う刷毛には短い筆のようなもの、シリコン製のものなどがあります。
これらは実は簡単に作ることができます。
使い勝手は刷毛に劣るものの、ちょっとした作業なら使えないことはありません。
出番は少ないものの、ないと困るのが刷毛。
ここからは、そんな刷毛の便利な代用品をご紹介します。
【刷毛(ハケ)の代用品①】キッチンペーパー
ティッシュペーパーよりも厚手で油をきったり掃除にも使えるキッチンペーパー。
実はこのキッチンペーパーは刷毛の代わりとして使うことができます。
ズンダあんがあって さて何作ろうか❓ 昼にピザを薪ストーブで焼いたので そのままパン生地も作り
くるみも刻んで巻き込み カットしてズンダパンを焼いてみました
ハケが無い でキッチンペーパーを丸めてカットしてハケ状にしてみた! 素人のパン の出来栄え でも味は良し pic.twitter.com/LEWG6QzjOS— 浅間しおん (@shuna2004) February 12, 2018
油や卵黄などを吸い込み過ぎないため、表面にツヤを出す程度であれば問題なく代用できます。
【用意するもの】
✔ キッチンペーパー
✔ (あれば)割り箸
手順
- キッチンペーパー1枚を細長い形になるように3~4回折り畳むか、縦に3~4回切って細長い形にします。
- 細長くしたキッチンペーパーの両端のうち、片方を持ち手として、反対側の端にバターや卵液などをつけて刷毛の代わりにします。
- 持ち手が不安定で塗りにくい場合は、キッチンペーパーを4~5cm四方に折るか切って、わり箸の割れ目の方にキッチンペーパーを挟んで塗るのがおすすめです。
【刷毛(ハケ)の代用品②】クッキングシート
オーブンシートやクッキングシートも刷毛の代わりとして使えます。
パイ生地に卵黄を塗るハケを捨ててしまい、代用はないかと調べたらクッキングシート!!!それより、え?パスタ?何かしらこの謎にワクワクするオーブン料理www ダブルでビックリだわ(笑) pic.twitter.com/OehrZKgPr0
— unumagic (@unumaunuma) March 28, 2017
刷毛で困るのが使用後にきれいに洗うことではないでしょうか?油が中まで入り込んでしまうと、きれいに洗うのが大変ですよね。
しかし、この刷毛であれば、使い終わったあとに捨てられるので洗う手間が省けますし、衛生面でも安心です。
【用意するもの】
✔ クッキングシート
✔ わり箸やお箸
✔ 輪ゴム
手順
- クッキングシートを10cm程用意します。
- わり箸やお箸の先端にくるくる巻き付け、輪ゴムでしっかり留めます。
- クッキングシートを刷毛のようにキッチンばさみで切り込みをいれれば完成です。
【参考】
【刷毛(ハケ)の代用品③】使っていないシリコンカップ
お弁当に入れるシリコンカップも刷毛の代用品として使えます。
基本的にはクッキングシートと同じ作り方ですが、シリコンはしっかりしているので細かく切り込みをいれた方が使いやすいです。
また、切り込みを入れるので捨てても良いもので試してみてくださいね。
【用意するもの】
✔ シリコンカップ(小さめ)
✔ わり箸やお箸
✔ 輪ゴムやテープ
手順
- シリコンカップの底、真ん中にわり箸が通るくらいの穴を開けます。
- カップの周りを細く切り込みを入れていきます。
- シリコンカップにわり箸を差し込み、輪ゴムで刷毛のように留めたらOKです。
【刷毛(ハケ)の代用品④】バラン
お弁当に入れるバランも刷毛の代用品として使うこともできます。
つるつるしていて、刷毛自体にそれほど含ませることはできないため、「ほんの少し照りをつけたい時」や「小さいものにちょんちょんと付けるたい時」におすすめです。
【用意するもの】
✔ バラン2~3枚
✔ わり箸やお箸
✔ テープ
手順
- クッキングシートのようにわり箸やお箸の先端にバランを2~3枚を巻き付けます。
- テープで根本を留めて、バランにキッチンばさみで刷毛のように切り込みを入れれば完成です。
【刷毛(ハケ)の代用品⑤】スプーン
工夫せずに身近なもので代用する場合は、スプーンで代用することもできます。
【用意するもの】
✔ 小さめのスプーン
手順
スプーンで垂らして、カーブの部分で塗り広げましょう。
できたできた。 オーブンの目盛り剥げてて読めないけど、オーブングローブもないけど、卵黄塗るためのハケもスプーンで代用したけど、そこそこそれっぽいものができた。 pic.twitter.com/h21vchgJIE
— Akeキリ (@k_r_ake) October 18, 2014
【刷毛(ハケ)の代用品⑥】指
ちょっと塗るのであれば、指でも塗ることができます。
刷毛よりも自由度が高く、カーブした面にも平らな面にも簡単に塗り広げることができます。
ハケ無かったから指で卵黄塗ったけど、良い感じに焼けた!
ハートの器だよ〜〜オーブンから異音がするぞ? pic.twitter.com/2wXlPv6hT1
— (@ERIE3gold) February 22, 2019
ただ、作業する前には必ずよく手を洗うようにしましょう。
【用意するもの】
✔ (あれば)薄手のビニール手袋
手順
塗りたいものを指にとって、塗り広げるだけでOKです。
注意点や代用品として向かないもの
刷毛の代用品を使うときの注意点としては、「繊細な作業には使わない」ことです。
代用品は刷毛ではありませんので、刷毛でできるような細かな作業には向いていません。
そのため、細かな凹凸のあるところにくまなく塗りたい時や柔らかい面に塗りたい時などは、やはり刷毛を用意した方が良いでしょう。
ちなみに刷毛の代用品には適度に「しなる」ものがおすすめですので、すぐに折れ曲がったり元に戻らないアルミホイルは代用品には不向きです。
キッチンペーパーやクッキングシートと同じくキッチン用品ではありますが気を付けましょう。
また、ラップについても薄すぎ・柔らかすぎるため、刷毛のように作る場合は不向きです。
ただ、ラップは指で塗る際に、指に巻きつけて手袋代わりに使えます。
まとめ
まとめ
✔ 刷毛がない時は、キッチンペーパー、クッキングシート、バラン、シリコンカップといった、料理やお弁当に使う小物が代用品として使える。
✔ スプーンでも代用可能だが、使う場所には気を付ける。
✔ 指で塗る場合は衛生面に考慮する。
✔ 代用品では細かな作業はできないので、そのような場合はきちんと刷毛を用意する。
✔ 同じキッチン用品でもアルミホイル、ラップは代用品に不向き。
✔ 絵筆は毛が抜ける可能性があるので、新品であっても使わない。