【ジャムに入れるレモン汁の代用品 4選】代わりになるのはコレ!!オレンジなどおすすめ代替品を紹介!

 

旬の果物が安く手に入る時期なると、ジャムを作りたくなりますね。

 

自分の好みに合ったジャムは、市販のジャムよりも美味しいものです。

 

たくさんの果物を買ってきて、自宅でコトコト煮始めてから、レモン汁がないことに気付き、ハッとした経験はないでしょうか?

 

カワルンちゃん
やばい!レモン汁がない。どうしよう…

 

自宅にレモンがいつでもあるご家庭はかなり少ないと思います。近くのスーパーにも、いつも新鮮なレモンがあるとも限りませんよね。

 

そこで今回は、『ジャムに入れるレモン汁の代用品』についてご紹介します。

 

ご自宅でジャムを作るときに、ぜひ参考にしてみてください。

 

ジャムに入れるレモン汁の役割は?代用品を選ぶ際のコツは?

 

ジャムの作る際には、果物、砂糖、レモン汁3つ材料が基本になります。

 

レシピによっては、3つの材料を全て混ぜてから煮込む作り方と、砂糖と果物を煮込んでから、最後にレモン汁を加える作り方などがあります。

 

ジャムにレモン汁を入れる理由(役割)は主に3つあります。

 

レモン汁の役割

 

①ジャムを固めるため

ジャムにレモン汁を入れる最も重要な理由は、ジャムを固めるためです。

ジャムを固めるものは、ペクチンという果物の種や皮に多く含まれる成分になります。

イチゴや桃、ブルーベリーなど、ペクチンが少ない果物にはペクチンを追加しないと固まりにくいです。(砂糖が60%以上、pH3.5以下でより固まりやすくなります)

レモンはペクチンが多く含まれているだけでなく、クエン酸を含んでいるのでpH2を示します。そのため、レモン汁はペクチンが固まりやすい条件を整えてくれる役割があります。

 

②ジャムの色を良くするため

レモンに含まれるクエン酸は発色を良くする効果があります。ジャムはガラス瓶に入れるので、見た目もこだわりたいですよね。

果物は加熱によって変色しやすいものが多いので、酸性のものを加えることによって、変色を抑えることができます。

 

③ジャムに酸味を加えるため

砂糖をたっぷり入れるジャムは人によっては甘すぎて苦手なことがありますので、レモン汁の酸味を加えることで、より食べやすい美味しいジャムになります。

しかし、酸味はあくまでも隠し味程度の役割なので、入れ過ぎには注意が必要です。

 

上記から、レモン汁の代用品には、「ペクチンを含む」「pHが低いこと(酸性である)」の条件が当てはまる必要があります。

 

材料を入れて煮込むだけでできるジャムは、手作りすれば、自分の好みのジャムが作れます。

 

カワルンちゃん
レモン汁がなくても、代用品があればいつでもジャムを作ることができますね!

 

ジャムに入れるレモン汁の代用品はこの4つがおすすめ!

【ジャム入れるレモン汁の代用品①】ポッカレモン

 

ポッカレモンは、レモン汁100%でできています。

 

レモン汁そのものなので、同じ分量でお手軽に使うことができます。

 

カワルンちゃん
少量タイプもあるので、余らせて困ることも少ないでしょう。

 

【ジャム入れるレモン汁の代用品②】クエン酸

「ac 写真 クエン酸」の画像検索結果

 

スーパーやドラッグストアでも買えるクエン酸も、レモン汁の代用品になります。

 

プロはジャムを作るときにクエン酸を加えることが多いので、代用品としては一番おすすめです。

 

 

必ず食品用のクエン酸を使ってくださいね。レモン汁大さじ1に対して、クエン酸は小さじ1/2くらいの少量で代用できます。

 

カワルンちゃん
適切に保存すれば、傷みにくいところも魅力です!

 

【ジャム入れるレモン汁の代用品③】柑橘類の種や皮

「ac 写真 柑橘類」の画像検索結果

 

ペクチンは、柑橘類の種や皮に多く含まれています。

 

【柑橘類】

 

  • レモン
  • オレンジ
  • みかん
  • ユズ
  • ライム
  • カボス
  • シークヮーサー
  • キンカン

 

お茶パックに、オレンジやミカンなどの柑橘類の種や皮をいれて、一緒に煮込むとジャムが固まりやすくなります。

 

もちろん、オレンジやミカン、ユズなどの柑橘類の果汁でも代用できますが、使用した柑橘類の風味がつきやすいので、お好みで試してみてください。

 

 

カワルンちゃん
柑橘類にはクエン酸が含まれているので、発色を良くする効果と酸味を加える効果もすべて満たせますよ。

 

【ジャム入れるレモン汁の代用品④】リンゴの芯

「ac 写真 リンゴ」の画像検索結果

 

リンゴの芯にはペクチンが多く含まれています。

 

柑橘類が最も多くペクチンを多く含んでいますが、他の果物の種や皮にも含まれているので、柑橘類がないときは果物の種や皮をお茶パックなどにいれて、一緒に煮込んでみてください。

 

 

注意点は、果物の皮を煮込むときはよく水洗いしてから使用しようすること。

 

カワルンちゃん
安全な食品添加物ですが、防腐剤などの薬剤がついていることがありますので、しっかり洗いましょう。

 

お酢は代用品として向かない!?

「ac 写真 お酢」の画像検索結果

 

レモン汁の代用品として、お酢が紹介されることがあります。

 

もちろん、酸味をつける効果や発色を良くする効果はありますが、お酢のpH3前後なので、ペクチンを固める効果は低いです。

 

リンゴ酢など果物の果汁が含まれている酢であれば、ジャムの風味を邪魔しにくいですが、果物によってはさらりとした食感のジャムになります。

 

使わない方がいいお酢は、6つあります。

 

化粧水の役割

 

  • 穀物酢
  • 米酢
  • すし酢
  • バルサミコ酢
  • 黒酢
  • ワインビネガー

 

一般的な「お酢」や「酢以外に調味料が含まれているもの」「クセの強いお酢」を使うと、ジャムの果実風味が邪魔されてしまいます。

 

特に家庭で手作りするジャムは、たくさん煮込みすぎると失敗しやすくなるので、お酢の風味を飛ばしきれない場合があります。

 

カワルンちゃん
レモン汁の酸味とは少し違った風味が残るので、純粋に果物の風味を楽しみたい場合は、お酢を代用するのは控えましょう。

 

まとめ

まとめ

 

✔ ジャムにレモン汁を入れる理由は、ジャムを固めること、発色を良くすること、酸味を加えることの3つである。

 

✔ ジャムに入れるレモン汁の代用品は、「ペクチンを含むこと」「pHが低いこと」の2つの条件を満たすものを選ぶと良い。

 

✔ ジャムに入れるレモン汁の代用品として、以下の4つがおすすめ。

 

【ポッカレモン、クエン酸、柑橘類の種や皮、リンゴの芯】

 

✔ お酢はジャムに入れる代用品として向かない。